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   Coffee Break     with Me

 ザ・ビートルズ  THE BEATLES

♪Please Please Me 

Side A
 1.I Saw Her Standing There (McCartney - Lennon)
 2.Misery (McCartney - Lennon)
 3.Anna (Go To Him) (Alexander)
 4.Chains (Goffin - King)
 5.Boys (Dixon - Farrell)
 6.Ask Me Why (McCartney - Lennon)
 7.Please Please Me (McCartney - Lennon)

Side B
 8.Love Me Do (Lennon - McCartney)
 9.P.S. I Love You (Lennon - McCartney)
10.Baby It's You (David - Willlams - Bacharch)
11.Do You Want To Know A Secret (McCartney - Lennon)
12.A Taste Of Honey (Scott - Marlow)
13.There's A Place (McCartney - Lennon)
14.Twist And Shout (Medley - Russell)

ミュージック   music      
 

バナースペース


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アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』は、シングル「プリーズ・プリーズ・ミー / アスク・ミー・ホワイ」(1963年1月11日)のヒットを受け、急遽制作されることとなった。当初はキャバーン・クラブでのライヴ・レコーディングが計画されたが、レコーディング環境として劣悪なため見送りとなり、アビイ・ロードのEMIスタジオにてスタジオ・ライヴ形式でほとんどの曲を一発録り(2トラック録音のため、演奏と歌を同時に録音し、オーヴァー・ダブは最小限のみ)で制作された。しかし記録としては、イギリスのメロディ・メーカー誌で30週間もの間1位を独占した。31週目にこのアルバムの1位を阻止したのは、セカンド・アルバムの「ウィズ・ザ・ビートルズ」であった。

既発シングルの4曲を除く10曲は1963年2月11日に10時間程度でレコーディングされた。収録曲14曲中6曲は、このころのビートルズがライヴで好んで演奏していたアメリカのR&B、ロックンロールなどのカヴァーが収録されている。レコーディング当日ジョン・レノンは風邪をひいており、ヴォーカルがやや鼻声になっている。

日本での本アルバムのリリースは遅く、ビートルズ解散から6年後の1976年6月のことであった。ただしそれ以前に『ステレオ! これがビートルズ Vol.1』と題して曲順替えされたものがリリースされていた。また本作は、アメリカではCD期までリリースされず、編集盤がヴィージェイ・レコードから "Introducing... The Beatles" というタイトルで、キャピトル・レコードから『ジ・アーリー・ビートルズ』というタイトルでリリースされていた。