「川島の放置DL」

 

 

 この道では有名どころではあるが、あんまりいい雰囲気にあるので、このままタイムカプセルにしてしまいたい気分になるので、裏にUPすることにしてしまった。もともとはどのように軌道が張られていたのであろう。上の機関車は渡辺兵助商店製。後に紹介するのが松岡製だ。ここにいる2台の機関車は、静かに時の流れるままにたたずんでいる。それが実にいい。もともとは機関車の前後は板塀があったらしいが、ファンがはがしたのか、今では一枚もない。おかげで撮影は楽だが、雨風をまともに受けるので、これからは劣化が進むだろう。

 

 

 

1〜2年前、この周りの整地を始めていたので、いよいよお別れかと思ったが、真岡鉄道に行くついでに立ち寄ったところ、今でもしっかり残っていた。こちらの松岡のボンネットは単端式のそれを思いおこさせる、優雅な曲線が気に入っている。復元するなんて野暮なことは言わずに、このまま静かに時の流れるまま、そっとしておけないものだろうか。建物と一緒に・・・。

 

 

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