01.07.10
ステレオタイプ
ステレオ‐タイプ
1 =ステロばん(印刷法の一種)
2 ありふれたやり方。きまりきった型。紋切り型。特に、心理学で人間の行動・思考・性格の反応が一様である場合の規格判的な行動様式。ステロタイプ。
小説を書いていて、ステレオタイプなものが出来上がった時、
自分の凡才ぶりを思い知らされる。
これはすごいものを書いた、今まで見たことも無いような展開だ、
というものが出来ても、他人から「この話ステレオタイプだね」と指摘されると、
顔から火が吹き出る。
が、最近気づいた。
応募して、そこそこの結果を出した私の小説。
「顔から火が吹き出る」ような小説が、むしろ強い。
逆に、自信作は、総すかんだ。箸にも棒にも。
複雑な気分だ。
どうしたらいいのかわからなくなってきた。
今回も、そういうものだ、と割り切るべきなのだろうか。
そういうものだ、が最近多すぎて、困る。
目に見えて、頭の回転が鈍っている。自分で解る。
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