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 8月末日の日記   9月1日の日記   10月1日の日記 

03年9月30日(火) 田中前外相,嫌疑なしとして不起訴処分(東京地検特捜部)

リンクのページに,しらとりさんのMOCKBA*ballet*REPOを復活させました。

ボリショイを中心とするモスクワでの観劇記録なのですが,以前リンクさせていただいていたサイトは,お使いになっていた日記スペース(というのかな?)のトラブルで内容が消えてしまったとのこと。現在はその復元作業中とのことですが,既にして読み応えがあるのでお勧めいたします。(復元が終わってから読むと量が多くなってたいへんそうだしー)

 

03年9月29日(月) 長崎家裁,4歳男児誘拐殺人事件の被疑少年(12歳)を自立支援施設送致を決定。

ダンスマガジン11月号を買いました。仕事が忙しいので最短コースで一読。

まず,新国立『マノン』のリハーサルのページを眺める。(感想:オスタはマトヴィエンコのことだけでなく小嶋さんについても言及しておって,行き届いた方ですねー)

次に,キーロフのロンドン公演のページを斜めに読む。ルジマトフについては,最初のほうしか出演しなかったことだけ書いてあるのを確認して,あとは後日のコトにする。それにしても,サラファーノフはかわいいねえ。

最後に,念のため,後ろのほうの白黒のページをざっとチェック。その甲斐あって,小嶋さんの名前を発見。
リレー・インタビューの宇田川路代さん(牧阿佐美バレエ団)が「尊敬する先輩」として彼について語っているのですが・・・ふーむ,舞台の印象から「こういう人なんじゃないかしら〜」と想像されるとおりの方らしいですなー。

 

03年9月28日(日) 中央線高架化工事トラブルで8時間運休。

えー,昨日は大幅に話がそれてしまいましたが,牧バレエの会報には,来月の『眠り』の主要キャストと12月の『くるみ』の主役が載っていました。

ココに書こうかとも思ったのですが,「劇場へ行こう!」さんが公演カレンダーに載せられたそうなので省略。
興味と必要のある方はそちらをご覧くださいね〜。『眠り』はリラの精や青い鳥のパ・ド・ドゥはもちろん,プロローグの妖精たちや3幕の宝石の精たちも載っておりますよ。

あと,来年2月7日・8日の『ピンク・フロイド・バレエ』の会員発売が10月8日だと書いてありました。(一般発売は10月15日)
で,牧がプティ作品を上演する度に生ずる悩み「小嶋さんは出るのか?」がまた・・・。

今回微妙なのは,2月18日〜22日に新国立劇場『スペインの燦き』というオペラ+バレエの舞台があること。
こっちも会員郵送予約の時期なのに,歌手の名前は出てもバレエは「新国立劇場バレエ団」で片付けられている。ううむ・・・出ないような気もするが出るかもしれない。公演自体のイメージがわからないだけに,見当がつかなくて困るわ。

いや,両公演とも珍しいモノだから,仕事の都合がつけば行くつもりではあるのです。
でも,ほら,チケットを取るに当たっての気構えというか気合が全然違ってくるわけよ。ああ,悩ましい・・・。

って,ココにこんなコト書いてるより,まず問い合わせですよねえ。
うん,明日電話してみようっと。(結局判明しないような気はするけどー)

 

03年9月27日(土) 高松刑務所で病気放置で男性死亡として,元同房者が人権救済申し立て。

牧阿佐美バレエ団から会報が届きました。

『ノートルダム』と『デューク』のリハーサル風景の写真が載っていて,ラカッラはほんとに細いわね〜,ペッシュは素顔のほうがさらに二枚目なのね〜,ベランガールは意外にも少々むさくるしいわね〜,と眺めていたら,げげっ,私の王子はもっとむさくるしいじゃないのっっ。

な,な,なんだって撮影が入る日にこんな髭面で・・・と一瞬あたふたしたけれど,あら,でも,よく似合っているわね〜♪ 古武士みたいな風格があって,とーってもすてきだわ〜♪♪

とは思うものの,(いくらフロロが入っちゃってる状態とはいえ)深窓の王子さまより巌流島の決闘とか赤穂浪士の討ち入りのほうが似合いそうに見えるのは,ダンスールノーブルとしては短所ではありますわね。彼が『ザ・カブキ』を踊るコトはあり得ないわけだしー。(うーむ,冗談のつもりで書いたのだが,書いてみたら,踊ったらきっと見事だろうと見たくなってしまった)
パーヴェル・ゲルトの時代だったらよかったのかしら〜。って,そのころは日本にはバレエはないな。

そうだ! とりあえず,レスコーをこのお顔でやってみてはどうだろうか? 
これだけ風格があれば,テューズリーがこようとイレールがこようと,大丈夫兄貴分に見えると思うんだけどー?

 

03年9月26日(金) 北海道南部・東部で震度6弱2回。釣り人2人行方不明。

新国立のガラ「THE CHIC」まであと1週間です〜♪

パ・ド・ドゥだけなのにやっぱり嬉しいのよね,うふふ。
小嶋さんのアルベルトはとても美しいのよん。また見られると思うと胸が高鳴りますわ〜。
新潟公演みたいに上が紺で白いタイツなのかしら〜,それとも新国立の紫の衣裳かしら〜,というのが,目下の私の最大の関心事。

あ,バランシンの『シンフォニー・イン・C』とかドゥアトの『ジャルディ・タンカート』もあります。
『ジャルディ・タンカート』は,ドゥアトの処女作。たぶん日本初演なんじゃないのかな。カタロニア語で「閉ざされた庭」という意味だそうで,カタロニアの民謡(民族音楽? ドゥアトのサイトには folk songs と書いてある)を使っているらしいです。

そうそう,もっと世間の関心事になりそうな話。
Bunkamuraこちらのページによると,アダム・クーパー主演・振付のミュージカル『オン・ユア・トウズ』日本上演決定だそうです。
私としては,クーパーのことより(いや,彼も出たほうがいいには決まっているが。というか,もちろん,彼が前提の企画ではあるが)はたしてムハメドフが出演するのかどうかが関心事なんですけどー。

 

03年9月25日(木) 東京慈恵医大青戸病院医師3人を業務上過失致死で逮捕(ずさん手術)

《深酒したので休みました》

 

03年9月24日(水) 民主党・自由党合併。(国会議員204人)

94年に見た公演の思い出。ルジマトフ以外篇。

一番印象的だったのは,ルジマトフが出ないと世界バレエフェスティバルってつまんないのね,というコトでした。(あら,ルジマトフ「以外」の話のはずだったのに)
もちろん,それは見る側のせいなのでしょうが,あのときはショックだったなあ。まだ純真さが残っていたから,世界バレエフェスこそは日本でバレエを見る最大の楽しみだと信じていたのよ。でも,行ってみたら楽しくなかったんだもん。

よかったほうは,ハート/フィッシャーの『ジゼル』とか志賀/小嶋の『ドン・キホーテ』とかハンブルク・バレエの『オテロ』と『白鳥の湖』とか・・・。
小嶋さんの『ドンキ』は,彼に決定的にはまった公演です。それまでは「けっこういいわね〜」だったのが「このコはすごいっっ」に変わってしまった。そして,今日に至る・・・わけですが,うふふ,あの日の舞台のことは,今思い出してもドキドキするわ〜。

