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閑話休題(山崎パン編) |
昔、アルバイトしていたコンビニは、近所に会社や工場などが多くあるため、いろいろな人が買い物に来てくれました。
毎日のように買いに来てくれると顔なじみになって仲良くなったりして楽しい毎日なわけですが、バブル景気の頃から外国人を従業員として雇う会社が徐々に増えてきた頃の出来事です。
東南アジアのかたは、「イスラム教」の方が多いのですが、宗教にほとんど興味のない私は、ご迷惑をかけてしまったことがあります。m(__)m
昼食を買いに来てくれた外人さんが、
「カレーパン」を持ってレジに並びました・・・
お客さん「ビーフ?」
わたし「カレーパン」
お客さん「ビーフ。ノー?」
わたし「ノー。ノー。カレーパン!」
お客さん「OK」(^^)
カレーパンを「肉か?」と聞かれて、それはカレーパンだ。と答えたつもりですが、どうやら、わたしは勘違いをしていたのです。
カレーパンをかぶりついた彼は、突然、食べたものを吐き出しました。
わたしは「??」の状態で見ていると、カレーパンの中を指差して、「ビーフ、ビーフ」と怒りだしたのです。。びっくり!
後で聞いたら、イスラム教の人にとって、牛は神聖なもので、食べてはいけないものらしく、「中に牛肉が入ってるのか?」という確認だったのです。
それを私は「なんで、パンが肉なんだ?」と思い、「カレーパンはパンだ!」と自信を持って答えてしまっていたのです。
ごめんなさい<(_ _)>
その後、彼が断食したかどうかはわかりませんが、食べてはいけない物を口に入れただけでわかってしまう彼らに感服いたしました。
ただ、食べてはいけない牛肉を、なぜ判別できるんだろ?って疑問もありましたけど(^_-)ネッ |
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