<ご挨拶>    2022/05/27 20:28更新

 ダイハツのOEMによりインドネシア工場で作られているトヨタ タウンエースバン、ライトエースバンは、ハイエースと軽バンの間に隠れて目立たない存在ですが、なかなか味のある車です。
 また良い意味で硬派な車です。現行のS400系は、2008年にリリースされましたが、2014年4月にマイナーチェンジを受け、排ガス対策とプライバシーガラスの追加がありました。
 全国を車中泊しながらのんびり走れて、又そのための準備に自分で手を加えやすい車ということで、タウンエースバン(S412M)を選びました。
 この車、仕事で選ぶ分には別に珍しくはありませんが、趣味でこれを選ぶのは、ちょっとマニアックな感じです。
 外車ではないのに輸入車というタウンエースバンですが、2014年7月にオーナとなりました。
 先にも書きましたが、この車の素晴らしいところは、シンプルな作りで自分でいろいろ手を入れられるところです。
 そんな飾り気のない昭和な香りを残すタウンエースバンについて、手を加えた部分も含め、このホームページで紹介したいと思います。
 私のタウンエースバンは、マイナーチェンジした2014年式、5速マニュアルミッションの4WDです。

2stジムニーのページはこちらから!




(2014年9月31日 車を購入して間もなく北海道で撮影)





<メニュー>

1.インプレッション 21.リヤアンダーミラーの撤去(2016/12)
2.納車時、販売店にお願いしたこと(2014/7) 22.外部電源取り入れ口の設置(2017/1)
3.アルミホイール(2014/7) 23.シャープAQUOS-TVの設置(2014/1→2019/8更新)
4.グローブボックスの照明(2014/8) 24.エアコンの温度調整(2017/1)
5.本革ハンドルと時間調整式間欠ワイパーの装着(2014/8) 25.簡単装着TVアンテナ(2017/2)
6.レカロシートの装着(2014/9) 26.リヤヒータにダクトを設置(2017/2)
7.シフトブーツの交換(2014/9) 27.LEDヘッドライトと自動消灯(2017/2→2019/8更新)
8.ベッド下に衣装ケース設置(2014/9) 28.リヤラダー装着(2017/3)
9.車中泊用ベッド&カーテンの取り付け(2014/10→2019/11更新) 29.左足用ステップ(2017/5)
10.太陽光発電システム、ソーラーパネル装着(2014/10→2019/8更新) 30.LEDフォグランプの装着(2017/6)
11.ルーフラックの風きり音対策(2014/10) 31.自作セパレータ(間仕切り)の設置(2017/6→2019/11更新)
12.クルーズコントロール装着(2014/10→2019/8更新) 32.構造変更二人乗り+ベッド (2017/6)
13.HIDヘッドライトとLED照明灯の装着(2015/1→2019/8更新) 33.無線アンテナ設置(2017/7→2020/3更新)
14.サイドカメラ(2015/8) 34.ヒッチメンバーの取り付け(2019/8)
15.天井灯の設置(2015/8) 35.サイクルキャリアの装着(2019/9→2020/5更新)
16.フロントカメラの設置(2015/9) 36.デイライト装着 PIAA DR305(2019/11→2020/10更新)
17.スライドドア下の照明(2015/12) 37.FFヒーターの設置(2020/3→2020/5更新)
18.折りたたみパソコンテーブル(2016/3) 38.換気扇の設置(2020/4→2020/5更新)
19.物入れかごの設置(2016/3) 39.無線用アンテナポール固定台座設置(2022/05/21)
20.二段ベッドを試す(2016/11) 40.作業を行っているガレージの様子、問い合わせ先など(2017/2→2020/5更新)





<1.インプレッション>

 車選びの段階で、この車のユーザ評価などをネットで調査しました。結果は総じて良くありませんでした。本当なのかということで試乗してみることにしました。
 トヨタにはこの手の車は試乗車を置いてないため中古車販売店を探してみました。
 最大の関心事は、運転席のペダルがタイヤハウスの関係で左に寄っていて運転しづらい、腰が痛くなるというものです。
 ペダル類は確かに左寄りですが、皆さんが言うほど私は違和感は感じませんでした。
 長距離を走れば確かに腰が痛くなるなどはあるかもしれませんが、試乗ではそれは確認できませんでした。まあ、仕事で毎日長距離を乗るわけではないのでよしとしました。
 この件に関しては後述のクルーズコントロール装着の項でも書きました。
 納車されてからいろいろな所を走り、使ってみて、これはかなり硬派な車だと感じています。
 何が硬派かというと、最近の仕事車のように何でも便利に用意されていて静かで快適に街を走るというのではなく、ひとことで言えば、ジムニー的な車ということです(笑)。
 現行でもMT車の設定があり、センターデフ式フルタイム4WDにデフロックを装備、マニュアルエアコン、高速でうるさい車内、手回しウインドウ、ビニール張りの床、物入れがほとんどないなど、優しくないことを上げたらきりがありません。しかし、それらは見方を変えればシンプルで無駄がないということになります。
 シンプルであるが故、この車は最低限の機能しか提供してくれません。あそこがだめだ、これが足りない、不便だと泣きごとを吐く軟弱者は、この車はやめておいたほうがよいでしょう。
 仕事車としての評価は他のサイトに任せて、これらのことをこの車の個性としてよしと考えれば、まったく見方が変わってきて楽しめる車です。
  悪いことを並べてしまいましたが、この車、足回りは思いの外しなやかで、バンにありがちなガチガチな堅さはありません。
 なので、乗用車からの乗り換えでも乗り心地での違和感はありません。悪評からすれば、これは思っていたより快適です。
 四駆ですが、デフロック付きと言ってもセンターデフロックであり、クロカン四駆のフロント、リヤまでデフロックするわけではないので、ロックしても前後のアクスルが直結するだけですが悪路からの脱出には効果はありそうです。雪道を走る場合はフルタイム4WDなので普通に走れば安定して走れます。デフロックをONにするのはスタックした時だけでOKです。
 運転席は着座位置が高く、フロントウインドウも角度が立っているため見晴らしが良く開放的で、それだけでも運転することが楽しい車です。
 タウンエースバンのミッションは、街中でも5速まで入ってしまうくらいローギヤードです。但し、エンジンの低速トルクがないためスタートでクラッチをラフに繋ぐとすとんとエンストしてしまいます。
 スタートしてしまえば、他車に遅れをとるようなこともなく、フレキシブルなエンジンと5MTのギヤチェンジを楽しみながら走ることができます。
 そんなわけで、街中でのギヤの使い勝手が良い分、高速では期待するほど燃費が伸びません。
 ちなみに高速を使った場合、12〜14km/L位というところです。
 また一般道では、都市部で7.5〜9km/Lくらい、郊外では60km/hくらいで流せると14〜16kmと、この車重とフルタイム4WDのフリクションロスを考えれば上できだと思います。

 以下は最近の燃費記録(満タン法)です。参考まで
 13.2km 12.7km 9.6km 14.4km 12.9km 8.4km 12.7km 12.9km 12.0km 12.2km 12.8km
 12.7km 13.1km 11.0km 12.6km 8.1km 11.7km 12.3km 6.6km 8.8km 14.6km 13.8km
 11.1km 10.3km 13.1km 11.3km 11.8km 7.4km 8.4km 11.7km 12.1km 14.4km 11.5km
  9.8km 8.7km 10.5km 13.3km 16.6km 11.9km 10.5km 11.7km 13.6km 13.3km 12.6km
  8.0km 11.7km 11.5km

 走行距離 11142.1km
 給油量 972.76L
 平均燃費 11.45km/L



(2015年1月23日スタッドレスタイヤに履き替えたところ)

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<2.納車時、販売店にお願いしたこと> 2014/7

ナビトヨタ純正のスマートナビ2DINとバックカメラを装着してもらいました。
ETCナビに連動する純正ETCを装着しました。
足回り純正オプションのモデリスタアルミホイールを装着してもらいました。
燃費計'enenpi'を付けるために車速パルスとインジェクション信号をケーブルで出してもらいました。
ボディーコーティングガラスコーティングをお願いしました。
その他フロアマット、荷室フック、モデリスタガーニッシュ、ラゲッジマット、ルームセパレートカーテンなど
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<3.アルミホイール> 2014/7

 タウンエースバンの標準ホイールは、鉄ホイールのため、純正オプションとして設定されていたモデリスタのアルミホイールを装着しました。
 銘柄の割りにリーズナブルな価格設定なので、かなりお買い得感がありました。
 標準の鉄ホイールには、冬用のスタッドレスタイヤを履かせておきました。
 どんな車も足元はアルミホイールがいいですね。



