街で普通に歩けません




今年に入ってから、おちおち道も歩けなくなりました。

これはまさに「平穏無事に生活する権利」の侵害です。

憲法13条では、「生命、自由および幸福追求に対する国民の権利については…(中略)…最大の尊重を必要とする」として、幸福追求権を認めています。

ここからしても、基本的人権を根本概念とする日本国憲法の精神からしても、「誰からも声をかけられることなく」普通に道を歩く権利も当然に認められるはずなんです。

それなのに、1999年に入ってからとくに、なにをするでもなく道を歩いてるだけでいろんな人に声をかけられるようになりました。

「サインください」とか「一緒に写真撮ってください」とか、そういうあたかも芸能人のような頼みごとをきくことになるんです。

ある日、私が道頓堀を歩いていたときのことです。

何人かの女子高生が嬌声をあげながら私のほうに近寄ってきて、

「きゃ〜、おかまだ、おかまがいる(笑)!」

私はおかまじゃない。

そうこうしているうちに私をとりかこむ人数は増えていってしまいました。

挙げ句には茶パツの少年が数人で私を囲み、

HOT! HOT! HOT! HOT! HOT! …

と奇妙な踊りを始めたんです。

私は奇妙な恐怖感を覚えました。

このままだと私はこのあやしい宗教の教祖にさせられてしまう!

私はこのとき、必死でこの場を逃げることを考えました。

よく警察では、人質をとっている犯人に対しては、「とりあえず犯人のいうことをきいて、逆上することを避けろ」といいます。

つまり、相手のいうことを聞け、ということです。

私は観念しました。

1、2、3、ヒャッホウ! 

喜美恵、探して歩いた〜、右へ左へleft and right、

喜美恵見つけて良かった〜、うれしはずかしOh my heart、

喜美恵、出逢えてうれしい僕の、体の一部が

HOT HOT! HOT HOT! HOT HOT! HOT HOT! HOT HOT! ・・・

こんな歌を公衆で歌ってしまった私はやはりポアされてしまうのでしょうか?

私は藤井隆じゃない


ミス・ロングヘア準優勝者のこのアドバイス

はやく外にでたいなあ

メロンが好きです。


今日のひとこと「メロンが好き」

紅白ネタ合戦