MORI Hiroshi's Floating Factory
Model Railroad Workshop
<機関車製作部>
弁天ヶ丘線ただ今工事中3
/☆Go Back☆/
2002年2月です。怒濤のアップで快進撃を続けている弁天ヶ丘線です。またまた暖かい休日がやってきましたので、スケジュールを変更して、急きょ工事&運転を決行。
先日、家の近くでタヌキを見ましたが、このまえの大雪の日。一面の処女雪を斜めに横切る小さな足跡があったのです。あれは、ネコでしょうか、タヌキでしょうか。暖かい日に庭で工事をしていると野鳥が沢山やってきます。見たこともない鳥たちばかりで、うーん、名前はわかりません。
今回は特に何もなくて、単に遊んでいるだけです。3両目の貨車はタンク車ではなくて、運材車(材木を運ぶ貨車)にすることに決定。材料をホームセンタで調達してきましたが、車輪が2軸足らないので注文中。納期が1カ月かかるという連絡があったので、完成は少しさきになります。
<記念切符と改札鋏>

記念切符はひとまず15枚作りましたが、まだ乗客が1人もないので、未使用。しかし、初版にはスペルミスが発見され、現在第2刷をスバル氏に(というか、彼女のプリンタに)発注しています。改札鋏は、ネットで探してJRの中古品を購入しました。切り口がM型になるものです(写真は試しに切ってみたもの)。
<地道な土木工事>

2輪車のおかげで土や砂利の運搬作業が飛躍的に効率化しました。バラストを撒いて、線路の保線も行っています。線路が浮き上がりそうなところへ砂利を敷くわけです。こうしてバラストを撒き続けると、どんどん線路が高くなっていくような気がします(笑)。ところどころに見える赤いものがレンガ。これで最初にだいたいの高さ調整をしています。大きめの砂利を下に、細かい砂利を上に敷きます。本線の土木工事は完成度が60%くらいでしょうか。つまりまだ仮の路線なのです。
右の写真はホームセンタで買ってきたレンガを並べたところ。ビートで買い出しにいくので、1回でせいぜい10個くらいしか買ってこられませんが、でも、今は20個ほど余裕があってレンガのバブルです。
<引込線の整備>

前回設置したポイントは、その後すべての車両でいろいろ実験をしました。重い車両はまったく問題がありませんが、軽い貨車は、ポイントが選択されていない側から進入すると脱線します。切換を間違えないようにしなければなりません。しかし、通り心地は満点で、ほとんど衝撃はありませんでした。本線にポイントが沢山あっても、これなら大丈夫でしょう。
そのポイントから内側に分岐する引込線にバラストを敷きました。一番先に白っぽいレンガが乗っていて、今はここが終点です。右の写真がそれに接近したところ。ところが、そのレンガの向こうにも線路が延びていますね。これは、内側にあった小さなエンドレスの線路を解体して、その先につなげてみようか、と考えつつ、置いてみただけです。なんか、先の方で左の方へカーブしていますね。うーん、あっちへ行くのも面白いかもしれません。
<森林線の構想>

もう少し寄ってみましょう。向こうに高架の本線が見えます。それよりも低いところで左へ急カーブ(半径1m)。右の写真はそのカーブを反対側から見たところです。

さて、その先は低いところを真っ直ぐに進みます。そして、また急カーブ。本線の手前を掠めて通ります。うーん、ここへ線路が敷けるとは今まで考えていませんでしたが、けっこう面白いかも。なんか、森林鉄道みたいです。本線ももともと軽便鉄道なのですが、さらに道なき道を行く感じ。

AB10の4両編成が本線を快走していきます(運転手不在ですが)。こうして見ると、以前は2本ある松の左を本線が通っていたので、こんなスペースはなかったのですが、本線が外側へ移動したため、この谷が通れるようになったわけですね。ちなみに、移動した小さな樹はまだ枯れていません。

こちらがさらにその先。手前の線路が構想中の森林線ですが、こうして線路を実際に置いて考えるというのが、なんともプリミティブです。なお、本線は上の写真で赤いカブースがいる辺りからポイントで分岐して、向こうに見える竹の柵を越えて、新たな大地へ進出する予定です。
いずれにしても、森林線は面白そうなので、ちょっと本気になって作ろうか、と考え中。直線のレールを5mほど買えば、手持ちのものでできてしまいそうです。ただ、本線と連結するかどうかは難しいところ。半径1mのカーブが車両を制限しますしね・・(OSのトレーラは曲がれない)。
<ちょっと休憩>

上の写真でも既に活躍中の黄色い無蓋車(ワゴン)ですが、まだレタリングをしていません。左の写真は、HOゲージのイギリスの無蓋車たち。この白いレタリングが格好良かったのですが、ボディを黄色にしちゃったから、白は目立ちません。うーん、どうしようかな、と考えているところ。ちなみに、今回の工作で一番参考にしてのが右の無蓋車。これはドイツかスイスの貨車ではないか、と思います。メタル製でけっこう精密な製品。いずれもHOゲージです。

亀の子はまた増えています。バックマン製でOn(Oゲージのスケールですが、ナローなので線路はHOと同じ16.5mm)。形は2種類で、ペイントはそれぞれ数種類あります。非常に走りが良いものと、そこそこのものがありますので、買うときは走らせてもらって確かめましょう。それから、ヘッドライトなどが歪んでいるものも多いですから気をつけて下さい。いったい何を書いているのでしょう。あそうそう、弁天ヶ丘線に、こんな蒸気機関車が走る日を夢見ています(無理矢理つなげました)。

さあ、次はバッテリィ充電器です。今朝、ホームセンタで金具を見ていたら、スバル氏より電話がかかりました。「ミニが動かない」というSOSです。なんと、2日間ほどガレージでキーを差したままにしていたため(最後までキーが回っていなかったのでしょう)、バッテリィが上がってしまったのです。そこで、このように、100Vから充電するチャージャの登場とあいなりました(ミニのバッテリィは後ろにあります)。実は、これが、AB10やワークディーゼルのバッテリィを充電している装置です(と無理矢理つなげました)。5000円くらいですね。あ、そうそう、もともとは、向こうにちらりと見えるビートのバッテリィのために買ったものです。実験室で制作したキットカーのときも威力を発揮したし、もう充分に元を取りましたね。
<運材車の片方だけ>

角材を切って木ネジで固定して1時間ほどで完成した運材車の台車部分。これが2つないと木材が運べません。車輪が入荷するまで待ちましょう。ところで、ハンズやホームセンタなどで、材料を購入するとバーコードのシールが貼られていますよね。あれって、剥がすのがとても大変なのです。シンナを使ったりして臭いますしね。金属やプラスティックならまだ良いけれど、木材は表面が傷つきます。工作の一番最初にあのシールを剥がす作業がとても憂鬱。「ものづくり」を売り物にしている店が、どうしてこんな簡単なことに気づかないのかな、といつも不思議。きっと、実際に工作をしたことがない人が経営しているのでしょう。バーコードのシールを貼っていないホームセンタがあったら教えて下さい。少し高くても良い材料を良い店で買いたいものです。
<寒くなってきました>
午後は曇ってきました。そろそろ片づけましょう。一面の枯葉ですが、土木工事をしていると、こんなに寒くても小さな虫が沢山いることに気づきます(そういうの苦手なんですけど)。さて、では次の更新はもう少し暖かくなってから・・。
/☆Go Back☆/