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W series
Wシリーズ








彼女 一人 で歩くのか?
Does She Walk Alone?

2015年10月に講談社タイガより発行され、現在第3刷です。
 GシリーズもXシリーズも未完なのに、新しいシリーズの執筆依頼を受けました。GもXもあと少しだったので(「もう少し待ってほしい」と)抵抗したのですが、これまでにない強いプッシュで、編集部の本気度がわかり、引き受けました。まったく新しいシリーズで、舞台は未来。このWシリーズは講談社タイガから文庫書下ろしで出版されます。小説では文庫書下ろしは初めてで、デビュー以来の念願でもありました。とりあえず、10作くらいは続けるつもりで、しばらくは年3作のペースで出ます(1作めが刊行される時点で、3作めまでは脱稿しています)。




魔法 を知っているか?
What Color is the Magic?

2016年1月に講談社タイガより発行され、現在第2刷です。
 Wシリーズの2作めです。主人公は第1作と同じくハギリ博士。ガードをする局員は、一人増えます。チベットが舞台になり、スリリングな展開となりますが、1作めの「魔法」が効いた理由が明らかになります。
 このシリーズを読むためには、旧作のどれを読んでおく必要があるのか、というご質問を受けますが、べつにどれも読む必要はありません。シリーズ内であっても、順番に読まなくてもけっこうです。ただし、どうしても挙げろと言われれば、百年シリーズ3部作でしょうか。その次は、Gシリーズ(今年10作めが出ますが)かな、といったところです。




青海 を渡るのか?
The Wind Across Qinghai Lake?

2016年6月に講談社タイガより発行され、現在第3刷です。
 Wシリーズの3作めで、前作と同じく、チベットが舞台です。ハギリ博士は、ウォーカロン・メーカを訪ねたり、遺跡のような場所へも行きます。
 読者からの声によれば、このシリーズを(森作品の)最初に読まれている方が予想以上に多いようです(それでけっこうだと思います)。これが発行される現在、既に、5作めまで脱稿しています。




デボラ、 眠って いるのか?
Deborah, Are You Sleeping?

2016年10月に講談社タイガより発行され、現在第2刷です。
 Wシリーズ4作めの舞台は、フランスです。ハギリ博士とウグイたちは、ここでスーパ・コンピュータを相手にします。本作で初めて登場するトランスファという存在は、今後のシリーズの鍵となるものかもしれません。
 これが発行される現在、既に6作めは脱稿し、7作めを執筆中です。





私たち 生きて いるのか?
Are We Under the Biofeedback?

2017年2月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
 Wシリーズも5作めです。舞台は、アフリカの南端。失踪したウォーカロンたちの居場所が判明します。ハギリ博士は、世界中を飛び回っていますね。今回も、トランスファが大活躍(かな?)。夢の仕事をしている人たちも出てきます。



青白く 輝く 見たか?
Did the Moon Shed a Pale Light?

2017年6月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
 6作めです。今回の舞台は北極。そこに、またも古いスーパ・コンピュータが潜んでいます。ハギリ博士とウグイが、このコンピュータとコンタクトを取るためにに出かけていく、というお話です。



ペガサス 虚栄か?
Did Pegasus Answer the Vanity?

2017年10月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
 もう第7作です。今回の舞台はインドのある富豪の邸宅です。ミステリィなら普通の舞台ですが、本シリーズでは初めてです。そのためなのか、かなりミステリィっぽい内容になりました。多少複雑な部分もあるかもしれませんが、気にしないで下さい。今回から、ハギリ博士の護衛は、キガタ・サリノになります。




か、か、か?
Is It Blood, Death or Null?

2018年2月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
 第8作は、最初は、エジプトのピラミッドが舞台です。後半はもっと遠くへ出かけます。トランスファもスーパ・コンピュータも、もちろんウォーカロンも入り乱れて登場。動きのあるストーリィかもしれません。キガタ、アネバネ、ウグイも活躍します。



天空はどこへ?
Where is the Sky Arrow?

2018年6月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
 第9作は、主に日本が舞台です。ウォーカロン・メーカで不可思議な事件が起こり、ハギリ博士が、キガタ、アネバネ、ウグイとともに現地へ向かいます。いったい誰が何のために仕組んだことなのか、といった謎が提示されます。もちろん、トランスファやスーパ・コンピュータも登場。



人間のように泣いたのか?
Did She Cry Humanly?

2018年10月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。最新刊
 Wシリーズ最終作です。今回の舞台はまた日本。国際会議が開かれる会場で事件が起こります。ハギリ博士とウグイが、ずっと一緒にいます。もともと、英題の主語は、Itだったのですが、書き上げたあとでSheに変更しました。一言でいえば、「歩み寄った」という感じでしょうか。このシリーズは、初めての文庫書下ろしで、電子書籍も同時配信でした。ちょうど3年間で、10冊をコンスタントに出すことができ、滑らかに終わったかな、と思っています。




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