サブタイトル

♪ 卒業

【MEMO】

1967年 公開
『卒業』(The Graduate)は、1967年にアメリカ合衆国で制作された青春映画、恋愛映画。 原作はチャールズ・ウェッブによる同名小説。アメリカン・ニューシネマを代表する作品の一つ。日本では翌1968年(昭和43年)に公開。
 大学を卒業し前途洋々のベンジャミン。彼は、祝賀パーティの席で誘惑をかけてきた中年女性ロビンソン夫人と逢瀬を重ねることに。 だが彼女の娘エレインが現れた事で、その関係は崩れていく。親の勧めで不承不承エレインと付き合うことになるベンジャミンは、彼女に惹かれていったのだ。 一方、そんな若い2人に嫉妬するロビンソン夫人。やがて、彼女とベンジャミンの関係がエレインの知るところとなるのだが……。
ニューシネマ全盛の時代だからか、妙にリアルな肌触りを持った青春映画で、その生々しさはストーリーだけでなく、各キャラクターにも及んでいる。 ホフマン、ロスの若い二人も好演だが、中でも、有閑マダムのロビンソン夫人に扮したA・バンクロフトの存在感は強烈。
『サウンド・オブ・サイレンス』、『ミセス・ロビンソン』などサイモン&ガーファンクルの唄うメロディもいい雰囲気で、 60年代後半に青春を過ごした人間にはバイブルのような作品でもある。

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