ェネツィア広場の近くにあるVittoriano、ヴィットリアーノ。正式名称は、ヴィットリオ・エマヌエーレU世記念堂です。

1911年に、イタリア統一を記念し建てられた、ローマでは非常に新しい建築物です。

ちなみに、イタリアへ行くと頻繁に耳にする、ヴィットリオ・エマヌエーレ。どこの町へ行っても彼の名を冠した道路、広場を目にします。

1861年にイタリア半島が統一され成立したイタリア王国の初代国王です。
ということもあり、このヴィットリアーノの中には、リソルジメント(イタリア国家統一運動)の博物館になっています。

さて、口の悪いローマっ子に、タイプライターだとか、ウェディングケーキ、さらには、入れ歯。などと陰口を叩かれているようです(確かに、私の目にも優れたデザインには思えません・笑)。

いつも、心の中で「入れ歯」と呟きつつ、下から見上げているだけだったのですが、ある時、上に登ってみました。
った以上に、素晴らしい眺めが広がっていました。コロッセオを一望することが出来ます。

よく見ると、建物の装飾も凝っています。

階段の下にある噴水は、左が「アドリア海」、右が「ティレニア海」を表しています。正面の像は、ヴィットーリオ・エマヌエーレU世。

階段を登ると、無名戦士の墓になっていて、2人の兵士が墓守をしています。

ヴィットリアーノより、
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