 

03年9月23日(祝) 6年以上凍結受精卵で出産事例。

えーと,なんかFor Ballet Lovers Onlyさんの広報担当みたいになってしまったのですが・・・今度は別の投票を開始したそうです。もしやキーロフの男性ダンサー人気投票なのではっ? と一瞬張り切ったのですが,そうではなくて,キーロフの『眠り』・『バヤデルカ』復元版の是非,みたいな感じです。
聞かれても,写真しか見ていないものは答えようがないなあ。『眠り』は前回の来日のときに上演されましたが,平日だったので(ファルフさんも出ないしー)私は見ていないのですわ。そのとき行かれた方とかペテルブルクやロンドンで新しい(いや,古いのか?)『バヤデルカ』をご覧になった方はどうぞ〜。

さて,1994年に見た公演の続き。ルジマトフ統計。

舞台数 27回(91年6回,92年3回,93年11回,94年7回)

  91 92 93 94
全幕          
  『海賊』      
  『くるみ』    
  『白鳥』(ボヤルチコフ版)    
  『白鳥の湖』(セルゲーエフ版)      
1幕もの,小品          
  『アルビノーニのアダージョ』  
  『偉大な芸術家の生と死』      
  『タンゴ』  
  『ばらの精』      
  『ムーア人のパヴァーヌ』      
パ・ド・ドゥ等抜粋上演          
  『海賊』グラン・パ・ド・ドゥ  
  『ディアナとアクティオン』パ・ド・ドゥ      
  『ドンキ』パ・ド・ドゥ
  『眠り』グラン・パ・ド・ドゥ      
  『バヤデルカ』グラン・パ・ド・ドゥ      
  『バヤデルカ』婚約式のパ・ド・ドゥ      
  『バクチ』よりデュエット      

えーと,ルジマトフは93年の暮れにキーロフ日本公演,続いて「オールスター・バレエ・ガラ」に参加。で,94年の1月にはレニングラード国立バレエの『白鳥の湖』にゲスト出演。まさか日本で年を越したわけではないよねえ?

で,6月には「ルジマトフのすべて」でした。仕事の都合で行けなかった東京では『ライモンダ』のアブデラーマンとかバランシンの『タランテラ』なんかも踊ったらしく,見逃して残念でした。
その代わり,横浜と盛岡で「ふっふっふ」なモノを見たのよん。なにかというと・・・横浜はメドーラ(のつもりだったのであろう)で,盛岡は『瀕死の白鳥』。あ,ポアントではなかったですし,衣裳も「準備不十分」というか「テキトー」という感じでしたけどー。

そして,年末はキーロフの公演でした。
土曜日の夜に大阪でアユポワと『白鳥』を踊るというので,見にいきました。で,翌日午後3時開演の『くるみ』にも出るという話になって,きゃああ,ラッキーだわ〜,というコトではあったのですが,フェスティバルホールから新大阪駅までタクシーを飛ばしてその日のうちに新幹線乗り継ぎで帰ってきて翌日出勤という危ない橋を渡る破目に。(私も若かったからできたのよね〜)

このときの『白鳥』が,彼でセルゲーエフ版を見る唯一の公演になるのだろうと思っていました。今回のキーロフ日本公演で踊る予定が公表されていますからそれが実現すれば,そしてその日私が無事に仕事を休めれば,2回目になるわけですが・・・どうなるかしら〜?

 

03年9月22日(月)  小泉改造内閣,竹中・川口両大臣留任等。平均年齢60歳未満の若さ。

新国立の会員誌が来ましたが,あいかわらず「THE CHIC」のキャストはパ・ド・ドゥ以外出てないわねえ・・・と思ったら,ファンサイトさんがボックス・オフィスに取材して載せてくださっておりました。
結局,小嶋さんの出演は『ジゼル』パ・ド・ドゥだけみたい。う〜む,やっぱり残念ではあるのでした。

あ,宮内さんは体調不良で休演だそうです。たいしたことがないといいのですが・・・。(12月の『シンデレラ』は大丈夫なのかっ? と小嶋さんと組む舞台のほうが気になってしまう利己主義なワタシ・・・)

会員誌に話を戻すと,『マノン』に出るテューズリーと『シンデレラ』に出るスティーフェルのインタビューが2ページずつあって,大抜擢でびっくり〜のシンデレラ役さいとうさんは1ページなのはいかがなものか? とは一応思うわけですが,ま,ココの会員誌はいつでもこういう調子だから,諦めるしかないのでしょうなあ。

あ,さいとうさんは,『シンデレラ』の前に,今度の『ジゼル』での小嶋さんのパートナーなのよん。
7月の新潟公演では,緊張して硬いかな? という感じだったので(←上手ではあった),今度はもっと情感のあるジゼルだといいなー。

そうそう,全然話が変わりますが,昨日のアサヒ・コムさんへのリンクは,表記のしかたなどがリンク先の希望する形といろいろ違うようので,消しておきました。ま,なくても話は通じますもんね。

それにしても,リンクしたら知らせてほしいと書いてあるから一応メールはしたものの,わざわざ「朝日新聞社・著作権センター」からお返事(注文?)が来たのには驚いたわ〜。
それも,記事の見出しと掲載日付けを付けてリンクしろのロイター提供のページにはリンクしないでくれの(「できない」と書いてあった)マメというかこうるさいというか・・・。
たまに「確認しました」くらい言ってくる企業サイトさん(招聘元とか)はありますけれど,お返事なしのところが多いのに珍しいコトです。うーむ,大企業なのに細かい? 大企業だから細かい? どちらなんでしょ?

あ,そういえば,11月に来日するノボシビルスク・バレエの招聘元「東京アイエムシー」さんからは,わざわざていねいなお返事を頂きました。(仙台バレエ公演情報のほうでリンクしたの)

「皆様にも,是非是非お越しくださいますよう,宜しくお伝え下さい」と書いてありましたので,宣伝に協力しておきます。皆さま,よろしく〜。
(というか・・・見たことがないバレエ団だから確言はできませんが,オケ帯同の公演でこの価格であることとか,『コッペリア』がヴィハレフによる復元版であることとか,サイトで見る『くるみ』の美術の幻想的な趣とかからして,かなり魅力的な公演だと思われます)

あ,詳しくはこちらのページです〜。

 

03年9月21日(日) 自民党新幹事長に当選3回の安倍官房副長官を抜擢。

あのー,17日にご紹介したFor Ballet Lovers Onlyさんのボリショイ・バレリーナ人気投票なのですが,とりあえず中止したそうですのでお知らせします。
理由は, Lovers Onlyさんのトップページに書いてありますが,要するに,ヴォロチコワ解雇問題が大騒ぎになりすぎて結果になんらかの影響が出そうだから,ということだそうです。
後日改めて実施するそうですので〜。

えーと,ヴォロチコワ解雇問題については皆さんご存知だと思いますが・・・これだけ話題になったのは,
1 ヴォロチコワが,記者会見を開くなどマスコミ利用の術に長けている方であること
2 「アイスクリームで太りすぎたバレリーナ」という話の面白さ(彼女には失礼だけれど,滑稽さと言ったほうがいいのかな)
3 「ボリショイ・バレエ」のネームバリュー
4 ヴォロチコワの美貌
の相乗効果だろうと思いますが・・・それはそれとして,「ほんとかなー?」というのが私の感想ですね。

だって,会社が社員をクビにするときって,なにかしらもっともらいし理由をつけるじゃないですか。ほんとうは「なんとなく気に食わない」のが理由のときでも,単なる経費節減のためのリストラのときでも。ときには,不祥事を隠すため穏便に身を退いてもらうときでも。
だから,今回公表されている理由は,もしかしたら事実かもしれないけれど,もしかしたら単なる口実かもしれないよなー,と思ったりするのですが・・・?

