特殊刑事全員集合!!

今から近い将来の話。
警視庁特別捜査課では、日々悪化する治安状況に手をこまねいていた。
これもすべて悪の秘密結社ワルダーの仕業だった。
やつらは強力な怪人と、ちょっと弱い戦闘員によって成り立ち、
世界制服を目論んでいたのだった。
 
「総監、もう最後の手段しかありません!」
若い刑事がそう言った。
最後の手段。
そう、悪の秘密結社に対抗するには、それ相応の刑事を集め、
組織化する以外方法がないように思われたのだ。
 
直ちに、特殊能力を備える「刑事」が各地より招致された。
古いところでロボット刑事。
宇宙刑事ギャバン・シャリバン・シャイダー。
機動刑事ジバン。
おや、電人ザボーガーがいる。
ってことは、「国際秘密刑事・大門豊」か?
でもいないぞ。
と思ったら、隣にライダーマンがいた(笑)。*1
 
かくいうそうそうたるメンバーのなかで、約一名、役に立ちそうもないのがいた。
「うぅ〜ん。犯罪の匂いがするわ。だって、もう乳首ビンビン!
そう、彼女は皇くるみ。胸キュン刑事だった。 
「全然役に立てへんやん」

*1  大門豊はライダーマンを演じた山口氏が演じてました。でもマニアック過ぎて誰もこんな引っ掛けわかるはずがない。
*2  このお話は別に、誰が奇妙だったとかいうモノではないということに気がついた。強いて言えば、おれか?

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