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<4.グローブボックスの照明> 2014/8

 タウンエースバンのグローブボックスには照明器具が付いていません。夜間グローブボックスを使う場合はちょっと不便です。
 そんなわけでグローブボックスを開けたら内部が明るく照明されるようにLEDランプを付けることにしました。
 電源はキーを抜いた状態でも照明が可能なように常に12Vが出ているバッテリーラインから取ります。

:助手席前のグローブボックス。照明がないので暗いときに不便なため改善しました。
:スイッチはカーショップで売っている近接スイッチを使います。グローブボックスを少し開けたときにLEDが点灯するように磁石とセンサーの位置を調整します。
堰Fグローブボックスの奥上。LEDは両面テープの付いた小さな基板に白色のLEDがむき出しで付いている簡単な物ですが、手に触れるところではないし、直接見えるものではないので、こんな物で十分です。

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<5.本革ハンドルと時間調整式間欠ワイパーの装着> 2014/8

 ハイエースなどでは定番の純正本革ハンドルへの換装をタウンエースバンでも行ってみました。
 ゼロクラウンから新車外しの純正本革ハンドルがオークションに出品されていたので、これを格安でゲットしました。
 少し加工が必要でしたが、ごらんの通り問題なく付きました。
 元のハンドルとの違いを比べながら、長すぎるところ、当たるところを削ればできあがりです。簡単に換装できて操作感、手触りも本革ならではのものになりました。
 ただ、SRSエアバッグの部分を取り扱うので、本来専門家に任せた方が良いと思いますので、やられる方はご自身の責任で行ってください。
 ついでに間欠ワイパーも便利な時間調整式のレバーに変えてみました。

:本革ハンドル
堰F時間調整式間欠ワイパーレバー(ファンカーゴ用)に交換しました。

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<6.レカロシートの装着> 2014/9

 車のパーツ交換で一番費用対効果が大きいのはシートではないでしょうか。初めてレカロシートを装着したときは、シートで車はこんなに変わるのかと、感動した記憶があります。
 それ以来同じレカロシートを使い回しています。タウンエースバンにも使い慣れたレカロシートを換装することにしました。
 レカロシートを装着する場合、普通は専用のシートレールが必要となりますがタウンエースバンの場合はアダプターなる物が市販されているので、それを使って装着することにしました。
 まず最初に標準のシートをばらしてレール部分をアダプターに移植します。シート部分はエンジンのメンテナンスの開口部の上に乗る形になっているので装着もちょっとやりづらいですが専門家に頼むほどの作業ではないです。
 私の場合は、シートの後方が低いのがいや(腰痛対策で)なのでその辺の高さ調整も行いました。シートの後ろを上げて座面を水平に近づけると腰痛が出なくなることが分かり、対策すれば効果は覿面です。これも自分の車改造の定番になっています。


:まず装着されている標準シートを外してシートとレール部分をばらばらにします。
堰F外したレールをアダプターに組み付けます。


:断熱シートやエンジンルームの上を覆う蓋などを組み付けます。
:組み上がったレカロシート
堰F後ろから見たところ

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<7.シフトブーツの交換> 2014/9

 合皮でできたシフトブーツがギヤチェンジの時に擦れてギュ、ギュ、と不快な音を出すので本革の物に交換しました。
 以前も同じ経験をしたので、その時と同じようにシフトブーツを本革で作ることにしました。
 できあがってきた本革のシフトブーツを装着すると擦れる音はまったく出なくなり、安っぽさもなくなりました。
 専門業者”コレミヤ”にお願いして作っていただきましたが、リーズナブルな費用の割りに、その素晴らしいできばえは感動ものです。MT車にお乗りの方にはお薦めです。
 シフトブーツを交換しただけでリッチな気分になり、ギュ、ギュ、という不快な音も出なくなりギヤチェンジが楽しくなりました。
 本革シフトブーツについては→ 5038.net コレミヤ


:純正の合皮シフトブーツ(シングルステッチ)
堰Fコレミヤで作っていただいた本革シフトブーツ(ダブルステッチ)を装着したところ。

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<8.ベッド下に衣装ケース設置> 2014/9

 車中泊の長旅用に、ベッド下に着替えなどを入れる衣装ケースを設置しました。

:引き出し式の衣装ケースをDIYで購入し、スライドドアを開けたところに設置しました。
:奥行きの長いケースなので着替えがかなり入ります。
堰F走行中に動かないように、ケース全体をイレクターパイプに固定しました。また、走行中に引き出しが出てしまうことがあったので、引き出しは更にパッチン錠(両側)で固定できるようにしました。

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<9.車中泊用ベッド&カーテンの取り付け> 2014/10(2019/11更新)

 タウンエースバンに、車中泊用のベッドを取り付けました。
 後ろのシートは使わないので撤去して広くしました。
 イレクターパイプを使ってフレームを作り、コンパネで1200X2000の平面を確保し、4カ所の荷室フックにターンバックルでフレームを固定する方式です。
 この固定方式だと余計な穴を開けずにすみますし、いつでも容易に外すことができます。
 イレクターは組み立ててからすぐ溶剤で固定せず、高さなど全体の様子を見てから固定します。仮組でベッドが少し高すぎたので、10cmほど下げました。
 パイプの上のコンパネは取扱が楽なように分割しました。一番後ろと中ほどを折りにたたみ式で簡単に開けられるようにしました。ベッドの下にはソーラー発電のバッテリーやインバータを格納するため、メンテナンス性を良くすることが必要となります。
 コンパネはそのままだとエッジ部分が逆剥けて、手や衣服にトゲが刺さってしまいますので、断面がコの字のアルミサッシで囲いました。
 コンパネの上にマットと布団を敷けば完璧なベッドができあがり、快適な車中泊ができるようになります。
 カーテンレールは、トーソーの「ベーシック」を使って施工しました。しっかりしたものができ上がりました。
 カーテンは、ネットで防炎・遮光のもの(グレー)を選び、幅と丈を指定してオーダしました(ニッセンにお願いしました)。
 オーダカーテンについては→ ニッセン


:最初リヤシートをたたんだ上にベッドを作ろうとしました。
堰F全体のバランスを考えると少しベッド面が高過ぎるのと、リヤシートは使うこともないということで、重いリヤシートを外してベッドを10cmほど下げることにしました。



:高さを10cm下げたら天井も高くなりちょうど良い感じになりました。
堰Fベッドの下を物入れにするため外周パネルや扉も付けました。



:コンパネのエッジはそのままではトゲが刺さって危険なので、アルミサッシで全周にフレームを付けます。
堰Fバンドソーでサッシを45度にカットし、建具屋さんのような繊細な加工を行います。



:オイルステインで扉などを着色しました。
堰Fイレクターパイプで作ったフレームにコンパネを敷いたベッドは、完全にフラットになるため快適な車中泊を可能にしてくれます。タウンエースバンはコンパクトなバンですが、二人で車中泊ができる広さです。



堰Fカーテンを自分で付けることにしました。車体にはなるべく穴を開けず、内装材を止めているファスナーの穴に共締めするようにしました。
:真夏はエアコンの効きを良くするため、運転席と荷室の間に純正オプションのビニールカーテンを付けますが、普段は普通のカーテンだけにしたいです。



援:窓の高さがそれぞれ微妙に違うので、それに合わせてカーテンレールを設置することにしました。
:バックドアの所は曲線のレールを使いました。また、バックドア部分は、天井も水平ではなく若干カーブしているので、それに合わせてレールが水平になるようにプラスチックのカラーを入れて調整しました。



堰F天井材を固定しているファスナーの穴を利用してそこにレールを固定するための金具を取り付けます。まずその金具から作ることにしました。
 ガレージにある道具を使って3mm厚のアルミ製の取り付け金具を作ります。



:金具にタップをたててナットを使わなくても固定できるようにします。
堰Fファスナーの穴にナッターを使ってリベットナットを埋め込んでおきます。写真の工具がナッターです。



堰Fバックドア付近とスライドドア付近のカーテンレールの様子。



:バックドアの上は微妙にカーブしているので、プラスチックのカラーを入れてレールが水平になるように調整しています。
堰Fカーブしたレールの先端はアルミの金具で下のレールに連結して固定しています。



堰Fカーテンレールと取り付け金具の様子。



堰Fニッセンにオーダしたカーテンができあがってきたので、取り付けてみました。

31.自作セパレータ(間仕切り)の設置 ←こちらも一緒に見てください!

