エンジン | ||
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エンジン型式 | CG13DE | EB1 |
エンジン種類 | 直列 | 直列 |
気筒数 | 4 | 4 |
動弁機構 | DOHC | SOHC |
バルブ数 | 4 | 2 |
過給器 | - | - |
総排気量 (cc) | 1274 | 1,169 |
ボア x ストローク (mm) | 71.0 X 80.5 | 70.0X76.0 |
圧縮比 | 9.5 | 8.6 |
最高出力 (ps/rpm) | 79 / 6000 | 76/6000 |
最大トルク (kgm/rpm) | 10.8 / 4000 | 10.3/4000 |
燃料供給装置 | 電子制御式 | CV型 2個 |
使用燃料 | 無鉛 | 有鉛 |
燃料タンク容量 (L) | 42 | 38 |
トランスミッション | 5MT | 5MT |
10・15モード燃費(km/L) | 18.0 | |
燃費(公式テスト値・舗装平坦路60km/h時) | 23km/L | |
主要諸元 | 日産マーチ 1996年式 | ホンダ シビック 1974年式 |
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モデル | Aシャープ 5ドア | シビックRS 3ドア |
型式 | E-HK11 | SB I 型 |
駆動方式 | FF | FF |
ドア数 | 5 | 3 |
全長 (mm) | 3695 | 3650 |
全幅 (mm) | 1585 | 1505 |
全高 (mm) | 1425 | 1320 |
ホイールベース (mm) | 2360 | 2200 |
最低地上高 (mm) | 150 | 165 |
トレッド前 (mm) | 1365 | 1305 |
トレッド後 (mm) | 1325 | 1285 |
乗車定員(人) | 5 | 5 |
車両重量 - MT(kg) | 830 | 705 |
最小回転半径 (m) | 4.6 | 4.7 |
サスペンション前 | ストラット | ストラット方式独立懸架 |
サスペンション後 | リジッド | ストラット方式独立懸架 |
ブレーキ前 | ベンチレーテッドディスク | ベンチレーテッドディスク |
ブレーキ後 | リーディングトレーリング | リーディングトレーリング |
タイヤサイズ前 | 155/70R13 75S | 155SR13 |
タイヤサイズ後 | 155/70R13 75S | 155SR13 |
2007年4月にCR-Xからマーチに変えました。と聞くと大半の人は「えっ!マーチ?」とか「なんでマーチに?」という返事が返ってきます。 いわゆる走り系というか、スポーツ的印象の強いCR-Xから、なぜ買い物車のマーチに?というのが感想のようです。
ですが。 車というのは不思議なものだと、CRーXのページでもいったとおり、マーチもその例にもれず見た目と運転するのとでは違うという典型的な例じゃないかなと個人的に思ったりします。 細かいことは車の評論家でもないし、レーサーでもないので具体的に説明するのは、はなはだ難しいのですが、大雑把に言うと自分の好みに合っているというか 「やっぱり。これでしょっ!!」 という感じ。
で、何が「これでしょ」というと、やはり 【車が小さい】 【重量が軽い】 【ホイールベースが短い】 と言うのが大きな決め手になっているような気がします。 ある程度の重さは安定感があるし、ホイールベースの長さは落ち着いた操舵感につながって全体的に安心感が強く、結果的にストレスが少ない運転ができるようです。 しかし一方ではハンドリングよりシャーシが勝ると言うか不快な動きが少ない変わりに、やや鈍感な動きになってしまうような気がします。
マーチの場合の楽しさは、まさにここにある訳で、非力なエンジンですがコーナーリングが本当に楽しい。 よく山道にあるような幅が狭くて小さなカーブが連続するような場所だと生き々としてきます。 ある意味CR-Xよりも楽しいとも言えます。 同じカーブでも手前からドーンとブレーキを踏んで、よっこらしょとハンドルを切る必要がなく、またフロントヘビーなFF特有の間を待つ時間が少なく、スイスイと曲がってくれます。 少し大袈裟に言うと、軽量スポーツカーにあるような速度域は高いのだけれど、それを感じさせずに曲がってくれるような雰囲気にも似ています。
そうは言っても、これは個人の好みが一番反映されるところですが、そんなヒョコヒョコした車は疲れるからやはりドーンと安定した車がやはりいい。 と言う意見も勿論わかります。 特に高速道路を移動する場合は後者の方がストレスが少ないのは事実ですしね。 高速でハンドルに軽く手をあてているだけで真っ直ぐ進む車は確かに長距離の移動には向いていると思います。 これは勿論、車の重量だけが作用しているのではなくて、きっとサスペンションのジオメトリーが決定しているのでしょう。 特に欧州のFR車は特にこの傾向が強いようです。 (最近のシビックもキャスター角が深いらしいですが、乗ったことないのでわからないです)
では高馬力でスイスイ曲がる車があればいいということになりますが、これがありそうでない訳ですね。やはり高馬力となると、ある程度の排気量が必要になってくるでしょうし。それに伴なってエンジンが大きく重くならざる得ないわけで、それを収めるボディーも大きくなってしまうのではないでしょうか。
はるか昔に免許を取ったころ、初代シビックのレンタカーをよく借りて運転しました。 理由は車を買うお金が無かったので友達とお金を出し合っては借りてよく交代で運転したものでした。 やがて運転が慣れた頃に中古のスカイライン(ハコスカ)を買いました。 直列6気筒のトルクがあるエンジンは魅力的でしたがシビックのような軽快さがなく、やはり少し無理をしてもシビックにしておけば良かったのかなと思ったものでした。 シビックを選ばなかった理由として軽々しい車は高級感に欠けているし、同様に車の製品としての質まで低いのかなと当時は勝手に想像していたからでしょう。
あれから随分と時間が経って、いくつかの車を乗り継いできたわけですが、やはり車の楽しさの原点はあのシビックにあったように思います。そこであの当時に近い車を探すと結果的にホンダ・シティー(後期形)とマーチしかありませんでした。シティーは生産を終了して随分経つせいか中古でも程度のいいもが殆ど見つかりません。反対にマーチは日産の大ヒット車だけあって、タマ数が多く、かつバリエーションも豊富でした。
そんな中で、目をつけたのが1300ccのMT。 これなら憧れだった初代シビックRSのスペックにかなり近いし、乗った感じも悪くないという訳で早速決めた次第です。 下の比較表はマーチ(正確には一つ前のモデルで中期型)とシビックRSのスペックを比較したものです。 こうして見ると車高と重さ以外は、殆ど変わりがないように思います。
さて、そんな思いやいろんな企みを求めてマーチに決めた訳ですが、今後どうなっていくのか自分でも楽しみです。
そんな私をホンダ原理主義者と呼ぶ人もいますが、さてどうなんでしょう。。。
日産 マーチ HK11 1996年式