 

03年9月20日(土) 自民党総裁選で小泉首相(総裁)が圧勝。来月10日衆院解散の方向。

これも,「読み終えた本」ですね,一応。

「食わず嫌いのためのバレエ入門」 守山美花 光文社新書

私にとっては特に得るものはなかったですが,コンパクトにまとまっていて初心者の方には悪くないかもしれませんねー。もっとも,前著の「バレエに連れてって!」のほうがずっと面白かったとは思いますが,まあ分量が違うから・・・。

ただ,「食わず嫌いのための」になっているかどうかは疑問なような。
うーむ,私は実際に舞台を見にいく前からテレビでバレエをやっていればなんとなく見る程度にはバレエが好きだったからよくわかりませんが・・・なんか,これで納得するかいな? と思う部分が多かったなあ。
これよりは,鈴木晶さんの「抜群にスタイルのいい女の子たちのすらりと長い脚が見られるのだ。・・・(あまりにお下品な表現につき中略)・・・これで1万円はキャバレーよりお得だ」論(「バレエの魔力」)のほうが,よっぽど説得力あるよねえ。
まあ,実際には,「食わず嫌い」の方がこういう本を買うわけはないから,どうでもいいのかもしれませんが。

あと,入門書としていかがなものか? と思うのは,熊川さんについて触れていないことです。
ロイヤルの『ラ・バヤデール』の映像に登場することとか,コヴェント・ガーデンの「日本人の観客率」のところで彼がゲストで出ると「日本からのツアーも」などとは書いてあるけれど,あれだけの著名人についてきちんと解説しないのは,初心者に対しておっそろしく不親切だと思いますねえ。

だって,私が「バレエを見るのが趣味だ」と言ったとき一番多いリアクションは,「じゃあ,熊川哲也見たことありますよね?」ですよ。
2番目は「・・・それは高尚な・・・」で,3番目が「子どものころ習ってたんですか?」かな。そう言えば,守山さんが書いているような「男のタイツ」とか「幼稚」とか「乙女」とか言い出した人はいませんね。うーむ,もしかすると,私が怖くて言えなかったのだろーか? あ,そういえば,いきなり床に片膝ついてポーズ(らしきもの)をとった部下がいたわよ! あのときはさすがに驚いた。

ええと・・・話がそれてしまった。それで・・・
入門書だというなら,バレエ=熊川哲也という現代日本の常識を無視してはいかんでしょう。見るのを勧めるにせよ,止めるにせよ。
もっとも,「初めて観るならば絶対に海外の有名オペラハウスの引越し公演,これに限る」と書いてあるのから読み取れるかもしれませんが,でも,やっぱり不親切じゃないかしらん。

というわけで,「バレエ鑑賞の入り口までのナビゲート」(←あとがきより)としては,よい本だとは思えませんなー。
(あ,でも,ココをお読みになる方は皆さん「入門」はすんでいるに決まっていますから,それなりに有益かもしれませんねー。・・・と,一応フォローしておこう)

 

03年9月19日(金) 東京地裁,13年不法残留のイラン人家族の強制退去処分取消し判決。(違法の司法判断は初)

1994年に見た公演のページを作りました。英語版も。

作っただけで疲れきりましたよ。
なんだって,こんなにたくさん見ているのだ? あとから整理するのに大変ではないか! と意味もなく腹が立ったりして・・・。
あ,ヘンなところがあったらメールで教えていただけると助かります。どうぞよろしく〜。

 

03年9月18日(木) 仙台市地下鉄東西線に国土交通省の事業許可

今日はバレエの話題はお休み。

最近書くのをとんと忘れていた「読み終えた本」について。
自分のためのメモだから,お読みになる方にはつまんないですよねえ。悪しからず。

「文士と姦通」 川西政明 集英社文庫
事実関係のほうはわかりやすいが,作品に与えた影響の記述が理解しにくいのが難点。

「石に刻まれた時間」 ロバート・ゴダード 越前敏弥訳 創元推理文庫
「千尋の闇」 ロバート・ゴダード 幸田敦子訳 創元推理文庫
「閉じられた環」 ロバート・ゴダード 幸田敦子訳 講談社文庫
プロットは多少ご都合主義かもしれないけれど,読ませるねえ。主人公が色仕掛けに弱いのにいらつくけどー。

グイン・サーガ90「恐怖の霧」 栗本薫 ハヤカワ文庫
私はね,シルヴィアには幸せになってほしいのよ。うう,それなのにさー。
グイン・サーガ91「魔宮の攻防」 栗本薫 ハヤカワ文庫
トールの役回りに同情しつつ笑う。

「試行錯誤」 アントニイ・バークリー 鮎川信夫訳 創元推理文庫
すばらしい♪ ミステリーでユーモア小説? トッドハンター氏の造形がよいですー。

「成功の技法−起業家の組織心理学」 田尾雅夫 中公新書
アントレプルナーを経済学でなく経営学・組織論の観点から論ずるモノ。

「三屋清左衛門残日録」 藤沢周平 文春文庫
やはりこの作家はいいですなー。

 

03年9月17日(水) 米国,新型核開発の予算化へ

小嶋直也先生のお弟子さんをもう一人ご紹介いたしますー。

今年の埼玉全国舞踊コンクールジュニア部(男女混合)2位の2,橘バレエ学校の清瀧千晴さん。
株式会社ビデオ(サイト名が最近DDに変わったようですが・・・)のこちらのページね。

『グラン・パ・クラシック』のヴァリアシオンだそうです。なんか衣裳が中島さんの『眠り』と同じに見えるのが不審ですが・・・ま,細かいコトは気にしないようにしよう。
この方は,4月の学校公演で「黒鳥」のヴァリアシオンを見ましたが・・・たしか背が高くてプロポーションがよかったような・・・。この写真もそんな感じですねー。

うーむ,それにしても,なんだって私はこんなコトを話題にしてるんでしょーねー?? 
こういうのを屋烏の愛っていうのかしらね,あはは。って,将来有望なダンサーをカラス扱いしては失礼ですけどー。

いや,えーと・・・もう少し一般受けしそうな話題も書いておこう。

For Ballet Lovers Onlyさんから,またお知らせメールが来ました。
キーロフのバレリーナの人気投票は終了,新しくボリショイのバレリーナの人気投票を開始したそうです。

