サブタイトル

♪レット・イット・ビー(Let It Be)

【解説】

「レット・イット・ビー」(Let It Be)は、1970年3月にビートルズがイギリスで発表した22枚目のオリジナル・シングル曲であり、 同バンド活動中の最後のシングル盤となった。
また映画『レット・イット・ビー』のテーマ曲であり、イギリス盤公式オリジナル・アルバム『レット・イット・ビー』のタイトル曲でもある。
イギリスでは『ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー』/『ペニー・レイン』以来となるメンバーの写真入りのオリジナル・スリーヴ (レコードを入れる紙製の袋)でリリースされた(当時のイギリスのシングルは共通のレコード袋に入れられて販売されていた)が、最高位は3位と、 最後を1位で飾る事はできなかった。
日本では138万枚以上の売り上げを記録し、国内で発売されたビートルズのシングルの中では最大のヒット作となった。
B面は「ユー・ノウ・マイ・ネーム」。また、マスター・テープ到着前にリリースしたため日本盤のみ、 ジャケットにステレオ表記があるにもかかわらず、モノラル・ヴァージョンでリリースされた(後にジャケットのステレオ表記は削除された)。
但し、モノラル・ヴァージョンは公式には作られておらず、このシングルに収録されている物は、ステレオ・ヴァージョンをそのまま モノラル化したものである。
ビートルズのラスト・アルバムとなった映画『レット・イット・ビー』のサウンド・トラック盤『レット・イット・ビー』に収録された曲である。
ポールは、1969年のゲット・バック・セッションでビートルズが分裂状態になりつつあるのを悲観していた頃、 亡き母メアリー・マッカートニーが降りてきて「あるがままを あるがままに (全てを)受け入れるのです」と囁いた。 そのことにインスピレイションを受けて書いた、と言われている。

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