01.09.30
部外者面、関係者面


京橋の「映画美学校」というところで、ペイネの試写会を見てきたのだ。

沼田元氣氏や、服飾家のミナガワ某さんなど、舞台あいさつもあったり。

場所といい、有名人が来てることといい、
こちとら部外者感が強くて、いたたまれぬ気分だった。
他の人みんなが、関係者っぽく振舞っているように見えてたまらない。

待ち時間、イップクしたら、落ち着いた。
落ち着いてたら、声をかけられた。
「あの、すみません」
振り返ると、若いカップル。
「試写会は、こちらですか?」
「はい、そうですよ」
「あの、トイレはどちらですか?」

どうやらこのカップル、私を関係者だと思ったらしい。
「いや、わかりかねます」と答えると、
照れくさそうに走って逃げた。

なんだかなあ、そんな風に見えるのかなあ、と複雑な気分でその場を去ろうとすると。
そのカップルの女の子だけ、走って戻ってきて、メモ帳を差し出した。
「あの、すみません、サインください」

え? 私は何に見えてたの?



映画「ペイネ」の絵柄ってこんな感じ、の図。
やばい、似ても似つかないわ。
わかりやすくいえば、NTTのマナーCMの絵を同じイラストのつもり。
点の目と、ポッコリボインが特徴(間違った認識)。



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