♪シバの女王
【MEMO】
1969年 発売
レイモン・ルフェーブルはフランスのカレーに生まれる。
マルセル・モイーズに師事したパリ音楽院の学生時代に、学費捻出のため演奏していたダンスホールでジャズに傾倒、
プロ・ミュージシャンとして活動を始める。
同院卒業後、フランク・プゥルセル楽団でのピアニストを経て、1956年9月に女性歌手ダリダのデビュー曲『バンビーノ』の編曲と伴奏指揮を担当、
レイモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラとしてのスタートを切る。その後、「サンレモ音楽祭」などで指揮者を歴任。
レコードでは1958年に『雨の降る日』、1968年には『ばら色の心』『ラ・ラ・ラ』が相次いで全米ヒットチャートにランクインし、注目を集める。
映画音楽も手がけ、ルイ・ド・フュネス主演作品などでサウンドトラック盤を数多く発表している。
日本では1969年にシングル・カットされた『シバの女王』がロングヒットとなったことから知名度が一気に上昇、
ポール・モーリア、フランク・プゥルセル、カラベリとともにイージー・リスニング全盛期を迎える立役者の一人となった。