04.09.25
ジャンヌダルク
テレビでやってたリュックベッソンの映画「ジャンヌダルク」を見た。
なにこれ、要約するとこんな話?
神の啓示を受けて戦ったジャンヌダルク。でも敵に捕らわれ、神に救いを求める。
神登場していはく「ジャンヌ、お前なにやってんの?」
ジャンヌ「はぁ? だって戦えって言ったじゃん」
神「言ってないよ、それお前の思いこみ。つかお前、思いこみ激しすぎなくね?」
ジャンヌ「マジで? あー、そう言われてみると、そんなこと言われてなかったかも。いやあ、ちょっと妄想癖あったもんで。やべ、懺悔します」
神「汝を許す」
で、ラスト火あぶり。
こういう解釈でよござんすか?
この話は、脚本家のノリツッコミ、ですな。
神がジャンヌの矛盾を追及する場面、アレはつまり、脚本家が自分で書いたシナリオの矛盾点を並べ立てただけな感じ。なんか都合良すぎだし説得力に乏しい。
つーかさ、最初にシャルルに会ったとき、本物のシャルルを見抜けたアレ。アレは何なの?奇跡ちゃんとおこしてんじゃん。アレも含めて「ジャンヌの思いこみが起こした産物」つーのなら、それはそれで相当ですぜ。
まあ、ジャンヌ協会みたいな団体からの攻撃をかわす逃げ道つくっといたってところかな。
もしくは、脚本家が自分でまいたタネにツッコミ入れられず、放置しただけとか。
こういう話見ると、非常に元気が出る。
よーし、オレも頑張るぞ、と。
こんなの世間に垂れ流してもゆるされるのなら、よしオレも、と。
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