01.06.29
亡くなる
物を書いていて、思った。
「亡くなる」という表現についてである。
「先生が亡くなった」
「父(もしくは母)が亡くなった」
「あの有名人が亡くなった」
などは、バッチリ決まる。
「兄が亡くなった」
「弟が亡くなった」
も、まあ、いい。
が、
「私の子供が亡くなった」
というのだけ、どうもしっくりこないのである。
きっと、私が「亡くなる」という表現を、敬語と捉えているために
生じる、感覚なのだろう。
自分の子供に敬語を使うのは、なんか変じゃないのか、と。
まあ、たとえ我が子でも仏になれば格が上がる、と考えられなくも無いが。
かといって、「私の子供が死んだ」というのもぶっきらぼうだし。
「私の子供が天に召された」だと、ちょっとロマンチックすぎるし。
いい言葉が浮かばないのであった。
誰か、肝心なところを教えてください。
「亡くなる」って、敬語ですか?
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