MORI Hiroshi's Floating Factory
Model Railroad Workshop

<機関車製作部>

庭園大工事 part7




/☆Go Back☆/
 6月は晴天続き。こういうのは、June brightっていうのかな(と洒落をいったり)。いよいよ梅雨入りしましたけれど、実際に工事ができなかったのは台風の影響があった1日だけです。3カ月にわたった庭園大工事もいよいよ終盤になりました。

 エッセィを書いていて、ことあるごとについ鉄道模型の話を書いてしまうのですが、「エンドレスをぐるぐると回る」という表現をごく自然に使うわけです。しかし、これ、変なんです。鉄道模型の世界の人には、何が変なのかわからないでしょう? しかし、出版社の校閲部は確実に直してきます。エンドレス「」とね。つまり、エンドレス・トラックの略として社会では認識されていないのです。同様に「レイアウトで遊ぶ」は、「レイアウトして遊ぶ」に直されますし。「赤を吹いた」とか、「少しヤスった」とか、「ギアがなめた」とか、「点づけした」とか、完全に工作業界用語です。一般には通じません。でも、一番落差があるのは、電車や機関車が「いる」という表現ではないでしょうか。この表現で、この分野の人かどうか区別ができます。自動車でも駄目です。「駅前にバスがいる」とか、「ポルシェが駐車している」でも駄目です。それは、ほとんど「靴が玄関で待っている」と同じくらい、普通人には違和感がある表現なのです。ときどき、こうやって自分の位置を確認することも必要でしょう。

 上の写真は6月第1週の週末の西庭園。まさにレイアウト(鉄道模型のジオラマのことです)になってきました。しかし、日本庭園も、西洋の庭園も、いずれも、そもそも自然を模したレイアウト(箱庭)なのですから、ガーデンそのものが模型である、ということに気づかされるわけです。右手前にあるベンチがなかったら、サイズがよくわからない写真になったでしょう。


<工事その後>


<散歩道>


<井戸と小川>


<Gゲージのディーゼル>


<R=20のカーブ>


<Gゲージのパイク>


<西庭園工事>


<他社からのおたより>


<左官工事終了>


<小山へ向かう線路>


<石屋さんの仕事>


<自動車事情>


/☆Go Back☆/