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<10.太陽光発電システム、ソーラーパネル装着> 2014/10(2019/8更新)

 タウンエースバンにキャンピングなどで電力供給ができるソーラーパネルを取り付けることにしました。
 予てよりやってみたかったことなので、最初はお遊び程度に考えていましたが、製品もしっかりしていてこれは使えるなという感触をつかみました。
 ルーフラックを取り付けて、そこに145Wのソーラーパネルを二枚取り付けました。二枚のパネルはT型コネクターで並列接続してから車内に電線を引き込み、充放電コントローラーを介して120Aディープサイクルバッテリー(サブバッテリー)に接続しています。
 DCで使える炊飯器やポット、冷蔵庫などが使えるようにしました。また、2Kw(100V20A)の正弦波インバータを搭載して、100Vの機器も使えるようにACコンセントも付けました。
 充電コントローラーでは液晶表示で少し問題も発生しましたが購入元のオフグリッドソーラーの担当者(Nさん)が丁寧に対応してくれて助かりました。
 エンジンを切って車を駐停車させている時には、ソーラーで蓄電したバッテリーから車のACCラインにDC12Vを供給します。また、設置したACコンセントにはインバータを通してAC100Vを供給できるように回路を作りましたので、エンジンを切って駐車中もナビやオーディオがサブバッテリーで使えるようになりました。
 また、ソーラー電源のおかげで冬場の車中泊ではホットカーペットが使えるようになり朝までほかほかで快適です。夏場はクーラーで冷たい物がいつでも飲めます。

 ソーラー発電システムについては→ オフグリッドソーラー
 ルーフラックについては→ ナカオ

〜概略配線図〜




:ナカオのアルミルーフキャリアにソーラーパネルを取り付けることにしました。このルーフラックは、アルミとステンレスだけでできており非常に質感の高い物です。ナカオというメーカはマツダの純正オプションのルーフラックを作っているメーカだと言うことをナカオの営業マン(Tさん)からお聞きしました。
堰F固定するための金具はホームセンターで探してきました。ちょうど良い物があったので、これでアングルとルーフラックを固定します。



:固定するため金具をしばらくしてチェックしてみたら錆が出ていましたので、ひどくなる前に対策しておこうと、近くの板金加工屋さんに頼んで、同じ金具をステンレスで作ってもらいました。レーザー加工で綺麗にできあがってきました。
堰Fルーフレールにしっかり固定されています。ソーラーパネルは、日よけにもなりそうなので、夏は少しクーラーの効きが良くなるかもしれません(笑)。



:ナカオのアルミルーフキャリアARB-223に3mm厚、30mm幅のL型アルミアングルを使ってソーラーパネルを取り付けました。このルーフラックはオフグリッドソーラーの145W正方形パネル2枚がぴったり収まるサイズで、まるでこのソーラーパネルのために作ってもらったかのようにすっきり取り付けることができました。
堰Fソーラーパネルの出力は専用のケーブルで充放電コントローラーに接続します。二枚のパネル出力はT型コネクターで並列にします。



:ソーラーのケーブルは太いのでバックドアの左右に分けて左下まで引き回し、左下のランプAssyの所から車内に引き込みました。
堰Fケーブルは室内左にあるメクラパネルにゴム栓を付けてそこから出します。



:作業をする時はソーラーパネルが発電しないように何か被せておかないとショートした場合危険です。私はパネルを梱包していた段ボールを被せるようにしました。
このパネルは光が遮断されていない状態ではケーブルの両端をテスターで計ると18Vほどの電圧が出ています。
堰F荷室後部の左側に付いているパネルを外し、ここに配電盤を作りました。



堰Fソーラー電源の配電盤はパイン集積材を使って作りました。オイルステインを塗り、半乾きの状態でウェスで拭き取るようにすると、ムラ無く美しく仕上がります。



堰Fこれまでバッテリーはセミサイクルの105Aを二個使っていましたが、ディープサイクル120A一個にしました。取り付け位置はベッドの下、車体の中央付近です。二個並べることもできます。
充電時の水素ガス対策ですが以前はガス抜きのホースを付けたりしていましたが、このバッテリーは密封型なので水素ガス対策は必要ありません。



:バッテリーはベッドのフレームにイレクターの金属部品を使って固定しました。正弦波インバーターは2000W(MAX4000W)のものをバッテリーの近くに設置しました。
堰Fバッテリーとインバータの間のケーブルは大電流となるため特に太いケーブルで配線します。ケーブルの両端は圧着端子を付けますので、専用の圧着工具が必要です。
車の配線工事は基本的に圧着工具を使って行います。半田付けは信頼性がきわめて低いため使わないようにします。



:オフグリッドソーラーのNさんからのご指導でバッテリー低電圧遮断リレーなども追加しました。
堰Fサブバッテリーはソーラー充電だけでなく、夜間走行時にオルタネータからの充電が行えるようにニューエラのSBC-001を配電盤に追加しました(写真奄フ中央下)。


:配電盤がむきだしなのはよくないのでカバーを作りました。パイン材の集積合板と硬質アクリル板で作りました。
堰F上下に開閉できるアクリルカバーを付けたらソーラー配電盤はちょっといい感じになりました。

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<11.ルーフラックの風きり音対策> 2014/10

 ソーラーパネルを付けるためのルーフラックが高速道路で風を受けると風きり音が出て耳障りです。そこでフェアリングの取り付けを検討しました。
 ルーフラックのメーカであるナカオの営業に問い合わせたところ、ラックに取り付けるバーを追加購入できるよう対応していただけました。
 ルーフラックの先端にはバーの取り付け穴が最初から空いていたのでその穴に取り付けました。

:インノのフェアリングを購入しました。
:フェアリングの効果はてきめんで風切り音は気にならなくなりました。フェアリングに付いていた派手なメーカのステッカーは綺麗に剥がしておきました(笑)。
堰F前から見るとこんな感じになりました。

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<12.クルーズコントロール装着> 2014/10(2019/8更新)

 高速道路を快適に走るため、タウンエースバンにクルーズコントロールを取り付けることにしました。
 タウンエースバンのアクセルはワイヤー式なのでそれに合う物ということで、シリアスのワイヤー式クルーズコントロールLC210を選びました。
 シリアスという会社の製品は以前にも何度か使ったことがあるので、安心して購入することができました。
 LC210本体と外部インジケーターという部品を購入することにしました。
 S412Mタウンエースバンは何をするにも手を入れやすい車で、クルーズコントロールも無事取り付けることができました。
 しかしハードウェアの方は何とかなりましたが、ソフトウェアの方は、実際に動かしてからその車毎に調整が必要となります。これについてはシリアス(Kさん)から絶大なフォローを行っていただき、本当に助かりました。本来は専門業者にやってもらう作業だったのかもしれませんが、自分でもできると言うことが分かりました。その辺の課程も少し紹介したいと思います。
 冒頭にも書きましたが、タウンエースバンのアクセルペダルは少し左に寄っていることもあり、長距離の運転で腰が痛くなる等のユーザリポートを見ましたが、クルーズコントロールを付けたことで、高速で長距離も何の問題もなく快適に運転することができます。
 クルーズコントロールシステムについては→ シリアス(株式会社ヴァイナテック)


堰F運転席下にあるエンジンルームの全体像です。運転席を上げた場合に固定するベルトが装備されていて、整備性は良好です。又、エンジンルームが運転席下にあるにしてはエンジン音も良く遮蔽されていて、思いの外静かです。また、夏場はマツダフレンディのように暑いのかなと覚悟していましたが、断熱も良くセパレートカーテンでエアコンの効きも良いせいか、問題ないレベルでした。
 この中にクルーズコントロールのアクチュエータとワイヤーの取り付けを行いました。



:加工前の状態
堰Fアクセルワイヤーの所にアクチュエータからのワイヤーを追加するために、プーリーに金具を取り付けます。
通常のアクセル操作に影響を与えないような形で取り付けるのが鍵です。LC210の説明書に詳しい説明が書いてあるので、それを見ながら作業を進めます。



:アクチュエータからのワイヤーを固定する金具をアクセルワイヤーの固定金具に共締めできるように加工します。
堰Fアクチュエーターの場所を決めてから、取り付けるため3mm厚のアルミ板金とボディ側にねじ穴の加工を行いました。



:アルミの板金加工は、バンドソーやボール盤、板金曲げ具を使って行ないました。
:手製の板金曲げ機
堰F加工が終わった板金



:予め準備した3mm厚のアルミ製の取り付け金具にアクチュエータを固定してシャシに取り付けます。
堰Fアクチュエータからのケーブルはコネクターが付いています。



堰Fエンジンルームからケーブルを出す際は、ゴムのキャップを通します。配線は詳細に解りやすく書かれたLC210の取扱説明書を見ながら行います。



:クルーズ中にクラッチペダルを踏むとクルーズコントロールのロックが外れてエンジンが高回転になるのを防止するため、クラッチペダルに近接センサーを取り付けて、瞬時にクルーズをOFFにするようにしました。因みにクルーズコントロールをOFFにする論理は、@ブレーキペダルを踏んだとき、Aクラッチペダルを踏んだとき、Bサイドブレーキを引いたときのいずれかとしました。
:ブレーキを踏んだときにクルーズが解除されるようにブレーキ信号を取り込みます。
宴RントロールユニットのLC210は助手席の前奥の方に設置しました。



