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アッちゃん観察日誌その3


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6月21日の出来事

その日のアッちゃんは、いつもと様子が違っていました。
目が虚ろで、ジッとしたまま動こうとしません。いつもは、うっとおしいほと動き回るアッちゃんとは思えません。
餌箱の餌も減っておらず、糞もほとんど水の下痢状態です。
アッちゃんがこんなことになったのは、初めてです。

鳥が落鳥(死ぬこと)する理由は大体、凍死か餓死です。
凍死は冬場によく起きることです。夜明け前の寒さに鳥の体力が持たなく死んでしまうことです。これは日頃から寒い時期になったら、窓辺や床等に籠を置かず、温かくして寝かせれば防げます。
餓死は病気をしたときに起きます。体調が悪いと食欲も減退します。食欲がなければ、病気も治りません。結局、何も食べれないまま、体力だけが消耗して、死んでしまうのです。こうなってしまうと、獣医さんに頼るしかありません。
アッちゃんは、今その状態に近いのです。

何も食べようとせず、虚ろな目をしたまま時間だけが過ぎてゆきました。
深夜1時頃、アッちゃんは突然痙攣を引き起こし、食べた物をすべて吐き出してしまったのです。
そのとき、私はアッちゃんは助からないと思いました。
ところが嘔吐をした数分後、あれほどグッタリしていたアッちゃんが180度その姿を豹変させたのです。
またいつものアッちゃんに戻ったのです。
そうです。アッちゃんは嘔吐したおかげで完治してしまったのです。

夜があけて獣医さんの所へ向かい、診察した所、異常なし。
獣医さんの話では「消化不良を起こしたのだろう」とのこと。
アッちゃんは、人間でいったら40代の中年。若い頃のようによく食べても、胃が消化しきれないことがあります。それなのに、ただでさえインコにしては暴食のアッちゃんが、ご飯等の人間の食べ物を食べまくっていたのですから、消化不良にもなるわけです。
そういえば、アッちゃんはここ2〜3日、異常というほどご飯やラーメンの麺を食べまくっていたなぁ〜。(^.^;)
獣医さんには「人間の食べ物は食べさせないように」と厳重注意を受けました。
見た目はとても元気で、捕まれている獣医さんの指をおもいきり噛むアッちゃんに「これなら今日1回薬飲ませれば大丈夫でしょう」と苦笑いしながら、薬を飲ませていました。それで治療代1,500円なり…。(;.;)

そんな今日のアッちゃんは、昨日の出来事が嘘のように私にまとわりつきながら、キーボードの上をウロウロうろついています。…一体なんだったのよ。(^.^;)