キーロフのほうの結果は,ロパートキナが5位に終わったところなど若干の「?」もありますが,なるほどそうかもしれないなー,と思いますが,ボリショイの現在の数字は,アナニアシヴィリが1位であること以外は「??????????」という感じが・・・。普段ボリショイに関するロシアや欧米の記事などをチェックしていないからそういう気がするのかしらん,とにかく日本での人気とか知名度とは大きく違っていてびっくり〜。
特に,ステパネンコのファンの方は,気持ちの準備をしてからご覧になったほうがよろしいかと思います。

それから,「ニキヤの印象」という写真ページを作ったそうで,復元版『バヤデルカ』でのザハロワ特集という感じです。

 

03年9月16日(火) 名古屋立てこもり事件,ガソリンが引火爆発。犯人,人質,警察官の3人が死亡。負傷者41人。 

「バレリーナへの道」50号を読みました。

小嶋さんの写真が1枚あって,名前が2か所に出てくるので,雑誌掲載のページに追加。

一つは,この号の特集は「踊り続けるダンサーたち」で,森下さん以下18人のベテランダンサーのインタビューや手記が載っているのですが,その中の,3月に『ジゼル』で共演した安田美香子さんの手記。
公演の感想にも書きましたが,安田さんは,子供のころの小嶋さんを教えたことがあるそうで,大幅に意訳すれば「あの直ちゃんとパートナーとして踊る日が来るなんて〜」というようなコトが書いてありました。

もう一つは,今年のこうべ全国洋舞コンクール男性ジュニア1部の1位,橘バレエ学校の中島哲也さんの談話(?)。
今回のコンクールに向けて小嶋さんが指導したそうですが,海外進出(留学?)について聞かれたらしく,「素晴らしい先生に習っているからその機会を捨てることは考えられない」というようなコトを語っております。

まぁぁ,なーんてかわいいコトを言うお弟子さんなんでしょ♪ (いや,厳密に言えば,小嶋先生について言っているのかどうかは不明瞭なのですが,そう理解することにしました)
『ノートルダム』と『デューク』のコール・ドで出ていたみたいだし,来月の『眠り』にも出るかしらん。もしキャスト表に名前があったら,どんな方か探してみましょー。

あ,コンクールでの中島さんの写真がチャコットこちらのページに。『眠り』だそうですが,いかがでしょうかね? 写真で見る限りでは,シニア1位(といってもまだ19歳)の福岡雄大さんのほうが一日の長がありそうな気はしますが。

 

03年9月15日(祝) プロ野球阪神タイガース18年ぶりのリーグ優勝

『デューク・エリントン・バレエ』曲順・キャスト比較表の改訂版というか,大阪・名古屋公演も足してみました。
実は大阪は情報がないのですが,ほぼ間違いなく名古屋と同じキャストだと思います。

今回の上演順 出演者(東京) (大阪・名古屋) 前回 出演者
1 The Opener ベランガール ドゥガラー 小嶋
2 In a Sentimental Mood / Mr. Gentle and Mr. Cool 菊地 ほか 菊地 ほか 小嶋,菊地 ほか
3 Don’t Get Around Much Anymore ラカッラ,ペッシュ 平塚,相羽 タルボット,佐藤
4 Solitude 上野 ほか 上野 ほか 上野 ほか
5 Happy Go Lucky Local ボニーノ,塚田 ボニーノ,塚田 ボニーノ,正木
6 Come Sunday ロドリゲス,アラガオ,ジョブソン ロドリゲス,アラガオ,ジョブソン アルヌール,ロドリゲス,アラガオ
7 Afrobossa ラカッラ,ベランガール,ペッシュ        
8 Hi-Fi Fo Foms  ドゥガラー ほか ドゥガラー ほか 10 小嶋 ほか
9 Mood indigo / Dancers in love ベランガール ドゥガラー 11 ペパリーノ
10 Sophisticated Lady : Chelsea Bridge / Satin doll ラカッラ,アラガオ,塚田,菊地 草刈,アラガオ,塚田,菊地 12 タルボット,アラガオ,塚田,菊地
11 Telecasters ペッシュ 10 菊地 6の一部 菊地
12 It don’t mean a thing ベランガール ほか 11 ドゥガラー ほか 13 ペパリーノ ほか
13 Caravan 男性コール・ド 12 男性コール・ド 男性コール・ド
14  Cotton Tail 上野,ボニーノ 13 上野,ボニーノ 14 上野,ボニーノ
15 Ad Lib on Nippon  草刈,ドゥガラー ほか 14 草刈,ドゥガラー ほか 15 草刈,正木 ほか
16 Kinda Dukish Rockin in Rhythm ロドリゲス,アラガオ,ジョブソン 15 ロドリゲス,アラガオ,ジョブソン 16 アルヌール,ロドリゲス,アラガオ
17 Take the “A” Train ソリスト全員 ほか 16 ソリスト全員 ほか 17 ソリスト全員 ほか
        3 Island Virgin 小嶋,森田,正木
        6 Shakespeare 志賀,小嶋,森田,菊地

ふーむ,「The Opener」はドゥガラーが踊ったのか。
東京で彼が踊った「Hi-Fi Fo Foms」は気に入ったから,こっちも彼で見れば大丈夫だったかなー? それともやっぱり拒絶反応出たかなー?

あ,情報源は,「美は見る者の目に宿る」さん。菊地さんのファンで,彼の「Telecasters」(東京でペッシュが踊ったソロ)を見るために名古屋遠征を決行なさったというコトでした。
なお,これを機会にリンクのページにも加えさせていただきました。(←更新記録)

そうそう,これもこちらのサイトで知ったのですが,菊地さんは年末の牧阿佐美バレエ団『くるみ割り人形』で主役デビューだそうです。
84年10月生まれの王子さまとは若いわね〜。あら,小嶋さんの牧での初主役より若いじゃないの〜。(彼は19歳と11か月だったのだ)

王子タイプとは違うかも? という気もしますが,その辺を調査するためにも見にいこうかしらん。でも,新国立ではスティーフェル王子が・・・。うーむ,どうしたものか・・・。

 

03年9月14日(日) 柔道世界選手権,田村選手6連覇達成。

ル・リッシュのドキュメンタリーの次は「ダンサーズ・ドリーム ルドルフ・ヌレエフの世界(1) 眠りの森の美女」だったので,今日ざっと眺めましたが・・・その結果,ヌレエフの古典改訂は好きになれないなあ,というコトを確認しました。

ルグリが踊ってさえ「すてき」でなくて「上手」にしか見えないような詰め込みすぎの男性主役の振付はいかがなものか,とかねがね思っていましたが,今回呆れたのは,毒針を指に差したオーロラがついに倒れたあとの演出振付です。4人の王子が抱きとめて,そのままリフトになっていくって,いったい・・・? あんたたちは,いや国王や王妃も宮廷の人々も,オーロラが死ぬ(あるいは100年の眠りにつく)のを予知でもしていたんかい??

