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   Coffee Break     with Me

 ザ・ビートルズ  THE BEATLES

♪Let It Be  

Side A
 1.Two Of Us (Lennon - McCartney)
 2.Dig A Pony (Lennon - McCartney)
 3.Across The Universe (Lennon - McCartney)
 4.I Me Mine (Harrison)
 5.Dig It (Lennon - McCartney - Harrison - Starkey)
 6.Let It Be (Lennon - McCartney)
 7.Maggie Mae (Traditional Arr. Lennon - McCartney - Harrison - Starkey)

Side B
 8.I've Got A Feeling (Lennon - McCartney)
 9.One After 909 (Lennon - McCartney)
10.The Long And Winding Road (Lennon - McCartney)
11.For You Blue (Harrison)
12.Get Back (Lennon - McCartney)

ミュージック   music      
 

バナースペース


BACK


『レット・イット・ビー』は映画『レット・イット・ビー』のサウンドトラック盤として発表された。

本来のコンセプトは、原点に返って過剰なオーヴァー・ダビングを排したアルバム作りを行う試みであり、当初はそれに伴うレコーディング風景を収めた映画の撮影と同時進行で収録が行われた。そのため、レコーディングはスタジオ・ライヴやビルの屋上でのライヴ演奏(1月30日のルーフトップ・コンサート)を収録するものとなっていた。
ビートルズが『ゲット・バック』のセッションに力を入れたのは1969年1月22日から2月5日のわずか2週間であり、事実上頓挫していくことになる。
アルバムは1969年5月28日には一応完成し『ゲット・バック』というタイトルが付けられテスト盤まで作成された。しかしあまりにも散漫な出来映えにリリースは延期され(シングル「ゲット・バック c/w ドント・レット・ミー・ダウン」のみ先行リリース)、その後もビートルズは断続的にレコーディングを続けるも『ゲット・バック』への熱意は冷め、徐々に新アルバムの制作へと移行していく。

7月1日にはアルバム制作は本格的に進められ8月25日に完成し、9月26日にアルバム『アビイ・ロード』としてリリースされる。しかし『アビイ・ロード』リリースの後も『ゲット・バック』のプロジェクトは続けられ、1970年1月3 - 5日、8日には追加レコーディングも行われた。
しかし最終的には自分たちで『ゲット・バック』を完成させることを断念し、アルバムはプロデューサーのフィル・スペクターに託され、『レット・イット・ビー』として完成された。後に、この一連のレコーディング・セッションはビートルズの歴史の中で「ゲット・バック・セッション」と称されるようになった。