MORI Hiroshi's Floating Factory
Model Railroad Workshop

<機関車製作部>

年越し工作


A Happy New Year!



/☆Go Back☆/
 2005年になりました。本年も欠伸軽便鉄道をよろしくお願いいたします。

 年末は穏やかで暖かい晴天続きで、どちらかというと飛行日和だったため、鉄道部門にそのしわ寄せがありました。仕事も少なく忙しくなかったわりに工作は進んでいません。反省しなければなりませんが、もしかしたら、今後もずっとこんなペースかもしれませんし、過去を眺めましても、ほぼ今までもこんなペースだったように思えますので、特に期待もせず、ぼちぼちと見守っていただければと思います。

 ネコパブリッシングの『今日からはじめる庭園鉄道』が年末に発行されました。以前に紹介したプレスアイゼンバーンの『庭園鉄道年鑑86/87』に次いで、この分野のムック本としては17年ぶりの2冊目です。しかし、取材に来たのが11月ですから、よく短時間でこれだけのものをまとめたなと感心。Gゲージの庭園鉄道を実際に編集部の人が作った記事が、この本の核心だと思います。鉄道模型を触ったことがない人に向けたピンポイント性はなかなかに先見でしょう。しかし一方では、既にこの分野にどっぷり浸かったマニアの人たちから見ると、いずれもネットでお馴染みの情報ばかりです。これは、雑誌というメディアの今後のあり方についても考えさせられますね。ようするに、雑誌が紹介するより早くマニアはネット発信してしまい、スペシャルな情報は周知のものになってしまう時代でもあるわけです。最近、マニアの人に聞いてみると、思いのほか、雑誌離れが進んでいます。自分の好みの記事がないと買わない、という人が増えているようです。

 そう考えると、機芸出版が発行している平岡氏や三ツ矢先生の本は、やはりコンテンツの高質さが際立ちますね。そこにあるのは単なる情報ではなく、もっと普遍的な技術と精神であり、しかもそれがたった1人の人間から発していることへの畏怖を感じずにはいられません。

 さて、上の写真は年末30日に撮影したもの。レンガサークルで列車の運行を見守る駅長の後ろ姿。西庭園を走っているのはAB10の列車で長男S氏が運転をしています。31日から少し寒くなりましたけれど、それでも透き通った青い空の下、日差しはまだまだ暖かいです。

 毎年、大晦日はTVも見ず、炬燵にも入らず、一人籠もって工作をすることにしています。工作をしながら年を越せる幸せをかみしめましょう。元日も、初詣も行かず、おせち料理にも目もくれず、工作をするのです。

 しかし、雪が積もりませんねぇ……。


<コッペル組立進む>


<冬のグース>


<カーブ半径とスケール考>


<駅長と信号機>


<コッペル、ボイラ搭載>


<45mm新線のための測量>


<スチームトラム>


<工具物語>


<改造機関車>


<非鉄道話題>


<年末運転>


<除雪車試運転>


<工作の大晦日>

/☆Go Back☆/