まあ,プラテルがあれだけ誉めるんだから,きっと気に入る方も多いのでしょうが・・・。

昨日の補足

字幕にダンサーの階級が出る場合,ゲランとかルディエールとか既に引退しているダンサーについては「エトワール(当時)」といちいち補足がしてあって,NHKはていねいだなー,と思いました。
でも,デュポンやオスタも「プルミエ(当時)」や「スジェ(当時)」ですませるのはちょっと気の毒なような。もちろんウソではないですが,せっかくなら「(現エトワール)」って書いてあげればいいのにねえ。

あ,それから,ル・リッシュがピエトラガラと日本で『ドンキ』を踊ったという話は,おそらく,96年11月のベラルーシ国立ボリショイ・バレエへの客演だと思われます。

ところで,このあたりを確認しようと思って手帳を見ていて「!」と思ったのですが,ル・リッシュは97年1月には,今度はレニングラード国立バレエへの客演で,オスタと『ジゼル』を,そしてデュポンと『眠り』を踊っているのでした。
へ? 手術して(って言ってたよねえ)そんなにすぐに舞台に戻ったのか!? とびっくりしたのですが・・・とりあえず休んで二人の日本での全幕デビューにつきあってから手術したというコトなのでしょうか?? 

どちらであったにせよ,観客への責任感が強いというか,パートナーに親切というか,立派なコトではありますわね。まあ,オスタのジゼルに関しては,親切以上の気持ちもあったのかもしれませんが・・・。
で,あげく,当のデュポンに映像であんな話をされてしまうとは気の毒でもあります。もちろん,彼女にとってはパリオペの舞台での全幕デビューのほうが一大事で,しかもさらにイレールが・・・ですから,そちらのほうが印象的だったには決まっていますが・・・。

しかし,それにしても,そういうふうに無理をしないで,日本での舞台なんかキャンセルして身体を大事にしなくちゃだめだよぉ・・・と,僭越かつ余計なお世話かつ今ごろ言っても遅い話ながら,説教したくなってしまいましたよ。(いや,私,両公演とも見なかったしー)

あ! だから3月の『ラ・バヤデール』のときは,無理しないで降板したのか!

 

03年9月13日(土) 首相,21日に内閣大幅改造の方向。 

昨日の夜中に放送された「ニコラ・ル・リッシュ パリ・オペラ座の星」を録画しておいてさっき見ました。

新しいデッキで予約に成功してよかったわ〜とか,5倍速というのができるというので試してみたが画面はイマイチかもしれん,とかもありますが,内容について記録というか感想というか。
あ,コレは市販されている「ニコラ・ル・リッシュ 飛翔する魂」というビデオと同じ(又はほとんど同じ?)らしいですねー。フェアリーこちらのページ。97年撮影。
まあ,そういうモノですから全然かまわないでしょうが,ネタバレと言えば言えるから,その辺はご注意くださいね。

始まって間もなくプティとかジャン・バビレなどが登場。バビレの語る『若者と死』創作の逸話が興味深いですが(ジャズで振り付けて直前に音楽がバッハになったので,腕時計をして首をつるテンポを合わせたというような),振付家というのは困った人種だなー,とも思いました。お話を謹聴しているル・リッシュはたいそうかわいい。
『若者と死』リハーサル ピエトラガラと

『白の組曲』リハーサル このパートはマズルカでしたっけ?
指導しているのはバールで,プラテルもいる。で,苦闘の末,「やっと分かった」とか「つかんだ」とか「できるじゃないか」という話になるのですが・・・どこが変わったのかさっぱりわからない自分が悲しい・・・。(あとでよく研究してみよう)

『デフィレ』 バレエ学校生徒のステージリハーサルと本番。
ル・リッシュがクローズアップされるのは当然ですが,なぜかルグリもけっこうちゃんと映る。うーむ,イレールのファンなんかは面白くないのでは? と余計な心配をしました。

バイクでパリの街を走るル・リッシュと『白の組曲』の映像が重なる。
パリオペの上演も是非見たいものです。

自宅での朝食(?)のシーン。いかにも一人暮らし風に見えますが,このころはまだ結婚していなかったのか? と女性週刊誌になってしまいました。

改めてル・リッシュの経歴紹介とか,レッスンに始まりリハーサルが連続する忙しい日程の説明(本人による)とか。

『シルヴィア』リハーサル ノイマイヤーと
ル・リッシュによるとノイマイヤーは「かなり感覚的につくっていく振付家だ。豊富な知識は脇において,すべてを忘れて,自然に生まれてくる感情を優先させる」というコトですが・・・ふーむ,そうなのですか。ちょっと意外なような気も。

『若者と死』当日
楽屋風景なども含めての取材。彼の専用楽屋なのでしょうか,立派で感心しました。シャワー室があるみたいだし,チェストなどが鎮座していて,自宅の一室です,と言われても納得できそうな。

舞台は断片を見ただけで,これはすばらしい♪ 是非見たい! と思えるものでした。ピエトラガラは意外にも肉感的な印象。
うーむ,怪我で中止になったプティ作品の彼のガラを是非実現させてほしいわ〜。
しかし,なぜネクタイまでして帰るのだろーか?? いや,キレイなかっこうで通勤して悪いわけではないですが,あれでバイクに乗って帰るの?

『赤い魚』ダルト振付 オスタと
たぶん見たことがありますが,こういうふうにバックがあって見るほうが雰囲気があっていいみたい。

この辺りから,話は「ニコラ・ル・リッシュ 故障との闘い」という題名に変えたいようなモノになっていって,私はかなり暗い気持ちになりました。小林さんのインタビューを読んだ直後でもありますしね。
パリオペはステージ多すぎ,というか特定のダンサー(若いからわがままを言わないエトワール?)に負担をかけすぎなのでは?

『くるみ』でのデュポンの不運にも同情を禁じえないですわ。だって,彼女はたしか当時スジェで,(クララ向きのエトワールがモーランしかいなかったから)ル・リッシュの指名で主役を踊ることになったはず。(ちなみにルグリは,大胆にもコリフェのユレルを指名) それが,かんじんのパートナーが日本に『ドンキ』を踊りにいってしまうわ,帰ってきたのは初日前日だわ,1回踊るなり降板するわ,代わりのパートナーのイレールは舞台上で怪我をするわ・・・。まあ,ドラマではありますが・・・この映像の中のエピソードで一番印象的だったかも。

ところで,デュポンも朝食(?)を前に語っているのですが,こちらは彼女の自宅なんですかね? アトリエ風というか生活実感がない雰囲気なのですが・・・? と再び女性週刊誌化。
あ,『くるみ』のリハーサル風景もたくさん。指導はド・ヴュルピアン。

インド舞踊を交えた映像作品『けがをしたダンサーの夢想』
えー,すみません。笑いました。お顔がかわいらしすぎてマハラジャ風の衣裳は似合わんですよ。

とにかくなんとか復帰できたということで,『ノートルダム・ド・パリ』リハーサル。パートナーはフェリ。続いてプティと1対1で。プティの優しげでまとわりつくような話し方がちょっと怖い。
ヌレエフ版『ロミジュリ』衣裳合わせ。

ノイマイヤーと『シルヴィア』リハーサル。パートナーはルディエール。
これはすごく興味深かった。プティとか『白の組曲』,『くるみ』は既存の作品のリハーサルでしょ。こっちは,たぶん「創作の現場」だもん。よくまあこういう抽象的な説明で振りを伝えられるもんだ,と感心しつつ感動しました。

