平凡な一日


今朝、となりの部屋のヘヴィメタルで目がさめる。

フランス人のポールはメタリカが好きらしい。

音楽を聴くのは勝手だが、
朝から一緒に歌うのはやめてくれ。

声がかすれているようだから今度のどあめでも持っていってあげよう。

そのあと、キッチン(
10人で共用)に行った。朝ご飯を食べるつもりだった。

が。

メキシコ人(渥美清に似ている)が
一昨日の晩飯に作った野菜炒めの残りが彼のフライパンにいまだに残っているのを見て食欲をなくす。

彼はそのとき、“ちょっとトイレ”といってキッチンから消えたのだが、そのあと姿を見ていない。

便器に流されたのではないかとちょっと心配だ。

登校の途中、語学学校で一緒だった。

韓国人とすれ違う。たしか20歳の女子大生のはずなんだが、とても
「なべ●さみ」に似ている。

授業は今日は1つ。

その教授は開発学においては世界的な名声を得ている。

かなりいい授業のはずだったんだが、座った席が悪かった。

前のやつがアフリカ人で臭かったのだ。

それが気になって、授業に身が入らなかった。

これからはアフリカ人の周囲5メートル以内には座るのはやめよう。

お昼はクラスの友達数人(男2人・女3人)で学食に行った。

イギリスの食事の話題から、ドイツのソーセージに話題が移り、なぜかお昼だというのに、
ちんちんの話に変わっていった。

おそろしいのは、話に盛り上がっていたのが女の方だったということだ。

ただし、
ガメラ似と馬場似と小錦似の3人だが。

ちなみに3人とも体重はおれよりはるかに重いと思われる。

午後は空いてしまったので、フィットネスクラブに行った。

更衣室に入ったとき、
キスしてる男同志(細とでぶ)を発見。

向こうもこっちに気付き、あたかもなにもなかったかのように着替えだしたが、
二人ともおそろいのTバックをはいていたのに驚いた。

きまずいなか、おれも着替える。

しかし、一人がおれの左耳のピアスに気付き、おれをホモと勘違いしたようだ。

ニヤニヤ笑って、視線を送ってくれた。

ジムで運動してるときにもそのホモの
Tバックとそのホモが気になって仕方ないので、すぐに帰ることにした。

今日はそんな平凡な一日でした。







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