01.08.23
今日の体育はジャンプの授業


受身って、すばらしい。

中学・高校と6年間「柔道」をやらされた。
痛いのであまり好きな授業とは思っていなかった。
授業態度も、ほかの授業と同様、テキト〜にやっていた。

柔道の授業では、まずはじめに「受身」を教えられる。
転んだ時に、体全体で衝撃を吸収できる、うまい転び方の事だ。

この受身に、何度助けられた事か。
不意に転んだ時や、二階の窓から落ちた時(これホント)、
いつのまにかやっていた受身によって、大事には至らなかった。
条件反射ってやつだ。

柔道の授業は、男子だけじゃなく女子もやったらいいのにな、と常々思う。
と、同時に、
ジャンプの授業も、男子女子、ともに必修すべきだと考えるぞ。

ジャンプの授業。
すなわち、「車が来た時にとっさにジャンプして、ボンネットに飛び乗る練習」のこと。
……大抵の場合、車に轢かれそうになったら、体が硬直してしまって身動き取れないだろう。
轢かれて、車の下敷きになるのは、なんとも痛そうだ。
が、ジャンプの条件反射が身についていたなら、被害を最小限に食い止められそうだぞ!
トラックとかだと、意味が無いけれど。

いやいや、思い付きではなく、経験からの提案なのです。
私は一度、それで助かっているのです。
そう、私には「条件反射ジャンプ」が身に備わっているのです。
なぜなら、練習したからです。
小学生時代に、「交通事故って、ジャンプでなんとかなるんじゃねえの?」と思いつき、
通り過ぎる車にタイミングを合わせてジャンプを繰り返していた数年間。
そして高校生になって、友達とふざけている時に道路に飛び出し轢かれそうになった瞬間、
記憶の奥底に眠っていた「ジャンプ」が目をさまし、発動したわけです。

熱く語った結果、今日の格言は長くなってしまったスミマセン。

実際、授業に取り入れるならば、
「逆跳び箱」の形がよろしいかと。
普通の跳び箱は、止まっている箱に、走っていって飛ぶが、
逆跳び箱は、迫ってくる箱を、その場で飛ぶの。
もしくは、「逆馬乗り」。
普通の馬乗りなら、腰をかがめた人に、走っていって乗っかるが、
逆馬乗りは、腰をかがめた人が走りこんでくるの。



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