04.04.06
相棒がいてこそのガンバ



東京MXTVで、ガンバの冒険が始まった。待望の再放送。
ガンバの冒険は、どこのレンタルビデオ屋でも置いてそうなイメージあるけれど、
もうレンタル用に生産していないので、新しいモノは皆無。
置いていても古いビデオで画像ホゲホゲだし、店で廃棄してしまっていることも少なくない。
セルDVDは出ているけれど、全部集めたら3万円強。チト痛い。

ともあれ、テレビ再放送の第一話を大事に見た。
久々に見て、思った。
「あ、ボーボが、えらいのか」

第一話解説。町ネズミのガンバは、海が見たくてたまらない。
そこで友達のボーボをつれて、川を下って海を目指す。

そう、ボーボ。ガンバは、ボーボがいないと、あんなに自信たっぷりでいられない。
ボーボは、元気爆発のガンバを尊敬している。あんまり真似したいとは思っていないけど、でもカッコ良く見えている。
ガンバは時に、自分勝手で冷たい。例えば、こう。
なかなか海にたどりつけない二匹。ボーボが、もう帰ろうと言い出す。するとガンバが、
「10日も川を下ったんだい。さあでっぱつでっぱつー! 嫌ならここでお別れだい!」と言い、行ってしまう。
ひどい。ボーボ、怒って当然。でもボーボは、すぐさま
「ガンバー!」と追っかける。
これがえらい。こういう、どこまでも追いかけてきてくれる、頼ってくれる、尊敬してくれる相棒がいると、
どんどん先に行ける。上を目指せる。その期待感に応えたくなる。

海を見たいガンバと、海を見たいガンバを見ていたいボーボ。
この構図、羨ましい。





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