MORI Hiroshi's Floating Factory
Model Railroad Workshop
<機関車製作部>
21世紀最初の投資
/☆Go Back☆/
2001年は、鉄道模型人生の転機でしたね(というほどのこともないか)。一番大きかったのは長年の夢であった(こればっかですが)5インチの庭園鉄道。しかし、こちらは別ページでご報告することにして、このページでは20世紀を振り返り(オーバな)、この3年ほどで手に入れた機関車と、Gゲージのレイアウトの進展具合をご紹介します。
<機関車>
いろいろな機関車を手に入れました。最近、サイズもゲージも気にしないで、走ろうがぎくしゃくしようが、ようは、好きな形ならよろしい、という自然体で臨んでいます(笑)。




まずは、ナローの蒸気機関車。こうして並べると、なんと最初の4つは水タンクをボイラに背負った、いわゆるサドルタンクです。なんかずんぐりしていて好きなのです。1つめが、ワダ・ワークスから購入したライブステームのドックサイドで、Gゲージのスケールのもの。煙突に電動ファンを乗せてスチームアップしているところです。ラジコン装置を組み込んでいませんので、ときどき元気が良過ぎてカーブで転びます。2つめがHOで、中古で手に入れた数千円の安物。3つめは、つい最近バックマンが出したOnのポータの0-4-2です。後輪がプラスされているので、半径15cmのカーブはさすがに脱線しますね。室内もなかなかよくできていて、薪も載っています。これで1万円以下ですから、もうなんという天国みたいな世の中ではありませんか。さて、4つめの同じバックマンのポータで、こちらは0-4-0です。いわゆる「亀の子」ですね。このタイプが大好きで同じ機関車をプリント違いで4台も買ってしまいました。安いです(くどい!)。最後もOnのバックマンのモーガル(っていうのだと思う)。これも1万円なんですよ。昔は10万円出しても買えませんでしたよね〜。とにかく、Onが充実してきたので、このスケールのレイアウトを絶対に作ります(決意)。


つぎは、Gゲージの機関車。これらは、このページの下の方で出てくるレイアウトの主役たちです。1つめはザクセンのマレー機関車。緑鮮やかで、もううっとりするほど重厚なロコ。走りがまた格別です。ナローの蒸気ではかなり大きい方でしょう。ターンテーブルぎりぎりでした。2つめは、電気機関車では一番好きなクロコダイルです。スイスのレイテッシュ・バーンのモデル。本物は茶色なのですが、何故か、限定発売の赤と青を買ってしまいました。青い方は、サウンド装置が付いていて、これがまたもの凄い迫力で、買ってびっくりしました。3つめは、グースです。メタル製で、ディテールはなかなか。チェーン駆動です。カーブにちょっと弱いのがたまにきず。LGBのカーブはきつすぎる?

つづいて、OゲージとHOゲージの機関車。まずは、ご当地名鉄の電車です。これ、有名になりましたね。カーブした前面とカラーリングがチャームポイント。HOやNでも製品が出ていますが、やはりOゲージはプロポーションが抜群。中古品で手に入れました。右はHOの機関車。オーストリアでしょうか。こういった小型が大好きです。久しぶりに、形に一目惚れして買ったものです。走りも良いし、半径15cmカーブも通るし、文句なし。

最後は、小型ライブとシングルドライバ。変わり種です。左はオークションで手に入れた1番ナローのライブスチーム。線路は32mmを使います。固形燃料でお湯を沸かして走り、スイッチ切り替えでバックもします。でも、動いているのは、ほんの十数秒ですね(笑)。楽しいです。右は、とれいんギャラリィ(後半でご紹介)で買ってきたシングルドライバ。つまり、動輪が1軸しかない蒸気機関車(というか客席があるので汽車)です。真鍮製で塗装してありませんが、これはこのままが良いでしょう。
<訪問記>
2001年はフランスで鉄道に乗ってきましたが、それは今回はなし(笑)。まあ、あまり出歩くことはないのです。


