- 2015/03/24
- 黎明の書 巻之伍 まばゆき綺羅の陰に/篠田真由美
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都の争乱の後、イオアン達は宮廷に迎えられ、無事に襲爵することになった。上王ラドゥ十三世ミハイは一見非常に親切にもてなすが、イオアン達はその思惑を警戒しはじめる。そんな中、イオアンは上王家に対立するカノッスス一族の女当主に招待された。
表紙・挿絵がTHORES柴本なのは、この手の耽美絵を描く絵師を選んだらそうなったのかとか思ってたら、どうも吉田直と「トリ・ブラ」へのオマージュらしい。イギリスがアルビオンだったりするのはそのせいか。それにしても最近読む本にTHORES柴本率高い(笑)。
この巻は新ボス・キャラ、ミハイの巻。イリヤ叔父様とキャラかぶってね?顔は段違いってことになってるけども。ミハイの述懐はともかく、イオアンとラウルにはガッツーン、ドッカーンと次々事件が起こって話が転がるので、読み甲斐がある。
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- 2015/03/05
- 泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部/酒見賢一
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劉備軍の大逃亡に巻き込まれた魯粛は、うやむやのうちに諸葛亮のマブダチとして劉備軍との同盟提案を呉に持ち帰る羽目に。曹操南下の報に恭順派と開戦派のオヤジ達が侃々諤々する暴力団連合の呉では、虎グッズに身を固めたカシラの孫権が猛虎の雄叫びを上げた。決戦の地・赤壁に諸葛亮の怪しい踊りのせいなのかなんなのか東南の風が吹く!
三国志、三国志演義から各種三国志ストーリーズからサンゴクシシャン(三国志スキーな人々)まで斬りまくる酒見版ツッコミ三国志。時折、周瑜×諸葛亮BLツッコミが入り江森三国志を経由してる身には耳に痛い…。しかし本作だってほとんど白井三国志(江森版同様JUNE発祥だけどギャグ)じゃんか。女共には惚れられ、男共には男惚れされる美周郎が、ほぼ出ずっぱりで孔明にあんな目やこんな目に遭わされる巻。張飛のように、ぐんしーの言うことなんか聞いてられっか、というのが正しい態度かもしれない、ここんちの孔明は。
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- 2015/03/03
- ビーズで桜ブレスレットを作ってみた
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