アクセスを稼ぐサイト目指して



 

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まずはホームページをつくることで、自分の言いたいことを言う、という基盤が作れるのではないだろうか。

自分の思考や感性を誰かにきいてもらわない限り、それらは育成されないし、他人と区別された『自分』には成りえない、ということなのだ。

ホームページ作りは究極的には自己満足の世界であって、その意味では『覗かれることを意識したオナニー』に違いない。

しかし、覗かれることがなければ、より気持ちよくなることはないのである。

そういったことで、僕もホームページを作っていきたいという人を応援していきたい。

呉エイジ師匠にはその点に共鳴し、今に至っている。


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以前アップした「ホームページを作る理由」というページはこのブロックで終了している。

今回はこの続きを書いてみたい。

そう、個人サイトで大切なのは「自分の感性を育成すること」。

しかしインターネットの世界ではある一つの大きな勘違いがまかりとおっている。

ホームページを作ろうかな〜とか作ったばかりの人、あるいは立ち上げて数年という人の中にもこの勘違いを抱えたままの人が多くいるのではないかと思う。

すなわち、アクセスがすごいサイトこそが目指すべきサイトである、と。

この勘違いをしている人は10万アクセスを超えたサイトを見て、まず「このページはなんてアクセスが凄いんだろう」という感想を抱く。

そしてここから二つ目の勘違いも生まれる。

すなわち、ウチのサイトもアクセス稼がなきゃ、と。

ここから導かれる行為はそのままアクセス向上目指して例えば検索エンジンに登録しまくったり、Read Meに登録してみたり、メルマガを発信してみたりBBSをいくつも置いたりしてみたりという結果になる。

ライバルと目すサイトの動向に一喜一憂してみたり、後から立ち上げたサイトのアクセスが伸びたりするとそれはそれで焦ってしまったり。

あるいはカウンタが回らないのを気にして、ネタがつまらなかったからか?と深刻に煮詰まってしまったりする。

違うんじゃないかな?

別にアクセスカウントなんてどうでもいいじゃん。

結構アクセスカウント稼ぐのなんて簡単なことで、例えば人気サイトのコンセプトをパクったり、他人の投稿テキストを集めたり、あるいは巨乳女子高生/女子大生といったアダルトな匂いを嗅がせればいい。

極論だけど一番早いのは完全なアダルトサイトにしてしまうこと。

でもこうやってアクセス稼ぐところにはまったく自分の感性が生かされることはないのです。

例えて言えば他人のレポート写して高得点取ったレポートみたいなものです。

自分の力で勝ち取った、とはいえないでしょう。

つまり個人サイトとして価値があるのは作者のオリジナリティであり、読者の皆さんが見にきてくれるのはその独創的な感性だと思うのです。

だってパクったコンセプトなら当然オリジナルのほうが断然面白いし、アダルトな匂いにつられてきたのなら本物のアダルトサイトには敵うはずありません。

だからサイト作者=あなたの独創的な感性こそが目指すべきあなたのサイトなんじゃないかな、と思うワケです。

まあアクセスカウントにも意味がないわけじゃないです。

読者の数がどれくらいなのか、というのは新しく見にくるお客さんへの指標となるし、一日あたりのカウント数が増えればそれはそのまま独創性を磨くことへの良きプレッシャーにもなります。

繰り返すようですが、これを履き違えて「どうしたらこの一日あたりのカウントを維持できるのか?」と考えるのは大間違い。

答えは依然一つ、独創性を磨くこと、のみだからです。

それ以外のアクセスカウント向上の策を考えようとするところが大間違いなのです。

そう考えると、どうです?

僕がアクセスカウントに関してあまりこだわらない理由がお分かりになるでしょう。

僕がこだわるところは一つだけです。

今日更新したそのページは自分の感性が納得するレベルまで独創性が発揮されているか?」だけ。

他人のサイトを見て自分のサイトと比較する必要なんて全然ないんです。関係ありません。

自分の文章が他人の文章に匹敵しようと、敵うまいとそんなことは無視してください。

そもそも比較すること自体に意味がありません。

あなたがその独創性を注ぎ込んで、あなた自身が納得するモノならアップしたらよいのです。

その積み重ねだけがあなたのサイトを成長させるでしょう。

その過程で生み出されたアクセスこそが価値ある数字だと思ってください。

僕がスパークで弟子をとった時にも彼らにこうメールしました。

自分の感性がOKしたモノなら例え他人がどう思おうとアップしたらいいし、自分の感性がNOといったのならどんなに面白くてもアップすべきではない

僕はそれ以外のことは口出ししないし、「ウチのこのネタ面白いですか?」という質問にも応じられません、と。

1万とか100万とか、アクセスカウンタの数字なんてホント、どうでもいいんです。

自分の独創性、感性をどれだけ引き出したか、磨いたか。

その点だけにこだわってください。

それが“価値ある”アクセスカウントを稼ぐ唯一の道であり、近道だと思います。




教訓「アクセスに踊らされるな」






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