01.06.17
捨て犬くん
自分が書く小説、あいかわらずジャンルがわからない。
どこにどういう風に売り込めばいいのか、自分でもわからない。
なんか、いくらあがいても、
文学賞とは程遠いような気がしてならない。
自分のものが面白い、とは思うのだけど。
その「面白さ」という価値基準に、自信がもてなくなってきた。
まあ、そんなのは、皆さんそうなのだろうけど。
書くもの書くもの、路頭に迷わしているので、
ひどくかわいそうだ。
うちのパソコンの中で、捨て犬原稿が群れて暴れて、
フリーズ連続で、困る。
たまに一匹二匹、挨拶もなしに、いなくなってしまう。
そりゃ、逃げ出したくなる気持ちもわからないでもないけど。
でも、その度にどん底に陥るこっちの気持ちも察して欲しいぞ捨て犬くん。
どっかで、こんな意見を耳にした。
「暇を持て余した凡人が手を出しやすい順。 写真>小説>絵」
ごもっともな意見だが。ひどく傷ついたのも、事実。
かといって、小難しい文章を書こうとも思わないのだけれど。
どっかで活路を見出さないと、延々、このまま。
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