05.07.19
言い聞かせ・ゆとり
子どものしつけ(この言葉きらい)は「いいきかせ教育」を心がけましょう、とテレビで教育研究家なるおばちゃんが言ってた。
ダメ、と怒るだけではなく、なぜダメなのか、ダメなことをするとどうなるのか、教える。万事その調子で子供としつこく接する。
うん、理詰めの思考パターンだと、うまくいってるときはいいんだろうな。イチローみたいに。
でも、うまくいってないときの理詰めって、よりダウナーになるだけなんだよね。理詰めた結果が「オレ存在意義なし」みたいなことになっちゃうと、もう目も当てられないし。
あと、理詰めタイプは自己完結型が多い気がする。人に相談しないの。面白いことあっても人に教えようと思わず、辛いことは抱え込み。
世の中もうちょっと「周り巻き込み型」がいてもいい気がする。
「理屈じゃない、エネルギーと気分だ!」といった「理不尽教育」みたいなのも必要なんだろうな。ちょっと間違えば虐待につながりかねないけど。
下記、7/18のヤフーニュースからコピペ。
中学生の半数以上が「自分が好きではない」ととらえ、小中学生の七割近くが疲労感を、さらに五割近くが「自分はいつかキレるかもしれない」と感じていることが、民間の教育研究団体「麻布台学校教育研究所」(原崎茂所長)が実施した「今子供たちの心の中では」と題した小中学生の意識調査で十七日分かった。山口県光市の高校爆発事件や東京都板橋区の社員寮管理人夫婦殺害事件など、各地で児童生徒による殺傷事件が相次ぎ、そのたびに「命の大切さ」や「心の教育」が繰り返し叫ばれるが、同研究所では調査結果から、子供たちが「自分が好き」という自己肯定感をはぐくむ大切さを訴えている。
理詰めた結果、自分を好きになれる人間は、そう多くないと思う。
その現れのひとつが、「将来の夢・ナンバーワン=公務員」なんて答えなんだと思う。
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