MORI Hiroshi's Floating Factory
Model Railroad Workshop
<機関車製作部>
フォーサイクル・サウンド

/☆Go Back☆/
寒くなりました。でも、太陽が出ていれば、暖かいです。北海道へ引っ越そうか、なんて考えたこともありますが(なんとなく、思いっきり飛行機とか飛ばせそうだから)、雪が多い地方の方は、この時期は外で遊べないわけで、やっぱり大変でしょうね。ホント、お天気だけは買えません(また言っている)。
さて、来年の目標をいろいろ考えているところですが、やはり一番の目標は、外回り線の開通でしょうか。難関の橋工事は、まだまだ目処も立っていませんが、なんとかしたいもの。まず、コンクリートブロックが欲しいのですが、ツーシータのビートでは、一度に2個しか運べないのです。荷物が載るクルマがない、という理由は、お金がない、時間がない、家族の理解がない、などと同じレベルだと思いますけれど、まあ、誰にでも、そういった境界条件はあるわけで、甘んじるのか、それとも、打破するのか、考えどころです。そうやって、悪条件を設定して楽しんでいるのかもしれません。
前回に引き続き、今回のメインの話題は、やはりKato 7tonです。もう毎日乗っている、というくらい気に入っています。晴の週末も続き、ろくに工作もせず、乗り回してばかりの暴走族。そういった、ソフトな話題に終始しますが……、と思っていたら、なんと、もう届きました! イギリスから水中翼船で来たのか、というくらい早い。お楽しみはこれからです。
レポートは、今年はもう1回できるかな……。年末年始も、弁天ヶ丘線は運休しません。雪さえ降らなければ、ですが。
<Kato 7ton快走!>

ガソリンエンジンを動力とすることは、騒音と排気ガス、そして苦手な低速走行(つまりクラッチ関係)の問題を除けば、あとはメリットばかり(普通、デメリットを除けばメリットばかりですが)。音と排気ガスは、メリットだと考える人も(特にオーナ)いるでしょうね。だって、ライブスチームだって、目に染みる煙がメリットだと例外なくみんな思っているのですから。エンジンは、燃料さえ入れれば、いつでもどこでも手軽に動かせるという点が最大のメリットです。バッテリィで動く電機機関車は、充電しておかないといけませんし、電池を使い切ると、もうお手上げです。蒸気機関車は、スチームアップが大変だし、あとの掃除もこれまたままなりません。それが楽しみといえば楽しみですが、客観的に見ると、やはり、手軽とはいえないわけで、実物が、消えてしまった理由がここにあります。
しかし、そうやって理屈を並べて弁解しても意味はあまりなくて、とにかく、好きな機関車を、好きなメカニズムで楽しむのが、一番。弁天ヶ丘線の場合、風景にも、やはりこのタイプの機関車が似合っている、という観測もあります。

落ち葉の絨毯です。やろうと思っても簡単にはできません。西庭園線をぐるぐると走らせています。半径4mのカーブでは、まったくスムーズ。サスペンションもまずまずで、気持ちの良い走りっぷりです。また、引き込み線の半径2mも、まったく問題ありません。カタログでは、この機関車の最小半径は1mです。大きい割に小回りが効く、まさにナローの面目躍如といったところ。

引き込み線で一休み。普通の草刈り機よりも、また、実物の車よりも、ずっとずっと静かなエンジン音です。これは、特注のサブマフラのおかげだと思われます。アイドリングのときの低音も4ストロークならでは。燃費もかなり良くて、ガソリンをタンクに満タンにしたら、きっと弁天ヶ丘線では1カ月くらい大丈夫かも、というくらい。
エンジンカバーを右側だけ外していますが、こちらは、エンジンを始動するときに引っ張る紐がありますので、開けています。ずっと開けっ放しにしていた方が良いです。実物もエンジンのクーリングのために、こうしていたようですし。

ターンテーブルの上にいるところ。大きいです。ヘッドライトは電池で点灯します。クラクションも空気式のラッパが装備されています。重さは30kgくらいでしょうか。大きさの割には、それほど重量級ではありません。この機関車が、弁天ヶ丘線の7号機となりました。
<デキ3も快走>

デキ3がガレージ駅に停車中。引いているのは、道具箱車のトレーラ。足乗せ車にはバッテリィが剥き出し。せめて、写真用にカバーのボディくらい作りたいので、計画中です。最後部は木曽のカブース。全然ちゃらんぽらんな編成ですが、弁天ヶ丘線では、これがノーマル。監督が日向ぼっこをしています。眩しそうですね。

一応起き上がって姿勢を正したつもりのようですが、目が開いていません。この場所にずっといますが、ときどき、電車に向けて小さく控えめに吼えます。コントローラのチョッパの音に反応しているようです。
もう1枚は、森から出るパスを走るデキ3。やっぱり小さい機関車です。
<監督くつろぐ>

駅から移動して、玄関ポーチにやってきました。日が当たる場所がお気に入りです。デルタ線には、7号機が停車中。
このガソリン機関車の運転のために、再び作業車をトレーラに戻しました。前屈みに乗る姿勢が、ちょうど適しています。今までにない速度でぶんぶん飛ばすので、これが走ると、監督もちょっとびっくりします。このあと、カブースをこちらの編成に回すことにしました。冬は雑草が伸びなくて、線路の整備がとても楽。ほとんどメンテナンスフリー状態。
<取材>

