憧れのサンタ・クローチェ教会(Santa Croce)です。ファサードの豪華さに圧倒されます。

少々、お天気が悪かったのと、教会の大きさの割りに前の広場が狭くて、壁にへばりついても、教会の全てをフレームに入れることが出来ないのが、難点でしたが、あまりの華麗さに前の広場に座り込んでしばらく見とれていました。

16世紀の半ばに着工され完成までに100年もの歳月を要したとのこと。なるほど、納得できます。
どれだけ眺めても、どれだけ写真を撮っても(このために、800ミリの望遠レンズを持参しましたから)満足出来ませんが、雨も降りそうなので、後ろ髪を引かれながらもながらも教会を後にします。

宿で休憩をして、夕食に向かったのは、B&Bのご主人が紹介してくれたレストランRistorante Alle due corti。お昼はバールで軽く済ませているので、いくらでも食べられそうです(笑)。可愛らしい内装と良心的なお値段。地元の人で賑わっているお店、という感じでした。私たちが注文したのは、トマトとチーズのピッカンテな(辛い)パスタ。何と言う名前なのかは知りませんが、幅の広い手打ちパスタでした。プーリア州に着いてから(今回の旅ではプーリア州にしか滞在してないのですが・・・)ずっと、オレッキーニ(耳の形をした、プーリア州名産のパスタ)を食べているので、そろそろ違うヤツを・・・と思って。メインには、ミートボールのトマトソースとCARNE MISTA(豚肉、牛肉、ソーセージのグリルのミックス)を注文して2人でシェア。どれもシンプルなお料理ですが、とっても美味しかったです。そういえば、イタリア料理でミートボールって初めて食べたかも・・・。以前、ギリシアで食べて美味しかったので、メニューに載ってたから挑戦してみました。

レッチェに行かれることがあれば、このレストラン、おすすめします♪
Ristrante Alla due corti
Corte dei Giugni,1
www.alleduecorti.com
料理もお腹いっぱい、バロックもお腹いっぱい。だったのですが、この先、いつレッチェに再び来れることが出来るか・・・というわけで、隅々まで町を見学することに決めました。

Architetture leccesi(レッチェの建築)という写真集を町の本屋で購入し、宿でじっくりとページをめくります。さすがに全てを見て歩くことは1日では無理なので、気に入ったものを地図に書き込み出かけます。

その中で私が最も気に入ったものが、この写真のPalazzo Marrese(マッレーゼ邸)。ファサードの柱を飾る、女性像がとても美しい建物です。

2005.05