03.01.15
散文坩堝




なにが良くって、なにが悪くって、そもそも良し悪しって何なのか。
わけわかんない。ほんと、子供みたいだけど、わけわかんない。

なんていうんだろう、当たり前といえば当たり前なんだけど、実に意外。
歳とればとるほど、みんな気味悪いほど変人。
ってことを、歳重ねただけわかってくる自分。

「その思考はまずいでしょ」ってことがかなりまかり通ってる。
「そんなんじゃ誰もついてこないよ」って人に、みんなぞろぞろついていく。

前向きは不便なので大部分却下。
後ろ向きが最大唯一の盾。これがまた堅い。

楽しさよりも安心をチョイス。
それは間違ってないよって言われてなお安心。
ふと思えてくる、「安心って楽しいかもです」。

気がつけば愚痴三昧。愚痴に群がるアウトロー集団。
次々集う貧乏人。愚痴が尽きたらシモネタ三昧。

アー泥沼化。

歳とると、その泥沼化さえ集団化=安心化=シモネタ三昧。

アー泥沼化。

いっそ、メルヘンに逃げる。
いつか王子様が。今度こそ宝くじが。次こそシークレット引き当てちゃる。

重みの原因は? 社会通念? 本能? 責任?

ともあれ、先送り。
その数々の先送りが、最大の原因。

次こそシークレット引き当てちゃる。




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