宝島社の関係で、取材がありました。カメラマン氏が、列車の写真を撮っているところ。もう、こういったことが何度目でしょうか。このHPで充分に知られているから、今さらって気もしますが、しかし、プロが撮った写真というのも、それはそれで楽しみなものです。
2枚目の写真は、列車最後尾のカブース。このとろこ、編成がずっと変わっていません。ちょっと厭きてきたかも。でも、AB10の混合列車は、お客さんを乗せることが多く、そのとき、客車のあとに3両の貨車がいることで、後ろからゴトンゴトンという音が聞こえるのです。早い話が、サウンド装置だったのですね。ボディがあると、ゴトンゴトンも響きます。スピーカボックスみたいなものでしょうか。
<デジカメの試験>

前回のレポートの途中からデジカメを変えました。いつも、フラッシュを切って使っているのですが、今回試験的に、自動の設定にして、暗ければフラッシュが光るモードにしてみました。フラッシュが光って撮れたのが1枚目。フラッシュをまた切って撮影したのが2枚目。確かに、1枚目の方が実物には近い感じがしますが、でも、フラッシュを切った方が明るい、ということは、知っていましたか?
<亀の子の木製キット>

前回に引き続き、木製のキットを組み立てています。写真は下回りがほぼ完成して、試運転をしているところ。たとえば、シリンダも木製で、それに紙を細く切った帯を前後に巻き付けています。灰色になっているのは、サーフェイサを吹き付けて、目止めをしているからです。毎日1時間くらいはやっているのですが……。
さて、2枚目の写真が1週間後。少しずつでも、毎晩やっていると、それなりに進みますね。リベットは、小さな釘を1本1本埋め込んで再現。まだキャブはこれからです。
<大きさ比べ>

オレンジのKato 7tonがどれくらい大きいか、という写真を撮ってみました。ちょっと、「写真の魔術」という気がしないでもありません。
違う角度から撮ると、そんなに大きくは感じられないですね。うーん、不思議。

AB10と比べてみましたが、上から撮ると大きく写ります。車体の長さでいうと、AB10の600mmに対して、Kato 7tonは、800mm近くあります。大きいでしょう?
ところが、同じ配置を、前から写してみると、不思議や不思議、そんなに大きくはない。高さがそれほどないためでしょうか。こうしてみると、写真というのは絶対的な大きさを表現できないものだな、と思いますね。実物の機関車や建築物を見にいったときも、最も感じることは、そのサイズです。他のことは、写真やビデオでわかりますが、大きさだけは、実物を見ないと、なかなか把握できないものです。

ワークディーゼルと比べてみました。これはもう、大きさが圧倒的に違います。なんか、実物とおもちゃみたいですね。
ワークディーゼルの後ろのトレーラに、コーヒーカップが置かれているのがわかりますか? その後ろに、紙が立っているみたいですが、実はドーナッツがのっているのでした。
<塗装の日>

スプレィで吹き付け塗装です。ナベトロもいよいよ年貢の納めどき。やや定番っぽいですが、黄色にすることにしました。黄色というのは一番塗るのが難しい色です(青も難しいですが)。今回は全体を銀色に塗装してから、黄色を吹きました。それでも、一度ではたぶん無理。乾燥させて、また後日もう一度吹き付ける予定です。
<お客さん快走!>

お客様を運ぶ機会は土日には必ず数回はあるのですが、AB10の混合列車に乗ってもらうことがほとんどで、運転しているため写真が撮れません(なんと、オーナと運転手とカメラマンが同一人物なのです)。今回も、グースを運転してもらったときに写真が撮れました。スピード感が出ていますね。どうして、いつも同じ場所のスナップになるのでしょう。やはり、見通しのせいで、カメラで狙いやすいポイントなのか……。
<雪が降りました!>

12/20の朝に雪が降りました。積雪は10〜15cm。麓では数cmだったそうで、どうということもなかったようですが、ここは午前中は車も出せません。線路は全部見えなくなりました。ダミィでも良いから、ラッセル車を作って、このときとばかりに写真を撮る、というのをやってみたいのですが、雪なんて、いつ降るかわからないし(冬ですけど)、作っても降らないと、つまらないし、で、なかなか実行に移せません。だいたい、写真で見るほど綺麗じゃありませんしね。解けたら、ぐちゃぐちゃだし。

ガレージの丸い屋根から雪がするっと落ちて、扉の前にこんなに積もってしまいました。これではとても扉が開けられません。西口と東口は駄目です。しかし、ポリカの屋根付きの駅へ出る南口は大丈夫。写真はもうお昼頃で、天気も良くなって、どんどん雪が解けているところです。

そういうわけで、南口からKato 7tonを出しました。エンジンはかけていません。バックの白にオレンジが映えます。走れないことはないですが、メカニズムに水が付くと、掃除がやっかいですので、今日は運休です。
<イギリスから来ました>

さて、その雪の日、イギリスから来た機関車が到着しました。木箱を開けてみたら、うーん、可愛い! 塗装がとても艶々で、紺色と赤でおもちゃみたいです。しかし6分の1なので、なかなかに立派な大きさ。ガレージの中の半径1mのエンドレスにのせてみました。バルブはワルシャート式でした(カタログによるとオプション)。非常にシンプルな構成です。サファイアという名前の機関車で、リンクにも紹介しているMAXITRAK製です。サドルタンクには目がないので、どうしても欲しかった一台です。半日自由な時間がどこかであけば(それがなかなかないのですが)、さっそく動かしてみましょう。
<ビュッフェ!>

あ、フレンチクルーラだ!
/☆Go Back☆/