ヌレエフ版『ロミジュリ』3幕。墓場のシーン。ゲランと。
ゲランが美しかったです。ル・リッシュは少年のロミオで,これも見たいですー。最近はなんか「野獣派」の趣が強いから(って失礼?),もしかするともう年齢的に遅いのかもしれないけれど,でも見たい。

『ノートルダム』リハーサル。ゲランと。有名なパ・ド・ドゥの最後のシーン。
シャワーを浴びるシーン。ほほー,どういう意味があるのか不明ですがサービスいいですなー。

唐突に,ピエトラガラとのインプロヴィゼーション。
ル・リッシュよりはピエトラガラのほうが振付の才はありそうに思いました。

『ノートルダム』本番。舞台裏も含めて。
ゲラン,イレール,ルグリ,プティも映ったり何か話したりしておりました。

スタジオ撮影の『ロダン』。振付もオスタ&ル・リッシュだそうですが・・・うーむ,やはり振付は向いていないのかもしれん。音楽はマーラーの5番「アダージェット」
で,最後の言葉が「1997年7月,僕はクレールマリー・オスタと結婚した」なのよ。あはは,こりゃまいったね。ごちそうさまでした〜。(そして,女性週刊誌的疑問も解決)

あ,念のため。
他にもバレエ学校での先生セルジュ・ペレッティへの感謝とかヌレエフの思い出とか,パリオペの同僚,コール・ド,スタッフへの気持ちとかバレエへの愛とか,その他もろもろが語られておりましたし,ソロでのレッスン風景やダイナミックなマネージュの映像などもかなりありました。

 

03年9月12日(金) 東京都銀行税訴訟税率3%→0.9%で和解へ。 

キーロフ・バレエ『海賊』のDVDを買いました。

早速見てみたところビデオと同じ映像でしたが(←当たり前),これで,テープが擦り切れたらどうしよう,などと悩まなくてすむのね。巻き戻すと傷む,などという心配もしなくてすむし。
あと,ビデオと違って,カバーがルジマトフ(とアスィルムラトワ)なのよね。うふふ,この写真,大好き♪

それにしても,キーロフの『海賊』ってほんとにいいよねえ。
マールイもいいんだけど,うーむ,やっぱり違う。装置や衣裳や演出も違うけれど,一番違うのは,キャラクター・ダンスじゃないかなあ。格段にキーロフのほうが上だと思うわ。

そして,なんと言ってもルジマトフがすばらしいっっ♪♪ 今さら言うまでもないけれど,ほんとうにすばらしいっっっ♪♪♪

2月に見たていねいな柔らかさも芸術品だと思うし,それはもうすてきだったけれど,でも,私が惚れたのは,このころの,危うい美しさなのアリなのだなー,と改めて思ったことでした。

さて,ところで,表紙のカウンターが120,000を超えました。皆さま,いつもありがとうございます〜。

 

03年9月11日(木) 7月末の高校生求人倍率0.53倍。前年より上昇も過去2番目の低さ。(厚労省調査)

今日も英語版の更新。『ノートルダム』と『デューク』について追加。これで見たモノに追いついたので,気分すっきり〜。

としたところで,ダンスマガジン10月号の残りを読みました。

小林十市さんのインタビューは・・・読むのがつらい。というか,私は怒ってしまいましたよ。

バレエ団の人数が少なくて代役がいないから痛み止めの注射を2本も打って踊るなんて,絶対間違っていると思う。ご本人は立派だし,そういうつもりで話しているのではないだろうけれど,そういうカンパニーのあり方はよくない。ベジャールは間違っている。

小林さんに限らず,バレエダンサーという職業にそういうことが避けられないのは知っている。でも,でも,それを前提にした(と言っては言い過ぎなら「常態」くらいでもいいですが)バレエ団って・・・いったいなによ。それで結果的にダンサー生命を縮めることになるなんて・・・ダンサーをなんだと思っているのよ。日本の話じゃあるまいし。

ブリュッセルからローザンヌに移ったときにカンパニーを縮小した理由はわからないけれど,ベジャールを招いたブランシュヴァイクはいったい何をしていたのか!!!
ローザンヌ・コンクールのTVなんかで,ダンサーの将来の生活保証の話とかよく出てくるじゃない。それなのに,そういうコトをよく考えている人なのに,お膝元の(と言っていいのかどうかは知らないけれど,一応そんな感じに見えなくもない)カンパニーがなぜそんな無茶苦茶なことを・・・。

と,私は思います。

 

03年9月10日(水) 石原都知事,街頭演説で外務省審議官宅への不審物事件について「当然」と発言。

唐突ですが,小嶋さんのフロロについて再び。(いや,三度か? ・・・どころではないな,たぶん)

今までどうだったかよく覚えていないのですが,今回は,死体になっても上手なのね〜,といたく感心しました。

でもね,実は土曜日のマチネに見たときは,「迫力あるなー」くらいだったの。「もしかして,これってものすごくうまいんじゃ?」と思ったのは,ソワレでペッシュを見たから。(ありゃ,またこんなコトを書いてしまった。ペッシュくん,ごめんねー。あなたもすてきなフロロだとは思ったのよ)

舞台の後方が高くなっていて全面に5段の階段があるのですが(←ポスター500円也を買って数えた),フロロはこの階段に頭を下にして斜め&あお向けに倒れて死にます。
で,ペッシュの死体はマチネで見たモノに比べると,なんかイマイチなのよ。全然動いたりしないで上手なのになぜなのかなー? と思って仔細に観察した結果わかったこと。下半身は全部上の舞台の上にあって,上半身だけが階段上にある。

小嶋さんはね,左脚の膝から先が上の舞台上で,右足の腿から先は一段下。だから,全体に身体がかなり下のほうにあって,階段全体を使っているわけ。姿勢としては,たぶん,余計無理があると思うし,だからこそ,より印象的なの。
というわけで,日曜日にもう一度確認。なんて見せ方が上手なのかしら〜。もちろん,微動だにしませんし,それはもう見事でしたわ〜♪

以上。それだけです。すみません。

今日もそれと関係なく更新記録: 英語版に世界バレエフェスティバルについて加えておきました。

 

03年9月9日(火) 自民党野中元幹事長引退表明。反小泉に全力。橋本派分裂も。

えー,ウチにはたまにご質問やご依頼のメールがきます。

それに関連して,恐れ入りますが,お願いが二つほど。ネットのマナーでもなんでもなくて,単に私の感覚の話にすぎないのですが,気を遣っていただけると助かります。

1 「すみません」を「すいません」と書かないでいただきたいのですが・・・。

たいへん多くの方が「すいません」と表記なさるので,言葉自体が変化しつつあるのだとは思います。私もサイトでは教科書や新聞のような日本語を書いているわけではないですから,こだわるのがおかしいとは思うのですが,これだけは気になってしかたがないのですわ。(職場で「すいません」と言われると,謝る原因の案件そっちのけで,そちらを矯正してしまったりする・・・)

あ,あと「こんにちは」を「こんにちわ」とか「では」を「でわ」と書くのも,できれば避けていただきたいです。まあ,こちらは,それはそれでかわいいなー,とも思うから,そんなにこだわりませんけれど・・・。