:クルーズコントロールの操作スイッチはハンドルのウインカースイッチ下に設置しました。
堰FクルーズコントロールのステータスLEDはシフトブーツの上あたりに設置しました。

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<13.HIDヘッドライトとLED照明灯の装着> 2015/1(2019/8更新)

 タウンエースバンのヘッドライトは、昔ながらのH4ハロゲンランプです。
 明るくファッショナブルなHID(5000ケルビン)に換装することにしました。システムには、クルーズのHIDコンバージョンキットを使いました。
 H4タイプのHIDは、かなり進化をしていました。配光も良くなり、今までのようにグレアがひどくて対向車に迷惑を掛けることもなくなりました。
 電源は、オプションの「ダイレクト電源ハーネス」を使ってバッテリーからリレーを介して直接供給しています。
 ポジション、ウインカー、テール、バックランプはLEDにしてみました。
 ☆27.LEDヘッドライトのページへはこちらから


:HIDを装着した結果、点灯時に少し青く、時間と共に純白に近くなり、自然な発光色でハロゲンと比べものにならないほど明るくなりました。
 ポジションランプもHIDへの交換に合わせてLEDにしました。HIDヘッド、LEDポジション共に青や紫、緑のような色合いの物を避けて、なるべく純白に近い物ということで選びました。
ただ、HIDはどうしても点灯時は青っぽくて瞬時に安定しないのが不満です。機会を見てLEDヘッドライトにも挑戦してみたいと思っています。
:以前PIAAのH4Hi/lowを使っていた時にグレアで前方道路上方の標識を明るく照らし、反対車線の車に迷惑を掛けているのではないかという心配をしましたが、クルーズのH4Hi/lowは気にならない程度のレベルに押さえられており、かなり完成度は高いと思います。
堰FM6のボルトで固定したHIDのバラスト。防水ですが、直接雨水が当たらないところに取り付けます。



:HID装着に合わせてライセンスランプやウインカー、テール/ブレーキランプもLEDに交換してみました。
:ウインカーは、純正の電球と同等以上に明るく、全方向に照射するような物が必要です。今回使ったGREE LED T20アンバーは期待以上の性能で満足度の高い物でした。フロントウインカーも同じCREEのLEDですがS25の150度ピンタイプです。明るさ、視認性ですがオリジナルの21W電球を完全に超えています。あとは耐久性がどうなのか楽しみです。
堰Fウインカーは、クリアレンズなのでアンバーのLEDで良いのですが、テール/ブレーキランプはオリジナルバルブのような白色では赤色が鮮やかに出ないため、レンズの色に合わせてレッドのLEDを選択する必要があります。
今回はウインカーバルブと同じCREEのT20レッドを使いました。バックランプも同じくCREE T10/T16汎用5Wの物を使いました。ただ、テールとストップランプは、テールが明る過ぎて(或いはストップが暗いのか)ストップとの照度差が少なすぎること、バックランプは拡散性がいまいちなこともあって電球に戻しましたが、K&MサービスのLEDウインカーランプは本当にGoodです。
CREE LEDについては→ K&Mサービス


堰FウインカーのLED化に伴いウインカーリレーをハイフラ防止のICリレーに交換する必要があります。これは、通常のウインカーリレーが流れる電流によってスイッチングの時定数が変化するタイプなため、LED化して電流が変化しても時定数が変化しないICタイプに変更する必要があるからです。ICリレーは時間調整できる物やワンタッチ機能、カチカチ音、アンサーバックなど、多機能な物が出ていますが、ワンタッチ機能については副作用で困っている方が多いようなので、私はアンサーバックとカチカチ音だけの(時間調整はできない)タイプを選びました。時間調整は必要性を感じないので純正と同じ機能のICリレーを選択しました。
ハイフラ防止ウインカーリレーについては→ Auto shop ユアーズ

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<14.サイドカメラ> 2015/8

 左ドアミラーに直下を見るためのサイドカメラを付けてみました。
 タウンエースバンのサイドミラーは左右、上下とも視野角が狭くて駐車などで左下の様子が見づらいということでサイドカメラを付けてみました。

:左ドアミラーの鏡を外して中の構造を確認し、底面に穴を開け、そこに角度調整のできる小型CCDカメラを取り付けました。
:ミラーを下から見たところ
堰Fバックギアを入れると小型モニター(\1700)にサイドカメラの映像が出るようにしました。

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<15.天井灯の設置> 2015/8

 車中泊で便利なように運転席後ろと後部ベッドの上あたりにLEDの天井灯を付けることにしました。
 LED照明器具はDIYなどで購入可能な一体型LEDです。AC100Vで動作するのでインバータを通した電源が必要になります。

:ルームセパレータカーテンの取り付け穴に共締めで台座となる板を渡して、そこにLEDライトを取り付けました。
:後部ベッドの上にアルミのバーを渡して、そこにLEDライトを取り付けました。
堰F運転席側のBピラーに天井灯のスイッチを付けました。

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<16.フロントカメラの設置> 2015/9

 車の前の様子が良く見えるようにフロントカメラを付けてみることにしました。

:小型CCDカメラをフロンに付けました。カメラはネットで調達して費用は2,500円ほどでした。
:スイッチは運転席ダッシュボード右に付けました。
堰Fこのカメラは小さいのですが、暗くなっても良く見えます。ルームミラーモニターの画像では走査線が映っていますが実際にはもっと綺麗な映像です。

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<17.スライドドア下のLED照明> 2015/12

 スライドドアを開けたときに照明があるといいなと感じていたので、LEDと近接スイッチでその機能を実現してみることにしました。

:LEDと電磁式近接スイッチで予め主な配線を圧着工具で行った物を準備しておきます。
:スライドドアを開けると点灯し、しめると確実に消灯するようにセンサーと磁石の位置を調整します。磁石はドアの方に付けます。
堰F足下を明るく照らしてくれるので夜間の出入りが安心です。

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<18.折りたたみパソコンテーブル> 2016/3

 車中でパソコンが使えるように折りたたみテーブルを配電盤に取り付けました。
 普段は二つに折りたたんだ状態の上に吸盤付きのかごを置いています。

:配電盤のアルミアングルに蝶番で14mm厚の板を付けました。
:二段階にたためるようになっています。
堰F10インチのノートパソコンがぎりぎり使えます(笑)。

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<19.物入れかごの設置> 2016/3

 車中泊で出かけようとすると何かと細々と持っていきたくなります。インプレッションにも書きましたがこの車には物入れがほとんどありません。そこで車内に物入れを作ることにしました。
 100円店で探してきたかごを付けることにしました。
 場所は右後部、リヤヒータの上です。

:寸法取りをしてパイン材のエッジを取るなどの加工をします。
:表面を細目のサンドペーパーで整えてオイルステインで仕上げます。
堰F板にステンレスのLアングルを取り付けて壁面に穴加工をします。


:タッピングねじで取り付けたら終了です。
:100円店で買ってきたかごの側面に吸盤を付けて、設置した棚板の上をスライドさせて吸盤で固定します。
堰F下から見たところはこんな感じです。これで走行中も外れたことはありません。

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<20.二段ベッドを試す> 2016/11

 現在設置しているベッドはセミダブルサイズ(1200x2000)なので、二人で寝られなくはないのですが、余裕はありません。
 疲れているときは人の寝返りなどを避けたいので、サイズは狭くても人の動きの影響のない形態はできないのかということで、二段ベッドを試してみました。
 構想としては、助手席を前に倒してその上に70cm幅のベッドを作るという計画です。今までのベッドの上にオーバーラップして設置する形です。
 寝るときは頭を後方に、足は助手席側にするということで、重量は中央と後方に主に掛かることになります。
 今回はお試しということで、簡単に解体できるイレクターのメタルジョイントを使って組み立てました。

:ダブルパイプジョイント
:中央はルームセパレータの上に載せることを考えましたが少し高さが足らないので、イレクターパイプと二段にしました。
堰Fルームセパレータとイレクターはダブルパイプジョイントで接合しますが、ルームセパレータはイレクターより少し細いので、イレクターパイプの心材を使ってスペーサーを作りました。



:ベッド後方は後部座席のシートベルト掛けのボルトを使って支柱を立てることにしました。
堰F上下方向の強度は問題ありませんが横方向の強度が取れないので後部座席上のアシストグリップにアルミのアングルを入れてイレクターパイプを共締めしました。



:ボール盤加工の様子。
堰Fバンドソー加工の様子。



:アシストグリップと共締めする横方向の補強パイプです。
:シートベルト掛けのボルトも他のパーツと同様黒の半艶塗装を行いました。
堰Fシートベルト掛けのボルトで固定するアングル固定金具。5mmの鉄板で作りました。



