■イーモバイルのポケットWiFi価格/料金比較
最近のポケットWiFi情報
『WiMAXよりイーモバイルLTE?』
イーモバイルが先行して契約数を伸ばし、そのため回線がパンク気味なことがありました。 そのころWiMAXが盛り返し、『速度はWiMAX』という流れになりましたが、 イーモバイルがLTEを投入し、ふたたび盛り返し気味です。 比較記事を見てもイーモバイル押しのところが多いです。
速さというより屋内や地下でイーモバイルがおすすめとなっています。
こう見るとWiMAXは選びにくく…そのうちWiMAX2が出てくると思いますが、 速度は早くなりつつも電波の性質上なかなか難しいようです。
てなわけで。しばらくはイーモバイル優勢かと思います。
まず料金。現在は最新ハードでも0円なので、初期費用0円、月額利用料3880円です。 ハードは12年7月に出た“GL04P”を考えてみてください。
で…そもそもLTEとはなんでしょか??
LTEはいわゆる次世代通信で“速いサービス”です。 ポケットWiFiは初代7.2M、続いて21M、42Mと進化してきて、現在75Mまできました。 この75MのサービスがLTEに当たります。名前は違うけどドコモでいうXi(クロッシィ)です。
見てると実測は10M程度のようで、ま、モバイルとしては十分かなと思います。
- 「EMOBILE LTE」レビュー、ドコモXiとの比較
- 実測20M超級、イーモバイルLTE
- イー・モバイル、「EMOBILE LTE」を3月スタート
- EMOBILE LTEの速度を早速5つのテストサイトで測定してみた
- 重さ69gで10時間駆動のWiMAXモバイルルーター「Mobile Cube」
というわけで。ポケットWiFiに決めるなら初期費用0円、月額3880円、2年縛りです。 半年ほど前の機種GL01P、02Pもありますが、最新の04を選んどけば良いと思います。
<モバイルWiFiの元祖>
『モバイルWiFiの元祖?』
ここからはモバイルWiFiの変遷メモを残しておきます。 何かと流れを知っておくと現在の位置づけもわかりやすいです。
まずノートPCでネットというとデータ通信カードを思い出します。 横にスロットが付いていて、そこにカードを入れて通信…エアーエッジなどあったナと。
それからコンパクトフラッシュタイプも出て、結局はUSBタイプに落ち着いていきます。 それでも横にチョコンと出ていて“ちょとジャマ”という感じです。
そんななか09年10月ころにポケットWiFiが登場です。 09年末までに評判が広がり、外でネットするユーザーに売れていきます。
- モバイルブロードバンドの未来像!? イーモバイルPocketWiFiの可能性
- iPhoneヒットの陰で“電話機じゃないケータイ”も増加
- Pocket WiFi + iPod touchは、iPhoneを超えるか?
パソコンもipodtouchもその他WiFi機器もコレ1台で…通信費を節約できました。 というわけで、10年前半にますます拡がっていきましたが、 そのころになるとWiMAXも品質が安定し、ドコモもポータブルWiFiを発売…競合が出揃ってきます。
実はホントの元祖といえば
こんなの
が09年初めに発売されましたが、いかんせんピッチ回線じゃキツく…
はじめは注目を集めてましたがめっきり聞かなくなりました。
<ポケットWiFi>
『ポケットWiFi3世代目?』
元祖の発売が09年末です。機種名がD25HW、次に出たのがGP01(11年3月発売)、 そしてPocket WiFi(GP02)です。11年7月に発売されました。
古い機種との主な違いは“最大通信速度”です。初代は確か7.2M、続いて21M、そしてGP02では42Mとなっています。 最大ですので実際は5M弱くらい?が妥当ですが、旧機種に比べれば速いようです。 ちなみに“EMOBILE G4”と冠が付いてますが、 これは機種名というより“イーモバイルの速い回線用契約プラン”という意味です。 42M対応機種がEMOBILE G4で契約できます。
- 下り42Mbpsのデータ通信サービス EMOBILE G4 発表。11月19日開始
- イー・モバイル、下り最大21Mbpsの「Pocket WiFi GP01」
- イーモバイル初代Pocket WiFi発表時の記事。下り最大7.2Mbps
で、ハードの価格ですが。発売からしばらくして0円になってました。 2年契約など縛りがありますが、近所でもネットでも同じ値段かと思います。
ハードは0円とわかりやすいですが、月額料金はコロコロ変わっているので気をつけてみてください。 4000円弱で契約できれば御の字ですが、時期によっていろいろキャンペーンも変わってきてます。
- EMOBILE G4 ギガデータプランが月額4480円〜になるキャンペーン
- イー・モバイル、「EMOBILE G4」が月額3880円になるキャンペーン
- 下り最大42Mbpsの「Pocket Wi-Fi(GP02)」が月額実質2000円台に、本体代も込み
- 月4580円データ通信も通話も定額、イーモバイルが本気を見せた通話定額無料キャンペーン
- イー・モバイルの「高速モバイル キャンペーン」発表、UQ WiMAX完全対抗価格を実現
ただややこしいのが契約プランです。
ドコモなどでもそうですが、イーモバイルでも契約プラン名がコロコロ変わります。 コロコロ変わるというか新旧入り乱れるというか…買うときはいつも勉強しなおしです。 少し前までは2年縛りのプランとして“新にねん”と“にねんM”がありましたが、 いまでは“にねんMの契約”が端末0円の条件となっています。
以前の私のメモにも“ポケットWiFi買うなら“にねんM、2年間は使え”とありますので、 オトクなにねんMに統一されたのかナと。ちなみに新にねんとにねんMの違いを比較したのは下記です。 どうやら解約時の手数料に違いがあったようです。2年経たずに解約した場合、にねんMのほうが割高でした。
なのでイーモバイルのポケットWiFiを買うなら“2年間は使うと決め打ち”するのが良いと思います。
また利用量に応じて料金が段階的に上がるプランもありますが、 こちらは端末を0円で買えなくなり、上限額も高いです。
以上がイーモバイルポケットWiFi(GP02)です。このあとLTEが12年3月に発売となりました。 冒頭の記事になります。
<海外でポケットWiFi>
最後にもうひとつメモしておきます。 ポケットWiFiは国内で使うこと前提ですが、海外で使う場合に関して面白い記事を見つけました。
- グローバルWiFi
- 海外で使う「Pocket WiFi」――現地SIMでの格安利用を体験
- D25HWを海外の現地SIMカードで使ってみよう(前編)
- D25HWを海外の現地SIMカードで使ってみよう(後編)
どうやらポケットWiFiはSIMフリー状態で、海外のデータ通信用SIMを購入すれば、 海外でも安い料金でネットができるようです。 仕事でよく海外に行く方はこの点もポケットWiFiのメリットです。