ここの所、いわゆるホームリバーはいろんな意味で寂しい状況。

で、いろいろ遠征をくりかえしてきました。
今日はシーズン最終日
とわいえホームはホーム、決めとかないとと出かけてみたがやはり沈黙の
水面。
他の川が遊べそうという情報に見栄も外聞もあるものか。

一路高速を西に走らせる。

友人の車が二台、やってるやってる(^^
そちらを外し、空席のセクションに入る
渓相抜群で何処からも飛び出してきそうなれど反応薄く、出てきても寸止めで
Uターン。
それでも一尾小さいシラメ系が出てくれた。
やっぱりこの時期川ごとすれてるんだな。

友人N氏にあそこに魚居るんだけど、どう?

導かれ渓ずたいに下る下る。

白濁したプールに魚影数匹、立ち位置からライズまでそこそこの距離があり
魚はうっすらしか見えない。
大岩に乘りあがり回遊コースを見極め、目を慣らす。
これをやっておけば水面に降りても見当がつく。

すれているような挙動なので、フライ選定の重要度は高いはず。
初回のプレゼンで咥えないとアウトのはず。

厳選したフライ、#21BOGをタールノットで結びレンジメジャーを二回。
ライズミート点の10cmにプレゼン、流速1.5cmでゆっくりと流れる。
フライを認識したアマゴがフライ下に定位して凝視している。
見切るか!?なにかしら違和感を感じてはいる模様。

パクっ!

ヒット!
久々の感触だ。
今年は山ではグラファイトを使うことが多く(年齢を考えて不可を減らしたく)
ファイトがまだ慣れなくて結構バラしていた。
しかも今日は大好きなGSを折っていたので往年のセージ379llを使用していて
さらに怖い。
ヤマメ、アマゴ特有のキリモミファイトは甘味と苦痛と恐怖が綯交ぜになった、心臓鷲掴み
の快感だ。
グラファイトは魚の動きが一層伝わり、実は楽しいのかも知れない。

横たわったアマゴは、今年を象徴する泣き尺。
しかし、しかしである。
充分に満たされた一尾だ。

魚を眺めながら事故無く一年を過ごせたことに感謝しつつ
来年も無事に釣りができればと願うひと時であった。

Kさん、Nちゃんありがとうございました。