2 お辞儀の顔文字はやめていただきたいのですが・・・。あ,→の類ね。m(__)m 

私は顔文字を嫌っているわけではないですし,自分でも使います。でも,コレは苦手なの。
だって,「手をついて頭を下げる」ってよほどのコトでしょう? 絵ですませるようなことじゃないよねえ。だいたいご用件はそれほどの大事件ではないのに,なぜこのように不釣合いに大仰な・・・。
って,理屈はどうでもいいですね。とにかく私はこの種の顔文字を使って頼みごとをされると不愉快になるので,使用は避けていただくとありがたいです。

というわけで,「すいませんがよろしくお願いしますm(__)m」などと書いてあると,ヒステリーが起きそうになって,平常心を保つのがたいへん。(←おおげさー)
私の感じ方を押し付けるわけで申し訳ないとは思うのですが,丁重にお書きになったつもりで逆効果を生まないように,ご配慮をよろしくお願いいたします。

関係ないですが更新記録: 英語版にマールイの『ドンキ』と新国立の新潟公演について追加。

 

03年9月8日(月) 自民党総裁選立候補は,小泉首相,藤井元運輸相,亀井前政調会長,高村元外相。

続いて今日は,『デューク・エリントン』初演のときのビデオ(TVからの録画)を見ました。

小嶋さんの踊りがあまりに私の好みなので感激しちゃったわよ。(って,あはは,何を今さら) ジャズの表現としては,あのノリでいいのかどうか,なんだか疑わしいとは思うんだけど,何をやってもきれいで軽くて,見てるとほんとに幸せ〜な気分になる。
おかげで,今回出てくれなくてやっぱりちょっと意気消沈していたのが,8割がた回復しましたわ〜。

ということで,表紙の模様替え。『ジゼル』パ・ド・ドゥだから,また百合のイラストなの。うーむ,今年3回目の登場で使い回しもいいところですわね。

それにしても,こんなに何回もアルベルトが見られるなんて,年の初めには思ってもみなかったわ〜♪
やっぱり『マノン』の準備があるからかしらん,『イン・C』もドゥアトも今のところ望み薄みたいで,新国立もいったい何考えて公演日程決めてるんだか・・・とは思うけれど,うふふ,美しい伯爵さまがまた見られるからそれでいいわね〜。

・・・・・・と,思い込むよう努力中です。

 

03年9月7日(日) 国連は爆弾テロを受けてイラク要員は9割減の90人規模に。

DVDプレイヤーがご到着〜〜♪♪

「ファルフ・ルジマトフ4大傑作選集」を早速見ましたが,わははは,聞きしに勝る徹底した編集で嬉しくなっちゃうわぁ。

冒頭の『海賊』なんか,前置きなしでいきなり二丁拳銃の場面が出てくるのよ。いや〜ん,嬉しすぎっっ♪ あ,でも,ピンクのバスタオル(←違うって)を脱ぎ捨てるところがないのは残念だったかも〜。(意味不明の方には申し訳ございません。あ,こちらをお読みいただけば,同感はできないまでも,私の気分は察していただけるのではないか,と)

で,すぐにパ・ド・トロワになって,しかも,コンラッドはおろかメドーラのヴァリアシオンさえ収録されていないの。アダージオのときはいっしょに踊っているのはヴィシニョーワ/シェミウノフだったのに,コーダの前半はシェスタコワ/プハチョフで,最後はまたヴィシニョーワたちに戻る。(笑)

全編この調子で,(レドフスカヤのキトリのヴァリアシオンだけはあったけれど)「バレリーナをないがしろにするにもほどがある」感に満ち満ちた,彼のファン以外の方にはとうていお勧めできない,それはもうすばらしいモノでしたわ〜♪

あ,でも,とても美しいから,ファン以外の方もよかったらご覧になってね。9千円もするのが難点ですけどー。

 

03年9月6日(土) パレスチナ自治政府アッバース首相,アラファト議長と対立,辞任。

今さらですが,レドフスカヤ/ルジマトフの『ドン・キホーテ』の感想を載せました。

えーと・・・もちろん誉めていますが(あの舞台を見て誉めないヒトは珍しかろう),イマイチ熱がないです。
というか,ルジマトフファンの皆さまにはご注意いただいたほうがよろしいかと思います。(うーむ,なんか最近こういうのが多いよねえ。私はホントに彼のファンなのだろーか?)

 

03年9月5日(金)  宮城県警報償費問題,知事要求監査の結果は聴取拒否などにより判断回避。

実はふた月くらい前からビデオデッキが故障していて・・・修理の業者を呼ぶにはウチの中をそれなりには整理整頓しなければならんが,バレエを見るのに忙しくてそのヒマがない。困っていたら「ファルフ・ルジマトフ4大傑作選集」というDVDが出たという話になって,そうか,この際(どうせ修理経費がそれなりにかかるわけだし)DVDプレイヤーを買ったほうがよかろうと思ったものの,今度は買いにいくヒマがない。

そうこうするうちに日が経ちましたが(注1:「4大傑作選集」DVDはもちろん買ってある),今日やっとお店に行って,DVD+VHSデッキを購入。配達&設置も頼んだので(注2:ウチにはそういうコトを担当してくれる男手がない)使えるのはあさってになりますが,うふふ,楽しみだわ〜。

思い返せば,この2か月間はなんと不自由であったことか・・・。
テレホワ/ルジマトフの『ドンキ』で気分を高めることができない,せっかく買ったDVDもそこにあるだけ,世界バレエフェスに備えて『小さな死』や『マノン』の映像を見ることもできない,パリオペの映像で『ノートルダム』の予習ができない,『デューク』はやっぱり小嶋さんでなくちゃ〜,と思ってもそれを確認することができない・・・。

私は,映像の名演より生の並みの舞台のほうが好きですが(注3:だからこそふた月がまんできたのであろう),やっぱりストレスたまったわぁ。

 

03年9月4日(木) 皇太子妃雅子さま9年ぶり(やれやれ)の里帰り。

気分が平常モードに戻ったので,買ってあったダンスマガジン10月号をじっくりと眺めました。

おお,なるほど〜,ルジマトフファン必見という評判だけあって,彼のお写真がたくさんある上に,インタビューまである♪ いや,しかし,たしかにこのインタビューのページの写真は・・・わははは・・・なんともあいさつに窮しますなー。あ,よく言えば,萩原健一のようですね。

それにしてもパケットはハンサムだなー,とか,うーむ,小嶋さんの『パキータ』の写真は果たしてクララと同じで新書館は芸がなさすぎ,とか思いながら読み進んでいたのですが,キーロフの『春の祭典』の写真で手が止まりました。

あの特徴的な衣裳とメイクでも,キーロフのバレリーナ(というかロシアのバレリーナ?)なのが歴然としている。私の知っているこの作品,パリオペで見たモノとは明らかに雰囲気が違う。どちらがいいかは別として,絶対違う。
上演として優れていたのかどうかはもちろん写真だけではわからないけれど(評は誉めてありますね),これは,見たい。見てみたい。どういうモノになったのかわからないから,是非見たい。

・・・まあ,海外遠征しなけりゃ,まず無理でしょうけれどねえ・・・。

あ,あと,パリオペのアルブレヒトの衣裳が,横じまトックリセーター形式から由緒正しいモノに戻ったのは誠にめでたいと,他人事ながら思いますです。

というコトで,今日は小林十市さんのインタビューの前まで。

なお,雑誌掲載のページを更新。ファルフさん小嶋さんと両方。
それから,この雑誌の目録作ろうかなー,という試みは面倒で気力がわかないので,とりあえず断念しました。

 

03年9月3日(水) 農水省02年産米19万トンを市場投入へ。

For Ballet Lovers Onlyさんからお知らせメールが来たのですが,キーロフのバレリーナの人気投票を開始したそうです。

今見てきたら,1位はヴィシニョーワ,2位がロパートキナ,3位はアユポワでした。ボリショイに移籍したザハロワの名前もリストに載っていますが・・・さて,私は誰に投票しようかなー? 

