02.01.17
豆知識<狂牛病>



風邪ひいて仕事休んで、ゴロゴロテレビ見て仕入れた知識なので、
たぶん正確。間違っていたらごめんなさい。

狂牛病。牛がかかる病気。
ずっと「人間にはうつらない」と言われてきたけど、
実はうつるっぽいぞ、といわれはじめたのはわりと最近。
人間にうつると、病名は「新ヤコブ病」となる。

狂牛病と新ヤコブ病との因果関係は、まだ正確にわかっていない。
狂牛病の潜伏期間が長い(10〜20年と言われている)からだ。
が、症状が良く似ている。
脳に、スポンジ状の穴があき始める。
それにより、平衡感覚が無くなる。 人間だと、記憶力が悪くなり、体中に痛みを伴う。
発病後、数ヶ月から二十数ヶ月で死に至る。
治し方、未解明。

新ヤコブ病。なぜか、若者に発病する。
イギリスで発病した人は、なぜか10代〜20代の若者ばかり。
その理由は、ナゾ。

イギリスでは、ピーク時で、三万頭強の牛が狂牛病にかかった。
一方、狂牛病が感染元とみられる新ヤコブ病にかかった人は、まだ十数人。
発病比率は少ないと言える。
けど、はじめに言ったとおり、潜伏期間が長い。だから皆、不安。

イギリスは保守党から労働党に政権が移り、
狂牛病対策を徹底。
500万頭以上の牛を焼却処分。
牛の発病する「生後30ヶ月」を超えた肉は出回らないよう徹底管理。
家畜のエサに肉骨粉を一切使わないようにした。

肉骨粉。
牛や豚の骨を粉にしたもの。
学者の中には「本来草食動物である牛に、
肉食、さらに共食いを強要してきたのが、狂牛病の根本」という見方もあるらしい。

保守党時代のイギリス政府と、今の日本政府の対応がそっくり。
安全宣言を繰り返してみたり、大臣が肉食べてみせたり。
けど、対策らしい対策をしていない。


と、いうことだそうです。おしまい。



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