:シートベルトを外したところ
堰Fガレージの作業テーブルの様子。



:アシストグリップとシートベルト掛けが付いていた部分の様子。
堰F中央からベッド後方をつり下げるシャフトの様子



堰F組み立てた全体の様子
中央からの吊り下げの強度を上げるため天井の横棒を二本にしました。これでぶら下がっても平気なくらいの強度が確保できました。
:二段ベッドの板はコンパネを使いました。3分割にして2枚を畳むと助手席が使えるようにして、移動の際も簡単に設置と収納ができるようにしました。

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<21.リヤアンダーミラーの撤去> 2016/12

 走行中ルームミラーを見たときにも邪魔だし、洗車時にも邪魔なので外すことにしました。

:ナビにバックカメラをオプション設定してもリヤアンダーミラーは付いてきます。リヤアンダーミラーを付けないというオプションはないようです。
堰Fミラーを外したらすっきりして今風の車になりました!?昭和な車から脱却できたかな?(笑)。

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<22.外部電源取り入れ口の設置> 2017/1(2019/8更新)

 自宅のAC100V電源とTVアンテナの信号を車に取り込めるように外部電源取り入れ口を設置しました。
 普段ガレージの中で作業をしながらTVを見られるようにしてみました。
 外部電源を取ることができれば、ソーラーのバッテリーや車のバッテリーも車載されている充電器でいつでも充電できます。

:車の背面、右下のフィラーパネルに防水コネクターを付けました。コネクターは5端子で容量は各端子15Aです。
:AC100VとTVアンテナの信号を取り込めるようにしました。車内にはAC100VのコンセントとTVアンテナの端子も設置しました。
堰F外部ケーブルが接続されている場合は車のキーをIGまで回すと警告灯と音でケーブルの外し忘れ事故が起こらないようにしました。

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<23.シャープAQUOS-TVの設置> 2017/1(2019/8更新)

 車中泊で楽しめるように車内にTVを付けることにしました。
 予算を考えて19インチでハイビジョン、HDMI端子が付いている物を探したところ、いろいろありましたがシャープのLC-19K40-Wにしました。

:運転席後ろ中央にも付けてみました。
:現在車内後方右に付けています。ここの窓ははめ殺しにしてあるのと場所的に使い勝手が一番良いです。
堰FTVは自在スタンドに付けていますので走行するときは写真のようにベルトで固定できるようにしました。

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<24.エアコンの温度調整> 2017/1

 タウンエースバンのエアコンはマニュアルエアコンです。オンにするといくら冷えても入りっぱなしになります。
 当然燃費は悪くなります。ルームセパレータカーテンを付けていれば運転席はすぐ冷えますので、エアコンは適切にオンオフしてくれればいいなと思っていました。
 そんなわけでエアコンのコンプレッサーのオンオフを自動で行い、オートエアコンのように動作するようコントロール回路を追加することにしました。

:市販のデジタルサーモスタッドを購入し動作を確認し、取り付け金具をアルミで作りました。
:取り付け金具にマウントしたところ。
堰Fエアコンのコンプレッサーだけをオンオフするようにしました。そのインジケータとして青色LEDを運転席パネルに付けました。


:コントローラ本体は運転席と助手席の間にあるコンソールに取り付けました。
:LEDディスプレイの近くにオンオフのスイッチを付けました。温度センサーはダッシュボード下まで引っ張ってあります。
堰F起動する温度の設定とヒステリシスの設定ができるようになっています。一応動作することは確認しましたが、夏にならなければ使い勝手や効果は分かりません(笑)。

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<25.簡単装着TVアンテナ> 2017/2

 TVを設置したのでそれに伴いルーフに簡単に取り付けできるアンテナを考えてみました。
 小型の八木アンテナを取り付けて簡単に方向の調整ができるようにしました。
 アンテナ線は外部電源端子から車内に入れるようにしました。車中泊が終わって走行する際は簡単に取り外せるようにしました。
 ガレージに止めている場合は外部電源端子から家のAC100VとTVアンテナ信号が取り込めるようにしました。

:アンテナはデレクターとリフレクター、垂直ポールに分解して収納できます。
:ルーフバーの上にアンテナを取り付けできるように手回しノブの付いたボルトを付けました。
堰F使う場合はアンテナの垂直ポールを差し込む台座を固定します。止めねじを回すことで簡単にアンテナの方向を調整できます。


:2〜3分で組み立てられるアンテナをルーフの台座に差し込み、アンテナを中継局の方向に向けて固定します。
:同軸ケーブルはバックドアの雨水溝に沿って取り付けてある固定バンドに止めながら先端のコネクターを外部端子に接続すれば設置終了です。
堰Fルーフにアンテナを設置できた状態です。走行するときは外すことを前提にしています。

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<26.リヤヒータにダクトを設置> 2017/2

 タウンエースバンにはリヤ専用にヒータが付いています。右サイドドアの後ろに異様に大きな黒い物体が付いているのですがこれがリヤヒータです。
 リヤシートを取りさってしまったのでもったいないと思っていました。そこでリヤヒータの吹き出し口に最近DIYなどで売っている温風ダクトを設置して温風の一部を助手席や運転席の方に導入することにしました。
 ダクトは温風を通すように作られているので、それ自体は耐熱性など問題はないのですが、ダクトの固定と周りの物に接触しても大丈夫なように対策することが課題です。

:今まで使っていなかったリヤヒータの吹き出し口からダクトで温風の一部を助手席や運転席部分に導入することにしました。
:荷姿は1m位でしたが伸ばすと2m位になりそうです。
堰F助手席の後ろあたりにダクトの首を出しておきました。向きや長さは自由に変えられるので便利です。運転席のヒーターと比べ、リヤヒータは車全体を暖められるほど強力です。

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<27.LEDヘッドライトと自動消灯> 2017/2(2019/8更新)

 LEDヘッドライトが安くなってきたので使ってみることにしました。
 HIDと違ってバラストやイグナイターが不要なので配線もすっきりしました。
 これまでHIDを使っていたのでバッテリーからのダイレクトな電源供給ラインをそのまま使うことにしました。

:バッテリーからの配線は太いケーブルで行います。
:ハイ、ローのリレーの配線も圧着端子を使って行います。
堰Fリレーを介しているので純正の配線はリレーのオン/オフにだけに使っています。


停車時にヘッドライトを消したいので、サイドブレーキを引いたらヘッドライトのリレーがOFFになるようにしました。車検時のことを考えて、その機能もスイッチでON/OFFできるようにしました。


:明るくてカットラインがきちんと出るようなものということでネットを調べてみたところ、Autofeelという会社のH4 9003 6500KというLEDが良さそうなのでこれに交換してみました。
 発光色はほぼ純白です。明るいしカットラインもきれいに出ているので良いと感じました。
堰FAutofeelのLEDに換装して夜間走ってみると道路の上のほうにある行先案内板を明るく照らしてしまうようなこともなく、対向車に迷惑は掛からないと思われます。まずまずです。このLEDはGoodです。

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<28.リヤラダー装着> 2017/3

 ルーフのTVアンテナの着脱やソーラーパネルの点検、掃除などを行う際、これまでは脚立などを使っていましたが利便性向上のため純正オプションのリヤラダーを付けることにしました。
 箱から出して持ち上げてみると凄く軽い! 溶接も美しく高いだけのことはあるなと感心しました。見ばえも良いし納得の品質でした。

:全体に美しいフォルムで細部のできも良いです。特に上部はエレガントなカーブを描いており品格を感じます。
堰F上下の取り付け金具は鉄製ですが、ラダーの部分はアルミでできており思った以上に軽量です。
堰Fアルミの溶接痕を見ても高度な技能を持った職人さんが造っていることが分かります。満足度の高い製品です。

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<29.左足用ステップ> 2017/5

 ジムニーの足載せステップがあったのでタウンエースに付けてみることにしました。

:12mm厚のコンパネに支柱となる板金を取り付けます。
:ジムニーの左足用ステップを仮止めし足をのせてみて角度調整を行います。コンパネ自体はネジ止めせずフロアマットの下に敷き込んでいるだけですが、実際に使ってみると板が動くこともなく、足を乗せてもしっかりしていてグニュグニャ感はまったくありません。
堰F全体としてはこんな感じになりました。

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<30.LEDフォグランプの装着> 2017/6

 夜間の視認性をよくするためにフォグランプを付けてみることにいたしました。フォグランプの設定のないタウンエースなのでバンパーに直接取り付けるタイプのものが適しているため、この手のフォグをオプションとして出しているダイハツの純正フォグランプを使うことにしました。

:取り付け穴もないのでまずは中古のフォグの片側を格安で手に入れて穴あけ用の型紙から作ることにしました。
堰Fかたがみでバンパーに線を引き穴あけをします。ドリルで穴を開けたところから細いノコギリで切り抜きます。