あ,あとサラファーノフくんの写真のページができていました。
かわいいよねえ♪ なんかジャニーズジュニアのような愛らしさだわ。こんなに細くてリフト大丈夫かしら,と思ってしまうくらい細いしー。
私服姿が2枚とソロルが1枚,そして,ザハロワとの『エチュード』もありました〜。

 

03年9月2日(火) 自民党橋本派,総裁選は分裂に。藤井氏出馬容認,青木氏は首相支持。

今回の『デューク・エリントン・バレエ』は小嶋さんが出なかったので(←まだ言ってる),フィナーレの「A列車で行こう」のときに,全体というかあちこちを見ることができました。

一番よかったのは,ベランガールかな。リズム感がいいというのかしらん,音楽の雰囲気を表現している踊り。
ラカッラもよかった。今回女性ソリストは彼女と草刈さんと上野さんの3人でしたが,身体が二人の倍以上歌っている(踊っている)ように見えました。
ペッシュはですねー,腰の振り方なんかは今一つイケてないんだけど(対ベランガール比。日本人ダンサーの水準よりはかなりよいでしょう),最後に前転してスライディングするとか,舞台の上に転がって片脚を突き上げるとか,そういう方面のはじけ方で活躍していました。
ドゥガラーは,ジャズというより横浜銀蝿(←古いっ)風のノリに見えました。チンピラみたいなかっこつけ方なんだけれど,動きが王子だから,それでも下品にならないですてきなのよ〜♪

カーテンコールをはさんで2回踊った後に,プティが迎え入れられて,さらに芸術監督の三谷さんも登場。で,また音楽が始まって,二人も参加してあと2回踊られました。
プティは,振りを忘れた演技をしていて,わかっていても笑ってしまうわ。2年前より踊れなくなっていましたが,年齢を考えれば恐るべき身の軽さ。
三谷さんは,「え? オレも踊るの?」とたじろぐふりはしていましたが,それなりにちゃんと踊っていました。(あ,三谷さんは往年のダンスール・ノーブル。清水哲太郎さんくらいの世代かな。今でも,『ラ・フィーユ・マル・ガルテ』のお母さん役などで舞台に立つこともあります)

男性コール・ドは後列にいたのですが,こちらもそれぞれ活躍。逸見さんもノリノリでかっこよかったし,今さんは,3回目のときなんか,片手で側転していたわよ。いや,それにしても,彼はキレがいい。その直後に前列のダンサーの間を通って前に出る動きがあるんだけど,側転から立った勢いのまま身体をくるっと翻して狭いスペースを通る動きには「きゃああ」でしたわぁ。

で,前に出た男性陣(コール・ド+黒人ゲスト3人)が,下手から順に身体を上手側のダンサーのほうに傾けて行って,最後の一人は勢い余って(というか次に誰もいないから)袖に転がり込んでしまうという振付になるの。
最初の2回は,この振付に忠実に踊られたのですが,3回目に至って,上手端にいたダンサー(たぶん和泉沢信行)が身体を退いたため2番目のダンサー(菊地研)が転がる破目に。わははは。
なので4回目も注目していたら,今度は菊地さんがよけて,3番目のダンサー(たぶん徳永太一)がべちゃっとつぶれていましたわ。
ますます笑いながら,あらら,4番目にいるのは逸見王子じゃないの,もう1回踊ったら彼が転がされるのかしら〜,徳永さんに大(?)先輩を転がす勇気があるかしら〜,と楽しみにしていたのですが・・・5回目はなかったです。
うーむ,残念であった。

 

03年9月1日(月) 東京都銀行税訴訟,大手5行は和解案拒否へ。

『デューク・エリントン・バレエ』がどう《改訂版》だったかについて

なんの役に立つのか? はともかく,私,こういうのを整理するのが好きなの。

今回の上演順 出演者 前回 出演者
1 The Opener ベランガール 小嶋
2 In a Sentimental Mood / Mr. Gentle and Mr. Cool 菊地 ほか 小嶋,菊地 ほか
3 Don’t Get Around Much Anymore ラカッラ,ペッシュ タルボット,佐藤
4 Solitude 上野 ほか 上野 ほか
5 Happy Go Lucky Local ボニーノ,塚田 ボニーノ,正木
6 Come Sunday ロドリゲス,アラガオ,ジョブソン アルヌール,ロドリゲス,アラガオ
7 Afrobossa ラカッラ,ベランガール,ペッシュ    
8 Hi-Fi Fo Foms  ドゥガラー ほか 10 小嶋 ほか
9 Mood indigo / Dancers in love ベランガール 11 ペパリーノ
10 Sophisticated Lady : Chelsea Bridge / Satin doll ラカッラ,アラガオ,塚田,菊地 12 タルボット,アラガオ,塚田,菊地
11 Telecasters ペッシュ 6の一部 菊地
12 It don’t mean a thing ベランガール ほか 13 ペパリーノ ほか
13 Caravan 男性コール・ド 男性コール・ド
14  Cotton Tail 上野,ボニーノ 14 上野,ボニーノ
15 Ad Lib on Nippon  草刈,ドゥガラー ほか 15 草刈,正木 ほか
16 Kinda Dukish Rockin in Rhythm ロドリゲス,アラガオ,ジョブソン 16 アルヌール,ロドリゲス,アラガオ
17 Take the “A” Train ソリスト全員 ほか 17 ソリスト全員 ほか
    3 Island Virgin 小嶋,森田,正木
    6 Shakespeare 志賀,小嶋,森田,菊地

ということでした。

上演順はいろいろ手を入れているけれど,要するに,今回出演しなかったダンサーの演目がなくなって,ラカッラたちのための新作を足しただけとも言えそうですなー。

うーむ,しかし「Island Virgin」がなくなったのは,(今回は小嶋さんが出なかったから結果的には同じだけれど)残念なコトです。大好きだったのにぃ。
次の上演のときは復活するかしら〜。してほしいな〜。いや,そもそも,次の上演があるかどうかわからないわね〜。だいたい,あんなかわいらしい演目が数年後にも似合うかどうかが問題かしら〜。それより,新国立のスケジュールと調整がつくかが先決かも〜。

って,鬼が笑うどころの話じゃないわね,これじゃ。

 

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