02.08.04
板橋&戸田橋花火大会




八月三日の土曜日。
板橋&戸田橋の花火大会に行ってきた。毎年行ってる。これで七回目。

この花火大会は、荒川を挟んで、板橋側と埼玉側で同時に打ち上げられる。
それぞれで五千発強、合計1万発強なので、けっこうすごい。

いつもは埼玉側で見てきた。ナイスポイントがあって、ねっころがって見られるし、花火が真上に見えるほどの至近距離。
が、今年は趣向をかえて、板橋側で見ることにした。
区制施行70周年記念だとかで、ナイアガラなる仕掛花火が「世界最高2002メートルに挑戦」なのだ。

で、場所取り等、勝手がわからないので、早めに出た。
開始7時に対して、4時に着いた。早すぎ。そして会場はガラ空き。
結局、混みはじめたのは6時過ぎだったので、ちょっと損した気分。

余談。虫が多い。トンボ、バッタ、コオロギ、カエル。
最近の子供や若い人は、そういうの怖がるのね。
特に、カエルでギャーギャー騒ぐ女。その彼氏は、カエルにタバコぶつけて追う始末。
手で掴んだ事ないのね。肌の色は黒くて強そうなのに、男女とも。

さて、花火大会が始まった。
目の前で広がる大輪の花火は、やはり圧巻。
例年通り、板橋は変り種の花火を中心に構成、埼玉は大玉単発打ち中心で構成。

時間がすぎて、フィナーレ間近。
いよいよナイアガラ点火。
これは美しかった。まさに滝でした。
いつもは対岸から眺めていたが、これは目の前で見るべきものだった。
でも煙がすごくて、2002メートルという長さは視認できない。

さて、いよいよ感動のラスト・スターマイン!毎年コレが楽しみなのだ。盛り上がるぞ!
と思いきや。
ナイアガラの残った煙が、すべての視界を遮っている。
見えない。音だけしか聞こえない。
周囲の人たち、大ブーイング。
ああ、埼玉側のフィナーレも見えない。
なにも、見えない。
なにも。

ということで、来年以降は、また埼玉側に戻ることを固く決意。
観客の人種も、板橋側は、なんかイライラオーラが漂ってて恐かったし。




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