ケニー・ジョーンズ Kenneth Thomas Jones(Drums) (1948.9.16〜) テツ・ヤマウチ 山内てつ(Bass) (1947.?.?〜)

 スモールフェイセズのオリジナルメンバー。フェイセズ解散後はイアン・マクレガン、スティーヴ・マリオットとともにスモールフェイセズ再結成させた。後、The Whoにキース・ムーンの後継ドラマーとして正式加入。さらに後、元Bad Canpanyのポール・ロジャースとバンド結成したりしつつ、最近はスモールフェイセズのロイヤリティの回復に力を入れてるようです。

 ミッキー・カーチス&サムライのメンバーとして渡英。その後Freeを経て、ロニー・レーンの抜けた後に正式加入。フェイセズ解散後は帰国しソロアルバムやセッション活動を行う。近年もライヴハウス等で活動中らしい。



フェイセズ・ファミリー・アルバム

THE FACES ALL SHAPES & SIZES FAMILY ALBUM

フェイセズ、スモール・フェイセズ、ハンブル・パイ他

FACES,SMALL FASES,HUMBLE PYE,FREE,THE WHO,etc
After Grow/Small Faces, For All That I Am/The Creation, In A Broken Dream/Python Lee Jackson, Black Coffee/Humbole PIe, Reason To Bliebe/Rod Stewart, Sorry She Was Mine/Jimmy Winston & his Reflections, Cindy Incidentally/Faces, Heartbreaker/Free, How Come/Ronnie Lane, I Can Feel The Fire/Ron Wood, Ready Or Not/Kenny Jones, Find It/Small Faces, La De La/Ian Mclagan, Waiting For A Girl Like You, Wat'cha Gonna Do About It/Steve Marriot, Won't Ger Fooled Again(Live)/The Who
奥の細道へのスタートアルバム
 
 フェイセズ、スモール・フェイセズマニアのための“奥の細道へのスタート地点アルバム”とでも言いいましょうか。頭では理解していても実際にこれらの曲を見渡すと、フェイセズ、スモール・フェイセズに関わった人たちだけでこれだけの関連ができてしまうとは驚き。それぞれを個々に集めるとなると結構大変だろうから、代表曲だけとは言っても便利なアルバムだ。

 僕にとっては初めて聞くアーティストもかなり多くて、
THE CREATION  : ロンがジェフ・ベック・グループに入る前なので大した事ないだろうと思ったら結構良かった。 PYTHON LEE JACKSON  : 実際はロッドが仮ボーカルをとっただけという曲だけど全く手抜きを感じさせない歌には逆に感動。
HUMBLE PYE  : すごい黒い。60年代のロックはだれもが黒人のR&Bから入ったけどそれを70年代になってもトコトン極めようとしたのはマリオットだけじゃ?脱帽。
JIMMY WINSTON  : ビートルズのピート・ベストと顔といい、立場といい似ている。
FREE   : ふ〜ん。
RONNIE LANE  : ロニー・レインのソロを聞いたのはこの曲だった。陽気で楽しくさせられる曲。
KENNY JONES  : このアルバムが最初で最後のCD化?でも悪くはない。
SMALL FACES(PART 2)  : この曲だけでは何ともいえないけど往年のスモール・フェイセズじゃない。ロニー・レインがいないからだろうなあ。
FOREIGNER  : こんなの入れるなよ。このアルバム中唯一のハミダシ者。
STEVE MARRIOTT  : マリオットが地味に活動したという時期のライブなのになんだこのパワーは!
THE WHO(WITH KENNY JONES)  : ケニーにゃ悪いが僕がザ・フーに興味を持つとしたらキース・ムーンのドラムかな。いや、悪くはないけどね。

あと、入ってたら良かったもの  :クワイエット・メロン、 ローリング・ストーンズ、ジェフ・ベック・グループ。
(19970823)