欧陽菲菲は1967年に台北市にあるレストラン・シアター「中央酒店」で歌手デビューした。
その後日本のプロダクションより日本での歌手活動が打診されたが、本国での人気をご破算にしての日本行きに周囲は難色を示した。
しかしその後観光ビザで来日し、1971年9月に『雨の御堂筋』で日本デビュー。同曲が約136万枚の大ヒットになり一躍人気歌手の座に駆け上がり、同年の第13回日本レコード大賞で新人賞を受賞。
その後も活躍を続け、1983年から1984年にかけての『ラヴ・イズ・オーヴァー』のロングセラーなど、数々のヒット曲を飛ばしたことや、その気さくな人柄や片言の日本語で日本の音楽番組のみならず、バラエティ番組でも人気が高い。ソウルフルな歌唱が日本や台湾だけでなく、アジア各地でも高い人気を誇る。