サブタイトル

♪エリナー・リグビー(Eleanor Rigby)

【解説】

「エリナー・リグビー」 ("Eleanor Rigby")は、1966年8月にイギリスで発表した13枚目のオリジナル・シングル曲である。 両A面シングル曲で片面は「イエロー・サブマリン」である。
この曲は、イギリスでは『イエロー・サブマリン』と両A面で発売され、共にチャート1位を獲得しているが、日米ではB面として発表された。
ヨーロッパ風の深い内容がアメリカのファンに受け入れられなかったという事実もあるが、それでもビルボードでは11位まで上昇しヒットした。 『キャッシュボックス』誌でも最高位12位を記録している。当時はB面の曲も1曲としてカウントされた為、両面がチャートインすることはよくあった。
レノン=マッカートニーの作品となっているが、実質的にポール・マッカートニーの作品である。
ジョン・レノンは本作に関して「最初の一行はポールので、残りは、基本的にぼくのだ」と語っている。作詞にあたってはリンゴが一節 ("Darning his socks…nobody there") を書いている。ジョンは後に「作詞は主に僕がしたと思う」と述べている。
しかし、この作品の作詞の現場に居合わせていたピート・ショットは、著作『ジョン・レノン・イン・マイ・ライフ』で 「(中略)多くのレノン・マッカートニー作品の中で、唯一ジョンの貢献がゼロだといえる作品が‘エリナー・リグビー’だったと僕は記憶する」と語っている。 この曲はポールがウィンポール・ストリートのアッシャー夫人の地下の音楽室でピアノに向かって書いた曲である。

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