01.12.29
尊大と卑屈の中間


いつも怒った顔して、頬の「笑い筋」とか全く発達してなくて、
無愛想で、タメ口炸裂な人。
「お前のその尊大さはどこから来るのか」と問いたくなる。

いつもヘラヘラしていて、口癖がゴメンナサイで、
自分のペースというものを持ち合わせていなくて、みんなからザコ扱いされてる人。
「そんなに卑屈にならずに、もうちょっと自信をもちなよ」と忠告したくなる。

ふと自分を振り返ると、その中間。
それはそれで、「キャラ立ってないじゃん。ダメじゃん」と思う。
前述の二者に憧れる事さえある。

立場がえらい人なら、
偉そうでも「さすが貫禄」と誉められそうだし、
卑屈でも「物腰が低くて立派」と感心されそうだ。
羨ましいことだ。

どちらにせよ、中間が一番つまらんかもしれない。



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