:ヘッドランプで実績のあるAutofeelのLEDランプ(H8)を取り付けます。このLEDは放熱ヒートリボンタイプなのでクーリングファンなどの音もしないのでGoodです。
:ランプ自体は嵌め込むだけなのできちんと穴あけができていれば簡単に取り付けられます。適切な取り付け位置と型紙による正確な穴あけにより、隙間などは全くなく一見純正のフォグランプがもともと付いていたような仕上がりです。
堰Fバンパーを取り付け点灯してみたところです。このLEDランプはクリアーな純白光です。車の雰囲気が変わりました。いい感じです!
 LEDフォグライトについては→ Autofeel


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<31.自作セパレータ(間仕切り)の設置> 2017/6(2019/11更新)

 純正オプションのセパレータ(ビニールカーテン)を使っていましたが、いかにも仕事車というか、しわしわで安っぽいので自作してみることにしました。
 ホームセンターで買える材料で作ってみました。

:板にグレーのラバーを留めるためのボタンを取り付けたところ。
堰Fラバーをボタンで取り付けたところ。


:これが純正オプションのセパレータ(ビニールカーテン)です。ビニールのしわしわがいやですね! 視界もよくないです。特に雨の日は...
:スカートの部分、かなりいい感じになりました。密閉はしていないのですが隔離されているので運転席部分のエアコンのききはすこぶる良いです。
堰F自作したABS製のセパレータの全体です。ルームミラーで見る部分は開閉できるように窓を付けました(上下開きです)。これでバックの視界も邪魔されるものがなく純正のビニールカーテンよりずっと見やすくなりました。

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<32.二人乗り+ベッド装着で記載事項変更、構造変更> 2017/6

 丸3年がたち二回目の車検がやってきました。前回は車検のためにベッドを外し、後ろのシートを取り付けるという面倒な作業を行いました。
 今回はそんなことを今後行わなくてもよいように乗車人数の変更と構造変更を行うことにしました。

:ベッドを載せたまま、こんな状態で変更検査を受けました。
:左奥にはソーラーの配電盤が付いていますがそのままでOKでした。
堰F右側の暖房ファンの上に追加した棚も問題ありませんでした。


:レカロもそのままで検査OKでした。
:自作した運転席と荷室のセパレータ(間仕切り)も問題ありまあせんでした。
堰F後ろのシートを撤去したので二人乗車となり、車体重量、総重量、積載重量が変更となりました。車検費用は構造変更、記載事項変更、継続検査、その他の費用を含めて60,570円でした。積載重量の表記も450kgに変更になりました。

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<33.無線アンテナ設置> 2017/7(2020/3更新)

 何十年かぶりにアマチュア無線を楽しんでみようと思いタウンエースにアンテナを取り付けてみました。
 144MHzをワッチしてみても昔のような賑わいはなく出ばなをくじかれた感じでしたが、最近になってデジタル簡易無線のことをYouTubeで知り、気楽に楽しめそうだし昔のアマチュア無線と同じ感覚だなと感じました。
 そんなわけでV・UHFの144/430MHzのアンテナは取り外し簡易無線のアンテナを付けることにしました。長さは同じくらいなのでアンテナは差し替えるだけでOKでした。
 デジタル簡易無線は5Wの空中線電力が出せるのに免許はいらず無線機の登録さえすれば家族も使えるというものです。手軽に楽しむにはよさそうです。

デジタル簡易無線機 DR-DPM60


:デジタル簡易無線(351MHz帯)のアンテナは車庫入れを考えて電動折りたたみ基台(第一電波工業のK9000)に取り付けました。これを付けると車内からアンテナの上げ下ろしができます。
堰Fこれが立てた状態です。アンテナの長さは1mほどです。


デジタル簡易無線(351MHz帯)のアンテナを付けてアナライザーでマッチングを調べてみたところ351.254MHzにおいてSWRは1.1以下という素晴らしい値でした。


:アマチュア無線用のHFアンテナはCometのHFB-80という3.5MHzのベースローディングタイプアンテナで長さは155cmです。HFは走りながらの運用はしないので固定の台座に付けることにしました。まず型紙から作ります。
:3mm厚のアルミ板を加工して台座を作ります。
堰F穴あけ、折り曲げ加工を行って台座の完成です。


:ルーフラックに台座を取り付けます。
:このアンテナは車体にアースを取る必要があるとのことなので、近くのスライドドアのガイドにアースを取りました。
堰Fこれが立てた状態です。手前がデジタル簡易無線のアンテナで奥が3.5MHzのHFB-80アンテナです。


アマチュア無線機 HFトランシーバー TS-820S

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<34.ヒッチメンバーの取り付け> 2019/8

 サイクルキャリアを装着できるようにヒッチメンバーを取り付けることにしました。
 色々調べたところ長野県のFlott-Mobilという会社で出しているヒッチメンバーが良さそうなのでこれを取り付けることにしました。
 今回自分で取り付けを行いましたが、ハードな加工はちょっとという方はFlott-Mobilさんに車持ち込みでお願いしたほうがよさそうです。

:ヒッチメンバーを固定するための補強板とナットを一体化したナットプレートをメンバーフレームに入れるための穴をあけます。
:ベッドを外して後部床面に45oのホールソーで穴をあけます。45oのホールソーはDIYストアーで4,000円ほどで購入しました。
堰Fこちらは右側後部床面です。ナットプレートを入れて下からボルト締めします。ナットプレートにボルトを入れるのに少してこずりましたがコツをつかめば何とかなるものですね。


:サイドブラケットはこんな感じで取り付けできました。
:マフラー側ですがマフラーの吊りステーが邪魔するかもしれないとFlott-Mobilの社長さんから聞いていましたが私の車には不要な吊りステーもなく問題なく取り付けできました。
堰F両サイドをつなぐパイプのクロスメンバーがかなり重くて一人では難しそうだなと思っていましたが、車の下にもぐり抱きかかえるようにして持ち上げボルトを一か所刺せばあとは楽になりました。ボルト類は仮止めしてからヒッチ全体をジャッキアップして少し上を向いた感じにしてから全体に締めていきます。この時最後の締め付けはトルクレンチを用いて規定トルクで締め付けます。


:パイプのクロスメンバーが絶妙なカーブでスペアタイヤの隙間を通っています。もちろん取り付け時にはスペアタイヤは外しました。
:取り付けはおおむねできました。すっきりした感じでGoodです。
堰Fハーネスカプラーも付けてみます。ここまでの作業で休み休みですが半日かかりました。


:上から見ても出っ張りが少なくていい感じです。
堰Fこれから車の下にもぐってハーネスカプラーの結線を行います。


:フロアハーネスとの結線を行い、結線部分をφ25oほどの配線カバーで保護しました。写真で見ると自然な形に収まっています。
:雨の走行などでどうなのか信頼性の結果が楽しみです。
堰Fハーネスカプラーからの太いケーブルはこんな感じです(白く見えているケーブル)。


完成です。Flott-Mobilの社長さんからの事前アドバイスのおかげで綺麗に装着することができました。ありがとうございました。


斜めから見てもきれいな形です。このヒッチメンバーはサン自動車製ですがFlott-Mobilが企画したオリジナル製品とのことでエレガントなカーブを描いたパイプのクロスメンバーがなんともいい感じです。後はサイクルキャリアをどうするかですね。自分で作るか、どこかの出来合いを買うかですが少し検討いたします。

ヒッチメンバーについては→ 株式会社 フロットモビール

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<35.サイクルキャリアの装着> 2019/9(2020/5更新)

 自転車を積載できるようにサイクルキャリアを装着してみました。
 ネットを調べたところ安くて良さそうなものがあったので早速注文いたしました。Hollywood RacksというものでAmazon(USA)から購入しました。
 このキャリアは溶接などの状態も極めてよく部品もしっかりしていて非常に品質の高さを感じます。あとは使ってみての耐久性ですね。
 USAで売っているものはインチサイズなのでレシーバーとのマッチングを考える必要があります。今回はレシーバーがミリ規格なのでサイクルキャリア側を少し削る必要がありました。
 実際には寸法差1mmほどなので電動ディスクグラインダーで四面を少し削れば簡単に合うようになります。
 
:こんな感じで車のレシーバーに連結ができました。
:このリングナットを回すことでレシーバーのロックピンを固定し、レシーバーとの接続状態をがっちり固定できます。これを締めておけばヒッチメンバーのレシーバーとサイクルキャリアがガタつくことなく固定できます。
堰F自転車を固定するタイヤホックを支えるバーは角度と高さを調整できるラチェット式になっています。


:このボタンを引くことでロックを解除してサイクルキャリ全体を折りたたんだり、後ろに傾斜させたりできます。
:後ろに傾斜させたところ。
堰F折りたたんだところ。


:20インチの電動自転車を乗せた状態です。かなりしっかりと固定できます。この状態で走ってみましたが全然問題ありませんでした。後ろからの写真だと自転車が車幅よりはみ出しているように見えますが実際には車幅に入っています。
:さらにしっかりさせるためにラダーと自転車をベルトで固定してみました。しっかり感が増し安心感が上がります!
堰Fレシーバーのロックピンと盗難防止のワイヤーロックもキャリアの付属品として付いてきました。共通のキーで使えるので大変便利です。


