03.12.22 ケノタビ



千代田線の車内で、高校生くらいだろう学生二人の会話。
Ａくんは、背が高いニキビ。
Ｂくんは、姿勢が悪く体格のいいゴリラ。

Ａ「毛ってさあ」
Ｂ「ん？」
Ａ「毛ってさ、なんであんなに部屋に落ちてるんだろうね」
Ｂ「あいつらは、生きてるからな」
Ａ「なるほど、確かに生きてるな」
Ｂ「便器とかにもさ、ありえない高位置に付いてたりすんじゃん」
Ａ「この前なんか、パソコンのキーボードの中にいたぜ、しかも大量に」
Ｂ「あいつらはさ、旅をするな」
Ａ「ああ、しかも、結構な旅好きだな」


確かに。旅好きだな。





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