01.06.11
レアとか言うな


レア物。
すなわち、希少価値の高い物。

希少ゆえに値が高くなる。
需要と供給のラインにおける価格決定。
中学校時代に、社会科で習った。

ふるい商品がレアなのはわかる。 でもさ、新商品。
出る前から、希少って、どうよ。

ブライスって人形。パルコのCMに出てる奴。
今日、各地のパルコで、「復刻版赤髪ブライス・限定発売」されるの。
発売元はタカラ。
その数量があまりにも少ない。
例えば、池袋だと、たった50個。
ところが、前日の19:00には、すでに20人の徹夜組が列をなしてるっていう話。

そういうの、どうかなあ。
個人的には、嫌だなあ。
小さな会社が、「すんません資金力がなくってこれだけしか作れませんでした」
って言うのならわかるけど。

ブライスは例に過ぎない。
なんか、最近、「レア商法」みたいなやりかたがはびこってる気がする。

肝心なのは、買う側が、
「レアだから」
という購買意欲を払拭することではなかろうか。

興味がないくせに
希少だからという理由だけで買ってしまった高価な物を持ってると、
ハッと我に返ったときに、ひどく虚しい。

つまり、「物に縛られている」っていうのは、こういうことなのかもしれない。

補足。
希少なものは、
本当に「欲しかった」人の手に渡って欲しいとおもいました。


今日の格言はなんかウンチクっぽくてエラソーなので、お詫びにヨタロー

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