:固定の手順ですが、このサイドホックで全体を押さえつけて固定します。このサイドホックだけでも自転車は自立できるほど固定されます。
:リアはタイヤをストラップで固定します。ストラップは自由にスライドできます。
堰Fフロントタイヤもストラップで固定します。


:サイクルキャリアの重さは15sほどです。自転車を運ぶには安全でよいと思いますが脱着がちょっと重いです。私はほぼつけっぱなしです(笑)。電動自転車を積んで信州までテストに行ってきましたが強度的にも問題なさそうです。ただ写真で分かるようにキャリア装着時はデパーチャーアングルが低下するので段差の通過には注意が必要です。
堰Fテール&プレーキでLEDが点灯します。キャリアを折りたたんだ状態ではLEDが上を向いているので点灯しないようにしました。

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<36.デイライト装着 PIAA DR305> 2019/11(2020/10更新)

 装着していたデイライトが壊れたため新しいものを取り付けることにしました。
 壊れたデイライトはLEDが横に9個並んだものでしたが、左側の内4個が点灯しなくなりました。動かすと点いたり消えたりするので接触不良か振動或いは雨水の浸水で回路が壊れたものと思われます。
 そんなわけで壊れたデイライトを新しいものに交換することにしました。色々調べた結果PIAAというメーカが出しているDR305という丸形のデイライトを付けることにしました。Amazonから購入しましたが作りがしっかりしていて品質の高さを感じます。耐久性は使ってみるしかないですね。

:このデイライトはコントローラーとランプ2個がセットになっています。一つのコントローラーでランプを10個(左右5個づつ)まで簡単に増やせるようです。
:箱の裏に寸法図が書いてあります。基本は付属の金具を使って取り付けるようになっています。ランプの裏のねじで取り付け金具を固定していますがどんな角度でも取り付けられるようになっています。今回はこの金具を使わず直接ねじ止めすることにしました。
堰Fパーツを箱から全部出してみて説明書を一通り読んでみます。配線の中心になるコントローラーをどこに取り付けるかを決めて、そのために必要となる取り付け金具を作ることにしました。


:各寸法を測りボール紙で取り付け金具の型紙を作ります。現物合わせを行ってうまく取り付けられることを確認してから2mm厚のアルミ板を加工します。
:できた金具で仮付けしてみます。
堰FLEDの方はバンパーを外さなければならないので少し面倒ですがこの車は簡単に外すことができます。今回はフォグランプの近くに付けることにしました。写真は金具を使わずにバンパーの黒い部分に穴をあけてネジ止めして取り付けたところです。


:しっかり取り付けることができました。少し出っ張ってますがバンパーより内側なので車検は問題ないということにしておきます。車検で何か言われたらその時考えることにします(笑)。
:コントローラーからLEDまでのケーブルが短いので中間に延長ケーブルを入れました。どんな車種でもこれでは短すぎると思います。メーカさんは要改善ですね。折りたたんだケーブルやギボシ端子は配線カバーですっきりさせておきます。
堰F点灯テストをしているところです。LEDは2個で1.5WとなっていますがLEDなので消費電力は少なくても直視できないくらいに明るいです。発光色も純白で安物LEDにありがちな紫や青っぽい色ではなく、クリアーでいい感じです。


:昼間、デイライトとして点灯した場合はまぶしいほどの明るさです。照射角も広くてこれなら目立ちそうで良いと思います。


:夜間、ポジション或いはヘッドランプを点灯した場合はまぶしくないようにコントローラーで自動的に減光するようになっていました。
ライトスイッチをオンにした瞬間、デイライトは写真のように減光してポジションやフォグランプとの光量バランスも良好です。これはECE規格に準拠した動作のようですが、光度が1200cdまでとなっているので今後日本もこれに準拠させる方向でしょうか。
新しくできた日本のデイライトの基準では灯光の色は白、光度は1,440cd以下、左右の灯光器の間隔は600mm以上、路面からの高さは250mm以上で且ヘッドライトより下、照明部の大きさは25〜200cm2となっているようです。光度が300cdから1440cdに引き上げられて明るいデイライトが使えるようになったのですが、今回のデイライトでは左右1個しかLEDを付けなかったので照明部の大きさの合計が25cm2未満で足りません。この製品では少なくとも左右2個ずつ合計4個付けないと面積が足りず新しい規制の恩恵を受けられないということになります。これに合致しない場合は、「その他の灯火類」ということで光度は300cdという従来の規制を守らなければならなくなります。さてどうするかですね(笑)。

  <使ってみての課題>(2020/10追加)
   左右一個ずつは少し寂しいかなということでLEDを追加してみました。二個追加して縦三個並びも考えましたが、まずは二個で様子見としました。


LEDを二個追加することにより照明部の面積の合計が25cm2以上となり新しい基準をクリアできました。

デイタイムLEDを二個追加したら見た目もいい感じになりました。PIAA L-230B

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<37.FFヒーターの設置> 2020/3(2020/5更新)

 冬の車中泊では何らかの暖房が必要となりますが、エンジンを掛けたまま寝るのは環境に悪いし、ガソリン代も気になります。あまり気温が下がらなければ電気毛布だけでも何とかなりますが厳冬の中ではそれだけでは辛いものがあります。
 そこで最近安く出回っているFFヒーターを設置してみることにしました。
 これまでは10万〜20万と高くて手が出せませんでしたが昨年頃から中華製のFFヒーターが2万を切る価格で出ていますのでこれを自分で取り付けてみることにしました。
 FFヒーターは、パーキングヒーターとも呼ばれているようです。市場には2Kw、3Kw、5Kw、8Kwと多種な物が売られています。この車なら2〜3Kwで十分と思いましたが数的に5Kwが大量に出ていてこれがダントツに安くなっています。私がAmazonで購入したのは5Kwタイプです。


このタイプが一番多いようです。この他に燃料タンクやポンプが一体となった物も出ています。


:この車は右に給油口、左にマフラーの出口がありますので、安全を考えて左スライドドアーのステップ付近に設置することにしました。付属品の取付金具で本体の設置位置を確認します。
:本当は一段下のステップに取り付けて直接外に排気できるようにしたかったのですが5Kwだとサイズ的に無理がありこんな形になりました。ここに取り付けるために3mm厚のアルミの板で台座を作りました。
堰F給排気管を隔壁から車外に通すための板金も作りました。


:車の隔壁は凸凹なので、出っ張った部分をくりぬき予め作っておいた板金を当てて平らな面を作り、そこから給排気管を通します。
:仮に配管してみました。こんな感じです。配管を通す部分はゴムやシール剤等で気密を確保します。
堰F隔壁の貫通部分はこんな感じです。吸気側はゴムパッキン、排気側はステンレスパイプをカーブさせて通す必要があるので基本の穴は少し大きめにして、その上に薄いアルミ板で隙間のないフランジを被せる構造にしました。


:下からのぞくとこんな感じです。
:排気サイレンサーは水抜き穴が下になるようボディに固定します。排気管は途中で上がったり下がったりすると配管の途中に水や煤が溜まり不調の原因となりますので常に下方に流れるように傾斜を見ながら配管します。マフラーは車と同じ左側に出します。
堰F吸気側にもフィルターのような物が付きます。吸気口は排気口からなるべく離し、ボディ前方の固定できそうな所に束線バンドで固定しました。


:サイレンサーからの短い排気管は、車体から外側下に向けておきます。真上からは見えなくて、少し離れると見えるくらいな感じです。タイヤに熱風が当たらないような角度です。
:付属の10Lの燃料タンクは事前にタンク下側に燃料の取り出し口を取り付けます。タンクはかなり大きな物です。エア抜きキャップが付いているのでそのまま使えます。
堰Fタンクは左側スライドドアの所に板金を挟んで取り付けました。本体より少し高い位置になってしまいましたがよしということにしました。


:タンクから出したホースに燃料フィルターを付けます。タンクのすぐ下の所です。
:燃料ラインにはシーズンOFFやヒーターを使わないときのために燃料コックを設けました。エア抜きも簡単になります。
堰F燃料フィルターから出したホースをすぐ下のステップに取り付けた燃料コックにつなぎます。そこから奥の隔壁に付けた燃料ポンプに接続します。狭いところですがポンプを30度ほど(仕様では15度〜35度)傾けて取り付けます。


