サブタイトル

♪オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(Ob-La-Di, Ob-La-Da)

【解説】

オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(Ob-La-Di, Ob-La-Da)は、1968年に発表されたビートルズのアルバム『ザ・ビートルズ』(通称ホワイト・アルバム)に 収録されたレゲエ風のポップな楽曲である。
この曲は発表当初からさまざまな歌手・グループがカヴァーするほど有名でありながら、 (いち早くカバーしたマーマレード・ヴァージョンは、全英最高位第1位、ベッドロックス・ヴァージョンは、全英最高位20位をそれぞれ記録している。
アメリカでは、アーサー・コンリー・ヴァージョンが、ビルボード誌で最高位51位を記録した。)英国・米国共にシングル化されず 日本でのみシングルとして発売された。(B面は「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」)このシングルは日本における 初のアップル・レコードのシングルである。
この曲は発表された当初はカリプソ・ソングに曲調が似ていることから「ビートルズ初のカリプソ・ソング」と宣伝されていたが、 後にレゲエ・ソングに似ていることから「ビートルズ唯一のレゲエ・ソング」とも言われるようになった。
歌詞の方は市場に勤めるデズモンド・ジョーンズと、バンドで歌手をしているモリーが恋をして結婚する物語を歌ったものである。 ただし4番ではなぜかデズモンドとモリーが逆になり、モリーが子供たちと一緒に市場で働き、デズモンドが化粧をしてバンドで歌うという 歌詞になっている。
これは収録の際ポールが間違って逆に歌ってしまい、録り直そうとしたところジョン・レノンが「この方が面白い」と発言してそのままにしたと 言われている。 イントロのピアノはジョン・レノンが演奏しているが、収録の際にポールから度重なる録り直しを要求されて嫌気がさした ジョンがトランス状態でやってきて、力任せに弾きなぐったテイクがそのまま採用されたという。

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