雑誌「TRAIN」で有名なプレス・アイゼンバーンを訪問しました。最初は、コッペルだったと思いますが本物。フレームの内側に動輪があります。うーん、凄い。さて、あとの2枚がHOの巨大レイアウトです。日本で最も有名なレイアウトの1つではないでしょうか。真ん中の写真で呆れて呆然としているのが森の奥様・スバル氏であります。相当なショックを受けられたご様子です。

こちらは、小樽の鉄道博物館です。実際にこんな可愛らしい機関車が動いていました。それに、カブースです。本物のカブースを見たのは初めて。うーん、格好良い。痺れますね〜。
<その他>
どうも、機関車以外のものも買ってしまうわけです。これがいけません。幅広くしてはいけないのです。注意しましょう。


蒸気エンジンと限定商品です。ネット・オークションのせいで、こういうものを手に入れる機会がある、というのがまずいのでしょう。これまでは東京へ出ていかなければお金を使わずに済んだのです。最初の写真は、蒸気で動かすエンジン模型。コンプレッサの圧縮空気でも動かせます。これで何かの仕事をする、というものではありません。2枚目は、LGBで有名なドイツのレーマン社の120周年記念商品。ゼンマイのイカルス号です。鉄道とはまったく関係なし。最後の写真は、机の上でOnの運転をしているところ。周囲にいらんものが沢山あることがおわかりでしょう。困ったものです。
<Gゲージのレイアウト>
さあ、2001年より専用のホビィルームを確保し、念願のGゲージの敷きっぱなしをやっています。レイアウトというか、単に、ずっと置いてあるだけのことですが、でも、やっぱり大きいと楽しいです。それは確か。この部屋だけ別世界といっても過言ではありません。


線路配置も変わりましたが、一番の変化はターンテーブルでしょう。手動で回しますが、これがまた面白い。1枚目の写真ではホーム側からターンテーブルへ入りましたが、これを変更したのが2枚目。3枚目ではストラクチャが増えています。なんか端っこにパンダが写っていますが、これはご愛敬。基本的には大きく回るエンドレスと、小さく回るエンドレスの複線です。内側が電化されていて、架線を工事中。

その架線工事が一応終了したところ。まだ架線から集電はしていません。デジタルになったら関係ないですしね。左の写真はトッポジージョが写っています。右はプラットホームができたところですが、この後、架線柱の位置を逆側に変えました。


ヤードと駅舎の工事終了。左は外側の線路から内側にヤードを作ったところ。貨車をここに待機させます。信号が光っていますね。まだ架線が工事中のときです。2枚目は、駅舎が完成したところ。プホームができると俄然、雰囲気が良くなります。3枚目は、信号所を置いたところ。トーマはこの部屋に出入り自由なのですが、レイアウトを壊されたことは一度もありません。クロコダイルの汽笛が大嫌いで、これが走ると逃げていってしまいます。

ローアングルで撮ってみました。左は青のクロコダイルがホームに入っているところです。人形がもっと欲しいのですが、種類が沢山ないし、ちょっと高いですね。紙粘土で自分で作る手もありますけれど、そんな時間はないし(笑)。

ストラクチャがなかなか増えません。どうしてかっていうと、買えないから。売っていないのです。注文しても何ヶ月も待たないといけません。おかげでお金を使わずに済むわけです。神様の戒めかと思われます。左は、天賞堂で中古品で手に入れた給水タンク。アメリカタイプなのでちょっと変。ほとんどは、ポーラの製品で、プラモデルみたいなキットです。


変わり種で猫貨車とカメラ貨車。理由はわかりませんが、猫が乗っていて、この猫は口を開けるとライトになります。つまり懐中電灯としても使える優れもの(そんなことで優れてもなあ)。次はCCDカメラを載せているところで、その次のような映像をテレビで見ながら運転ができます。はっきりいって、あまり面白くありません。
/☆Go Back☆/