:燃料ポンプのコンコンという音を軽減するためにポンプの固定バンドとシャシの間に防振ゴムを入れました。これで振動がボディに伝わらなくなり、気にならない程度の音になりました。
:温風ダクトは高温になりますのでカーテンや寝具に触れても大丈夫なように木製のカバーで囲ってベッドの上までもっていきます。カバーはイレクターパイプに半固定状態です。脱着ができるのと左右方向で少し動かせます。
堰F温風ダクトの出口はエルボーで向きを変えています。吹き出し口も回せます。すぐ上には外部からAC100Vが取り込める場合に使うセラミックヒーター(300W)が設置してあります。


:試運転を行う前に燃料ラインのエア抜きを行います。燃料ポンプの手前でホースを外してエア抜きをします。エア抜きと、電源がしっかりしていれば基本的な問題は起こらないはずです。
  (▼ボタンを押しながらOKボタンを押すとH offの表示が出るので▲ボタンを押せば燃料ポンプだけを動かすことができます。▼ボタンでポンプが止まりOKボタンで元に戻ります。)
:FFヒーターのコントロールパネルはセパレートバーに取り付けました。
  今回は事前のバラックでの動作確認を行わず、いきなり本番での初運転でしたがまったく問題なく一発で動きました。電源はサブバッテリーから直接取りました。起動中の電源電圧を測定したところ12.8Vでした。
  ヒーターは、うまく燃焼しているようで排気管からの煙などはなく、その後の運転でも異常な白煙や黒煙は出ていません。
  燃料は本来軽油ですがこの車では自己責任で灯油を入れています。問題なく動いています。
堰Fリモコンも付属しているのでとても便利です。念のため一酸化炭素のセンサーを置くことにしました(笑)。


車中泊が快適になりそうです。少し課題もあるので少しづつ解決していこうと思います。

  <使ってみての課題>
   1.中華品質というか梱包状態が悪く部品が傷だらけ。欠品も2品ありました。→梱包品質は最悪でしたがその後の対応はGoodでした。また性能的には問題ありません。
   2.燃料ポンプの音が気になります。遮音対策が必要かも。→防振ゴム(モノタロウで購入)を入れて対策し解決しました(効果絶大です)。
   3.燃料の吐出量を最低にしても7〜8度の外気温では車内の温度が35度位になってしまいました。極寒の中ではどうなのか?実働テストをしてみたいと思います。→換気扇(次の38.で紹介)を付けて道の駅小淵沢で車中泊をしてみたところ簡単に室温調整できて快適でした。

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<38.換気扇の設置> 2020/4(2020/5更新)

 中華製のFFヒーターを付けてみてその素晴らしさを知りましたが、5Kwというパワーがあだとなり外気温があまり低くないとパワーを最低にしても室温が少しずつ上がってしまいます。その時は窓を開けて室温調整をしたのですが、それでも車の暖房よりはるかにエコなので換気扇があればと思いました。普段の車中泊でも換気扇があると快適です。
 そこでスライドドアに風量を調整できる換気扇を設置することにしました。
 主要な部品材料はPCの空冷用ファン、ファンを取り付けるボード、ファンの回転数を制御するコントローラー、電源を供給するカールコードです。ネットや近くのお店で手に入るもので作ることを考えました。全体を考えるとスライドドアに12Vの電源を供給するカールコードをどう固定するかが一番の課題でした。
 ファンを取り付ける板を最初に、次にコントローラーを作り、最後にカールコードでSUBバッテリーにつなぎました。

:取り付けベースとなる板はた9mm厚の黒い塗装がされたMDFを芯材としものです。ファンはネットで手に入るPC用のクーリングファン(DC12V)を使います。
:ホームセンターで900x200x9の板が800円ほどで入手できました。幅175でカットしてもらいました。右スライドドアの上部に取り付けることにし、そのための線引きをします。
堰F右スライドドアの窓の左右と上で3箇所のビス止めとなりました。スライドドアのガラス窓を少し下げるとファンが現れる感じです。


:ファン用の穴をあけるために120φのホールソーを準備します。綺麗に穴をあけるには板の両側から穴あけを行うことです。
:ファンモーターやガードを板の上において配置などを考えます。
堰F配置はこんな感じになりました。二個は外気吸入、一個は排気用です。それぞれにスピードコントローラーを付けます。


:スピードコントローラーを作ります。基板はAmazonで探しました。基板にスイッチ付きのボリウムが付いて二組で500円ほどでした。
:基板を収納するアルミケースとスイッチ、LEDなどは小机のサトー電気様で購入しました。
堰Fファンモーターとの配線はメンテナンスを考えてコネクターを介して行うことにしました。配線はこんな感じです。


:ボードをスライドドアに取り付けてみました。ガラス窓を下げて車の外から見るとこんな感じになりました。
:車内から見た感じです。排気側のファンの位置が引いたカーテンに邪魔されます。改善が必要かも...設計ミス(笑)。
堰Fファンの回転はボードに取り付けたスピードコントローラーで調整します。吸排気それぞれ別に設定できるようにしました。電源スイッチとLEDも付けました。


:ファンを使うときは当然カーテンを開けることになりますので夜はカーテンの代わりになる遮蔽物を考えなければなりません。デコパネというポリスチレンのパネルを使いボードと窓ガラスの隙間に差し込むようにしました。隙間なしでぴったりはまる感じがグーです。ダンプラより質感が高いです。
:ファンはスライドドアに取り付けたので電源の供給はカールコードを使いました。カールコードは安くてよいものがなかなかなくて、結局私はAC延長コードでカールコードを使ったものを流用することにしました(Amazonで購入)。
堰F固定部分は電気工事用の部品売り場で使えそうなものを探しました。スライドドアの方につくカバーは金属製で丈夫そうです。


:カールコードの両サイドはこんな感じになりました。なかなか良い感じです。
:スライドドアのフロント側の固定部分です。かなりしっかりしたものになりました。見てくれもまあまあです。
堰Fボディ側に取り付けたカールコードの固定部分ですがプラのケースにしました。このカールコードですが見た目は丈夫そうですが意図した使い方ではないので固定部分が強度的にどうかなという感じです。

  <使ってみての課題>
   1.カールコードの固定部の強度は大丈夫か? しばらく使ってみるしかありません。→設置してから頻繁にスライドドアを開閉していますが使い勝手もよいし強度も問題なさそうです。
   2.ファンの風量は足りるか、配置は? オールシーズンで使ってみて見直してみます。
   3.ファンの音は大丈夫か? 就寝時のファン音について検証してみます。→車中泊で使ってみましたが思っていたより静かでした。
   4.ファンの雨対策はどうするのか?

〜その後の改善〜(2020/5追加)

:右側のスライドドアの使用頻度が高いので内側からの使い勝手を良くするために手作りの木製ハンドルを付けました。なかなか良い感じです。
:排気側のファンの位置が、引いたカーテンに邪魔されるのでカーテンに邪魔されないところに穴をあけなおしました。
堰F社外から見るとこんな感じになりました。一番奥は現在ファンは付いていません。

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<39.無線用アンテナポール固定台座設置(2022/05/21)>

 アマチュア無線局の移動運用を行うためのアンテナポールを車に固定して使えるようにしました。
 移動先でアンテナポールを車に立てて、ワイヤーアンテナを設置します。


使ったのはアルミパイプの四本つなぎで約8mの高さを確保できる鯉のぼり用のマストです。オークションで安く手に入れました。
最初はフルサイズで使おうと思いましたがまずは3本繋ぎで高さ6m〜7mとし様子を見ることにしました。


アンテナポールの台座はクロスメンバーに取り付けたヒッチボールです。


ヒッチボールにアルミパイプを差し込んで車のルーフにステーを取って固定しました。


イレクターで作ったステーをアルミパイプに貫通させたボルトで固定しました。


ステーを取ったことでがっちりと固定できましたが、しょせん車に乗せたものなので風の強い時には使いません。
アンテナはワイヤーで全長20mほどのものです。アマチュア無線家ならご存じのウインドムアンテナです。
アンテナポールの先端に滑車を付けてそこにアンテナの給電点となる自作のバラン(4:1)とアンテナケーブル、同軸ケーブルを引き上げて固定します。
実際には給電点を頂点に逆V形となります。移動局では50Wしか出せませんがこのアンテナを使えばかなり遠方と交信できそうです。

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<40.作業を行っているガレージの様子> 2017/2(2020/5更新)

 DIYを行うためのスペースとしてガレージに工具や部品棚などを置いています。収納力を上げる種にイレクターパイプとコンパネで中二階を作りました。
壁に折りたたみ式の作業テーブルを設置したり、収納棚などを自作して設置しました。

★ガレージの様子。ネジや小物部品の棚、各種工具の入ったツールボックス


★バンドソー、ボール盤、グラインダーなど。作業台の下にはコンプレッサーがあります。


★壁には作業用ライト、ACケーブル、部品など。右の壁には折りたたみ作業テーブルとその上にはLEDライトが使えるようにしてあります。





 準備中のアイテムにつきましては、しばらくお待ちください。

 問い合わせ先: Email   ssmkwsm@asahinet.jp

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