01.10.03
躁の気


同窓のノッポ氏とかなり久々に再会した。
ノッポ氏は、ハンサム氏になってた。

「私は変わったか?」と彼に尋ねると、
「内面は、昔のまま」と答えた。
「じゃあ、外面は?」と聞くと、
しばらく言葉を選んでから、
「躁の気があるな」と言われた。

ともあれ、高校時代の友達ってだけで、
こうも馴れ馴れしくていいのかというほどに、
近況に対する暴言吐きまくってきた。
そんな私を終始笑顔で見守ってくれていたハンサム氏。
成長しているのだなと、後になってひどく感心した。
いいないいな。
向こうも後になって、私をそう思ってくれてるといいな。

あ、躁の気炸裂じゃ、有り得ないか。



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