03.01.07
月9見たけど携帯電話




ドラマ見た。月9。「いつもふたりで」。松たか子。
雪国の片田舎で小説家を目指す松たか子は、新人賞に入選したといわれて東京へ。
しかし、それはサギ。支度金300万とられてしまい、路頭に迷う。
昔の同級生の男を尋ねてみると、彼はいい暮らしぶりの構成作家になっていて……。
そんな話。ラブだけでなく、「夢は願いつづけてれば叶う」というテーマが色濃い。
結構楽しめた。今後も見ちゃうかも。ドラマの中で小説家への道が険しければ険しいほど、感情移入できそう。

ただ。私が古いからそう感じるのだろうか。この主人公に携帯電話もたせるのは勿体無い。テレカ使わせればいいじゃないか。恋人の携帯にテレカからかけて「なんだよ東京は電話ごときで金がかかるな!」とか悪態つかせたいじゃないか。携帯もたせないことで、必然的に主人公は足を使い、場面展開しやすいじゃないか。だいたい、携帯使いまくってる奴が「貧乏」なんて言って欲しくないぞ(別にこの主人公は自分が貧乏とは言っていないけれど)。

何で聞いたか(見たか)忘れたけど、
最近では、街中で別行動するカップル・家族・友人が増えているそうで。
彼はビックカメラ、彼女はソニープラザみたいに。
で、あとで携帯電話で待ち合わせて、飯食って帰るの。
色気も情緒もあったもんじゃない。
街って言うのは、一度はぐれたら、二度と合えない恐い所なのだぞ!

って、どこの老人だよ私は。




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