サブタイトル

♪イエス・イット・イズ(Yes It Is)

【解説】

「イエス・イット・イズ」(Yes It Is)は、1965年4月にイギリスで発表した9枚目のオリジナル・シングル(「涙の乗車券」)のB面曲である。
レノン=マッカートニーの作品。実質的にはレノンの作った楽曲である。リード・ヴォーカルはジョン・レノン。
この曲はビートルズの曲中で最も複雑で不協和な3声コーラスとジョージ・ハリスンの初期のペダル・トーン・ギターが含まれている。
「ベイビーズ・イン・ブラック」と同じく、歌詞の中に色(赤、スカーレット、青)を散りばめている(但し、赤(Red)とスカーレット(Scarlet)はほぼ同義語として 用いられている)。
「イエス・イット・イズ」はレノンが「浮気娘」、「イッツ・オンリー・ラヴ」、「ディグ・ア・ポニー」とともにまったく好きでない曲の1つとして挙げている。 1980年に行われた「PLAYBOY」誌のインタビューにおいて彼は「ジス・ボーイ」を書き直そうと試みたこの曲は「全くうまくいかなかった」と言っている。 一方ポール・マッカートニーはこの曲を「ジョンの素晴らしい曲」と賞賛し、この曲において彼の役割はただ「曲の完成を手助けした」と述べている。
最初にプレスされたシングルには間違えて「イエス・イット・イズ」には「映画"Eight Arms To Hold You"("Help!"の原題)から」という表示が存在した。 しかし『4人はアイドル』にこの曲は使用されず、同じシングル盤のA面曲である「涙の乗車券」が使われている。
尚、アメリカのビルボード誌では最高位46位だったが、キャッシュボックス誌ではチャート入りしていない。

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