アメリカセグロカモメ
Larus smithsonianus smithonianus
アメリカセグロカモメ 千々石,2024年11月18日
アイリスが淡色で初列風切P9,10の舌状模様が先端のミラーまであるLarus属はヨーロッパセグロカモメargentatusと アメリカセグロカモメだけです.この2亜種はよく似ていますがアメリカセグロカモメの全長は 53-65cm,ヨーロッパセグロカモメはセグロカモメvegaeと同じで55-67cmです.この個体は近くのセグロカモメに比べて小さく, また,ヨーロッパセグロカモメの初列風切P10の換羽完了時期は12月初旬で本個体はP9,10はまだ旧羽が残っています(注). これらの形質からアメリカセグロカモメと判断しました.
注:カモメLarus属の大型の種のP10の換羽は脱落から完了までおよそ2か月かかります)
参考文献 |
|