ヨーロッパ一周列車の旅・序章


ヨーロッパ一周。これを聞いて他の人はどのように思うだろうか。っていうか、その前にヨーロッパっていったいどこからどこまでをいうんだろう。そういう疑問もたしかにある。ここでいうヨーロッパは、ユーレイルパスで周れる範囲、ということにしておこう。地理学的には、北はロシア以西、南はイスタンブール以西をヨーロッパというらしいが。
 
さて、なぜヨーロッパ一周をしたいのか。もちろん今現在イギリスにいて、ヨーロッパ旅行をする絶好の機会、ということもある。
が、しかし。それならばルートになぜ北欧が入っていないのかが謎である。今回の旅の計画は、
オランダ・アムステルダム
ドイツ・ベルリン
オーストリア・ウィーン
スイス・ジュネーブ
フランス・パリ
スペイン・マドリッド
ポルトガル・リスボン
フランス・マルセイユ・ニース
イタリア・ローマ・ナポリ
ギリシャ・アテネ・エーゲ海の島
トルコ・イスタンブール

というルートを列車で行こうとするもので、いわば地中海半周の旅行ともいえるものだ。そう、今回の目的は、はっきりいって、地中海にある。
碧い海、白い砂浜、輝く太陽、そしてたわわに揺れるトップレス
いつだったろうか。
地中海の海岸ではフランス人が、イタリア人が、ギリシャ人がトップレスで寝転がっているということを聞いたのは。特に、ギリシャのエーゲ海の島がすごいことになってるらしい。

しかし、エーゲ海だけにいくのでは、目的を怪しまれる。
昔から賢人はいう。木を隠すなら森に隠せ、と。
つまり、エーゲ海を隠すなら、他の観光地で隠せばよいのだ。そこでヨーロッパ一周(笑)。これならば、エーゲ海のトップレスが目的であることがバレにくいはずだ。
 
しかしこのヨーロッパ旅行も現段階で確定したものではない。なぜなら僕の夏休みの長さはマスター論文の提出日いかんで決まってしまうからだ。もし締め切りぎりぎりの10月上旬に提出することにでもなれば夏休みどころではなく引越しの時間すら取れなくなってしまう。逆にもし奇跡的に7月上旬に提出することができれば2ヶ月以上はバカンスだ。

したがって、この旅行計画を実行しようと思ったら、まずマスター論文を完成させなくてはいけない。はっきりいってHPの更新などしている場合ではないんだよ、アニキ。これから毎日本読んでコピーとって下書きしてワープロで打って担当教授に見せて手直ししてまた本読んでって繰り返さなくちゃいけないんだよ、アニキ。って、アニキって誰だよ?!

とにかく、そういうことなんである。むしろHPを更新することによってHPの内容たるヨーロッパ生乳(「せいにゅう」じゃない。「なまちち」())の旅の可能性が薄れていってしまうのだ。なんという無情! でもしかたない。なんとかごまかしごまかしやっていく以外ないだろう。
だからこの企画は、勉強のはかどり次第でもしかしたらボツになるかもしれないネタなのだ。



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