MORI Hiroshi's Floating Factory
Model Railroad Workshop
<機関車製作部>
弁天ヶ丘線ただ今工事中
/☆Go Back☆/
上の機関車はHOmなので弁天ヶ丘線とは関係ありませんが、いずれはこんなタイプのライブスチームを走らせたいものです。
さて、2002年です。今年からリアルタイムで工事経過をご報告することにしました。そうはいっても、なかなか進みません。ぼちぼちと、気ままにいきたいと思います。条件としては、暑くもなく、寒くもなく、体調が良く、仕事もない、というような、そんな時間を待っていたら、いつのことやらわかりませんので、まあ、多少の無理はあっても、びしびしと工事を進めないと駄目ですね。
<本線、コース変更>

1月はいきなり大雪でした。一夜にして積雪20cm。記録的な大雪です。おまけに寒い。ラッセル車があったら良かったのに、なんてジョークが出ましたが、しかし、外に出る気にもなれません。
そういうわけで、室内でこそこそと、デスクワーク。昨年の開通を祝して記念乗車券を作りました。もうすぐ発行されます。いったいどこでどうやって手に入れるのかは不明ですが、少なくとも乗車した人にはもれなく差し上げます。なんかそれって、乗車券と意味が反対ではないか、という感じもしますが・・。
もう1月の工事は無理だろう、と思っていたら、なんと、12日からの3連休はぽかぽかの陽気でした。春みたいに暖かかったですね。大いにやる気を出して、朝起きてから、CADで図面を描いて確認、その後すぐに大工事を敢行しました。

これまで最大の難所と言われていたのが、左の写真です。まだAB10が白いときですが、松の樹の横をぎりぎり通過しています。傾斜した松の幹のすぐ横を通るため、機関車は数センチのクリアランスでOK(これも偶然)なのですが、乗っている人はかなり小さくなっても、肩がどうしても樹に当たってしまいます。危険なので、ここでスピードを落とさないといけませんでした。上の写真の左の松がそうですね。
子供たちも運転をしたがっているし、誰でも乗れるように、ということで、この松の樹の外側を線路が回るように路線を変更しました。写真は工事途中のショットです。手前が新しいコース。向こうはまだ古いコースで、入れ違いになっています。約1mほど外側に迂回することになったのです。

左1枚目の写真は、上の部分を反対側からみたところです。そして、2枚目の写真が、コースを変えて、松の樹の外側へ線路を回したところ。ほぼ同じところを写していますので違いがわかると思います。小さな樹を1本植え替える作業も必要でした。3枚目の写真は、この部分の手前のカーブを振り返って見たところで、この辺まで及ぶ大工事になりました。全長の3分の1の線路の位置が変更されました。
<工作台&二輪車導入>

システム線路を置いてあるだけ、という弁天ヶ丘線の仕様の特長は、このように手軽に線路配置を変更できる点にあります。組み立て式レイアウトに近い感覚ですね。しかし、そうはいっても、直線とカーブの線路を組み替えるだけで簡単に処理できるわけではありません。つまり、線路を金ノコで切断し、その新しい切り口付近に、ドリルで穴を開けてジョイナで連結できるように加工する必要があります。
実は、この作業中、10年以上愛用していたドルメルのハンド・ドリルが壊れてしまいました。そこで連休2日目の朝、ホームセンタへ出かけて日本製のドリルを購入、ついでに2000円の作業台と、3000円の二輪車を買ってきました。左は、その作業台で線路の穴開け作業をしているところです。二輪車はもちろん土を運ぶためです。これで効率アップができそう。そうそう、また煉瓦も買ってきました。1つ60円です。
<2002年の初運転>

多少は土木工事、保線工事に慣れてきたのでしょうか。2日目には新しいコースが開通してしまいました。こんなに工事が早かったのは、気候のせいでしょう。エンドレスが総延長で1.5m長くなりました。
写真は、2本の松の樹の間を通る1号機のディーゼルです。かなり高速にこの部分を通過できるようになったので気持ち良いです。右の写真に写っている左手前の小さな樹が、今回の工事で植え替えたものです。この時期だから枯れちゃうかもしれませんけれど・・。

連休3日目は、満を持して主力機関車AB10が初運転です。まえはいつ充電したかな、というくらいバッテリィが長持ちしますね。充電は2カ月に1度くらいです。いつでもすぐに動かせます。この辺りがライブスチームより手軽で良いところなんですが、しかし、やっぱり蒸気機関車が走らせたいです。
路線変更により速度が出せるようになったので、思いっきり走らせることができました。AB10ですが、最近変わったところは、窓ガラスが入ったこと、屋根のディテールが少し加わったこと、パンタを黒っぽく塗り替えたこと、くらいでしょうか。ちょこちょこ直しています。

トラス鉄橋のさび止め塗料ももう一度上塗りをしました。路線に危ない箇所がなくなったので、運転を任せられるようになり、長男S氏がコントロール。来週にセンタ試験を控えた受験生とは思えません。スバル氏も乗車して、親と子の鉄道体験ツアーといったところ。
/☆Go Back☆/